The Mantovani Orchestra – Italian Fantasia Medley

The Mantovani Orchestra - Italian Fantasia Medley

マントバーニのイタリア民謡の流れるホテルの小さなバー

夕方になって日が翳り始める頃、
僕たちはプールから出て、
マントバーニのイタリア民謡の流れるホテルの小さなバーに入り、
冷たいビールを飲んだ。
広い窓からは港の灯りがくっきりと見えた。
「女の子はどうしたんだい?」
僕は思い切ってそう訊ねてみた。
鼠は手の甲で口についた泡を拭い、
考え込むように天井を眺めた。
「はっきり言ってね、
 そのことについちゃあんたに何も言わないつもりだったんだ。
 馬鹿馬鹿しいことだからね。」
「でも一度は相談しようとしただろう?」
「そうだね。
 しかし一晩考えて止めた。
 世の中にはどうしようもないこともあるんだってね。」

―村上春樹,風の歌を聴け

世の中にはどうしようもないこともある、
それは間違いない。

そのことを語らせるコンテストでもあれば、
多分ボクはチャンピョンにはならなくてもかなり好成績を収められそうな気がする。

どうしようもないことっていうのは、
本当にどうしようもない。

ただどうしようもなさそうに見える多くは、
どうにかできたりするものだ。

可能性が1%もないものもあれば、
五分五分のものだってある。

五分五分もあれば、
あとは自分次第。

変えられるものを変えるの勇気と変えられないものを受けいれる冷静さ、
そして変えられるものと変えられないものとを見分ける賢さ。

この変えられるものと変えられないものとを見分ける賢さ、
これがあれば良いのだけれど。

マントバーニのイタリア民謡

マントバーニのイタリア民謡が出てくるけれど、
興味がないのでスルーしたいところだけどそうもいかない。

アンヌンツィオ・パオロ・マントヴァーニは、
イギリスの指揮者であり編曲者だ。

ストリングスを上手く駆使した、
イージーリスニングの第一人者の一人。

イージーリスニングって和製英語のようだけど、
ちゃんとした英語だったりする。

ここに出てくる『マントバーニのイタリア民謡』は、
イタリア民謡メドレーの『イタリアの幻想(Italian Fantasia)』なのかな?

好んで聴くことはまずないけど、
流れていればまあ聴いても害にはならない。

【風の歌を聴け】で流れる他の音たちはこちら!

コメントしてみる お気軽にどうぞ!

タイトルとURLをコピーしました