ヴィヴァルディ-ヴィオラ・ダモーレのための協奏曲

『ヴィオラ・ダモーレのための協奏曲』がかかっていた

ラジオをつけると、
FM放送でイ・ムジチ合奏団の演奏するヴィヴァルディの『ヴィオラ・ダモーレのための協奏曲』がかかっていたので、
それを聴くともなく聴いていた。

街とその不確かな壁

ヴィオラ・ダモーレは、
バロック時代（特に17世紀の終わりから18世紀の前半）に用いられた楽器。

6ないし7弦の演奏弦と、
同数の共鳴弦を持つ擦弦楽器だ。

ヴァイオリンと同じように、
肩の上に乗せて演奏する。

ヴァイオリンより演奏弦が多くて、
裏板は平面で指板にフレットがない。

viola d’amore、
愛のヴィオラということで甘美で温かい音色が特徴だ。

6つのヴィオラ・ダモーレ協奏曲集

ヴィヴァルディの作曲した、
ヴィオラ・ダモーレのための協奏曲は何曲かある。

それが、
6つのヴィオラ・ダモーレ協奏曲集。

村上春樹『古くて素敵なクラシック・レコードたち』でも、
このヴィヴァルディ：ヴィオラ・ダモーレのための協奏曲集が出てきていたのを思い出した。

そこで紹介されているレコードの中に、
イ・ムジチ合奏団の演奏はない。

他には、
ヴィオラ・ダモーレとリュートのための協奏曲ニ短調 RV540というのもある。

ここでは、
イ・ムジチ合奏団の演奏が流れている。

イ・ムジチ合奏団は、
これらすべてを吹き込んでいるのでFM放送からそれが流れていたのか？はわからない。

なので、
勝手に選んでこれにする。

Viola d’amore Concerto in A Minor,RV 397

イ・ムジチ合奏団、
ヴィオラ・ダモーレ協奏曲 イ短調 RV 397。

ヴィオラは、
マッシモ・パリス。

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