Brook Benton – Rainy Night in Georgia

rainy-night

これをただ黙って聴いてくれ。本当に良い曲だ。暑さなんて忘れちまう。

オーケー、
一曲目。
これをただ黙って聴いてくれ。
本当に良い曲だ。
暑さなんて忘れちまう。
ブルック・ベントン、
「レイニー・ナイト・イン・ジョージア」。

―村上春樹,風の歌を聴け

1970年にリリースされたブルック・ベントン最大のヒット曲、
それがこの『Rainy Night in Georgia』だ。

ラジオN.E.Bの『ポップス・テレフォン・リクエスト』、
うんざりするような暑さなんて御機嫌なロックを聴いて吹き飛ばそうとDJが最初に掛ける曲がコレ。

Brook Benton – Rainy Night in Georgia

I feel like it’s been raining all over the world
世界中で雨が降っているみたいだな

元々この曲は、
1967年にトニー・ジョー・ホワイトが書いた曲。

1969年のアルバム『…Continued』で、
ブルック・ベントンのバージョンより先にリリースされている。

まあオリジナルなんだけど、
やはりこの曲はブルック・ベントンだな。

ボクはジョージアには行ったことはないけれど、
雨が降っている夜を1番感じることができるのがこのバージョン。

アレンジも良いんだけれど、
やはり彼のヴォーカルはこの曲に関しては他の沢山あるカバーの中では抜きん出ていると思うのだ。

曲のイントロが流れると、
現実が霞んで歌の世界の情景が浮かぶ。

暑さなんて忘れちまう、
というのもあながち大袈裟でも嘘でもないのだ。

素晴らしいね、
これが音楽だ。
ブルック・ベントン、
「雨のジョージア」、
少しは涼しくなったかい?

―村上春樹,風の歌を聴け

日本の夏 暑い夏

暑い夏

それにしても最近の夏は、
いわゆる『日本の夏』とはもう言い難い。

すっかり秋をほぼすっ飛ばして冬に向かう頃には、
その暑さもまた懐かしかったりするんだけど。

1898年から統計を開始した日本の平均気温偏差(基準にした平年の値は1981〜2010年の平均)は、
2023年は過去最高を記録している。

1898年が-1.03だったのに対して、
2023年は+1.76。

これまでで1番高かったのが、
2010年の+1.08だからね。

もうヤバいとしか言いようがないし、
これからも更に暑い夏がやってくるのかもしれない。

でもまあそんな時は涼しくなるような音楽を流すのも、
エアコンの設定温度を下げるよりも地球に優しいかもしれない。

Rain Songs

雨

ところで、
雨の歌と言えばどんな曲を思い出すかな?

雨歌を聴きながらなら、
外出するのも悪くない。

でも雨の降る日は、
お家にいて窓の外を眺めている方が好きかな。

そんな時は、
好きな雨曲のPlaylistを流しながら過ごすのだ。

【風の歌を聴け】で流れる他の音たちはこちら!

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