元々はザ・ジプシーズというグループ名だった、
ザ・フラーテーションズ。
1962年に結成された女性グループで、
メンバーこそ違えど何と未だに活動しているみたいだ。
そのザ・フラーテーションズ が1968年にリリースしたシングルに、
『Nothing But A Heartache』という曲がある。
今回のクリスマス・ソングは、
そのシングルのB面の『Christmas Time Is Here Again』。
曲は、
トニー・ワディントンとウェイン・ビッカートン。
特別強烈な印象を残すわけでもないんだけれど、
なんとなく流れていると心地良くなる曲だ。
この2人は幼なじみで、
ビートルズがメジャー・デビューする前に解雇されたドラマーのピート・ベストのバンドに居たことがあるんだよね。
See the snowflakes falling around me
The Flirtations – Christmas Time Is Here Again
I watch them fall to the ground
Christmas cards completely surround me
Hung on the walls all around
I see the candle glow and the snow upon my window pane (window pane)
All over the world it’s the same Christmas time is here again
雪が降っているわ
私はそれが地上に落ちていくところを見ている
壁に吊るされたクリスマス・カードに囲まれてね
ろうそくの煌めきと窓辺の雪が見えるわ
世界中にクリスマスがまたやってきたのね
って感じで始まるこの曲、
同じタイトルの曲がそのビートルズであるけどそれとは違う曲。
ビートルズの方は、
残念ながらSpotifyにはないのでここではアップできない。
元々ビートルズの『Christmas Time Is Here Again』はファン・クラブ用に毎年つくられていた、
クリスマス・アルバムの5作目1967年盤に入っていた曲。
その後1995年12月リリースのビートルズのシングル、
『Free As A Bird』のB面に短く編集した音源が収録されている。
あとは2017年リリースのボックス・セット、
『The Beatles’ Christmas records』にはオリジナルがそのまま収録されている。
要するにこちらのザ・フラーテーションズのものとは、
何の関係もないのだ。
毎年、
クリスマスはやって来る。
それがどういう状況であれ、
誰にでも訪れる。
できればいつもハッピーな状態でクリスマスを迎えたいものだけど、
まあ今更クリスマスだからどうこうということはない。
とうわけで…
今回のクリスマス・ソングは、
元々ザ・ジプシーズというグループ名だったザ・フラーテーションズ。
1968年に『Nothing But A Heartache』のB面でリリースされた、
『Christmas Time Is Here Again』をお届けしました。
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