- お酒がタイトルだったり歌詞に出てきたりするプレイリスト
- Billy Joel – Root Beer Rag
- The Doors – Alabama Song (Whisky Bar)
- The Who – Whiskey Man
- The Kinks – Alcohol
- Bad Company – Whiskey Bottle
- Cream – Sweet Wine
- Eric Clapton – Bottle of Red Wine
- Stray Cats – Wicked Whisky
- Lynyrd Skynyrd – Whiskey Rock a Roller
- Procol Harum – Whisky Train
- AC/DC – Whiskey on the Rocks
- Dr.Feelgood – Milk and Alcohol
- Oasis – Cigarettes & Alcohol
- AC/DC – Have a Drink on Me
- Tom Waits – Jockey Full of Burbon
- Wynonie Harris – Quiet Whiskey
- Nina Simone/Bessie Smith – Me and My Gin(Gin House Blues)
- Robert Johnson – Drunken Hearted Man
- Oscar Peterson & Harry Edison – Days of Wine and Roses
- Tom Waits – A Sight for Sore Eyes
- John Lee Hooker – One Burbon,One Scotch,One Beer
- Buddy Guy – Whiskey,Beer&Wine
- Amos Milburn – Bad,Bad Whiskey
- The Andrews Sisters – Rum and Coca-Cola
- Willie Dixon – If the Sea was Whiskey
- Tom Waits – The Piano Has Been Drinking (Not Me) (An Evening with Pete King)
- Alanis Morissette – Reasons I Drink
- Elliott Smith – Between the Bars
- David Byrne – The Man who Loved Beer
- Eric Burdon and War – Spill the Wine
- Amy Winehouse – Rehab
- The Doors – Whiskey,Mystics and Men
- Janis Joplin – What Good Can Drinkin’ Do
- Tom Waits – Warm Beer and Cold Women
- というわけで…
- まとめ Play List
- Another Nowhere Playlist
お酒がタイトルだったり歌詞に出てきたりするプレイリスト
さて、
今回のどこにもないプレイリストは『お酒』がテーマ。
ところで、
最古のお酒って知っているだろうか?
およそ1万4千年も昔々、
狩人が熊などに荒らされ破損した蜂の巣に溜まっている雨水を飲んだのが最古の飲酒だと言われている。
蜂蜜酒、
ってやつだね。
水と蜂蜜を混ぜて放置しておくと、
自然に酒の成分であるアルコールになるらしいのだ。
旧石器時代から脈々とお酒は飲み続けられているわけで、
長きにわたって生き残り続けている文化というよりは文明ともいえる。
さてさて、
そんな『お酒』絡みの曲を並べていこう。
今回は、
35曲。
他のおまけの曲も含めれば、
もっと多い。
ということで、
始めてみよう。
Billy Joel – Root Beer Rag
最初は、
ビリー・ジョエルのこの曲。
1974年、
3rdアルバム『Streetlife Serenade』の中の1曲。
ビリー・ジョエルのピアノの速弾きのインスト・ナンバーで、
これがライヴだともっと早くなる。
ちなみにルートビアはアルコールを含まない炭酸飲料の一種なので、
お酒の曲じゃないといえばまあそうなんだけどそれはそれで。
このルートビア、
スヌーピーの大好物なんだよねというのはどうでも良い話。
The Doors – Alabama Song (Whisky Bar)
ザ・ドアーズ、
1967年の1stアルバム『The Doors』の中の1曲。
Well, show me the way
Bertolt Brecht/Kurt Weill – Alabama Song
To the next whiskey bar
Oh, don’t ask why
Oh, don’t ask why…
ねえここから一番近いウイスキー·バーには
どう行けばいいのか教えてくれないか?
どうか理由は聞かないでほしい
理由は聞かないでほしいんだ…
もちろん、
これはオリジナルではない。
元々は1930年の政治風刺オペラ、
『Aufstieg und Fall der Stadt Mahagonny(マハゴニー市の興亡)』にも出てくる曲。
作詞はこのオペラの台本を書いたベルトルト・ブレヒト、
クルト・ヴァイルが作曲。
実際には詩は1925年に書かれ、
1927年に曲が付けられている。
それをヴァイルの妻でもある、
ロッテ・レーニャが最初に唄って後に吹き込んでいる。
更に1955年の『Lotte Lenya Singt Kurt Weill』では、
違うヴァージョンを聴くことができるんだけどこれがなかなか良いのだ。
The Who – Whiskey Man
Whiskey Man’s my friend
John Entwistle – Whiskey Man
He’s with me nearly all the time
He always joins me when I drink,
And we get on just fine…
ウィスキー・マンは俺の友達で
いつだって一緒なんだ
酒を飲んでるといつも絡んでくるから
共に楽しく過ごすんだ…
ザ・フーが1度解散した後に再び集まってつくられた、
1966年の2ndアルバム『A Quick One』の中の1曲。
2枚目にしてカヴァーは1曲のみで、
あとはメンバー各自の曲が入っている。
この曲はピート・タウンゼントじゃあなくて、
ジョン・エントウィッスルの曲だね。
The Kinks – Alcohol
Oh demon alcohol
Ray Davies – Alcohol
Sad memories I cannot recall
Who thought I would say
Damn it all and blow it all…
ああ悪魔の酒
思い出せないよやらかしちまったことを
畜生
やっちまったな…
キンクス、
1971年の『Muswell Hillbillies』の中の1曲。
Muswellは、
デイヴィス兄弟出身地のロンドンのマスウェル・ヒルにちなんでいる。
米国南部の音楽を取り入れながら、
その故郷のマスウェルを舞台にした曲が並んでいる。
曲は、
もちろんレイ・デイヴィス。
キンクスというバンドのいわゆる黄金時代、
その最後の作品といわれているんだけどまあ確かにそうと言えなくもない。
Bad Company – Whiskey Bottle
Well, well, well, oh yeah, mmm
Burrell/Ralphs/Rodgers/Kirke – Whiskey Bottle
I’m sitting here in Memphis
Whiskey bottle in my hand, oh. I got to find a woman
I’m only on a one-night stand…
さてさて
オレはここメンフィスでじっとしている
手にはウィスキーのボトル
女を見つけないとな
一晩限りの遊びさ…
バッド・カンパニー、
1975年のシングル『Good Lovin’ Gone Bad』のB面の曲。
2枚目のアルバム『Straight Shooter』からのシングル・カットだけど、
B面のこの曲はオリジナルには収録されていない。
このアルバムのジャケットは、
ヒプノシスが手掛けたあの印象的な赤いダイスのやつだね。
Cream – Sweet Wine
Who wants the worry, the hurry of city life.
Ginger BakerJanet GodfreySweet WineGinger BakerJanet Godfrey
Money, nothing funny, wasting the best of our life…
誰が好んでこんな忙しない都会の生活でわざわざ気をもみたがるのさ
金なんて面白くもなんともないしそれって人生損しているんだよ…
クリーム、
1966年の1stアルバム『Fresh Cream』の中の1曲。
曲はジンジャー・ベイカーと、
ジャック・ブルースの奥さんだったジャネット・ゴッドフリー。
リード・ヴォーカルは、
クラプトンじゃあないよ。
もちろん、
ジャック・ブルースだ。
このアルバムでクラプトンがリード・ヴォーカルをとっているのは、
ロバート・ジョンソンのカヴァー『Four Until Late』だけだったはず。
Eric Clapton – Bottle of Red Wine
Get up; get your man a bottle of red wine
Eric Clapton – Bottle of Red Wine
Get up; get your man a bottle of red wine
I can’t get up out of bed
With this crazy feeling in my head
Get up; get your man a bottle of red wine…
さあ起きろオマエの男のために赤ワインを手に入れろ
オレは頭がイカれちまってベッドから起き上がれやしない…
エリック・クラプトンのソロ名義での1stアルバム、
1970年の『Eric Clapton』の中の1曲。
このアルバムからのシングル、
『Blues Power』のB面にもなっている。
このアルバムの曲の殆どが、
レオン・ラッセルやデラニー・ブラムレットとの共作。
ただこの曲は『Easy Now』と共に、
共作ではない2曲のうちの1曲。
Stray Cats – Wicked Whisky
ストレイ・キャッツ、
1981年の『Gonna Ball』の中のインスト曲。
曲は、
ブライアン・セッツァー。
確かこのアルバムのキーボードは、
イアン・スチュアートだったな。
この曲のタイトル『Wicked Whisky』の『Whisky』、
ここまで出てきたものは『Whiskey』だったけど『e』が抜けている。
この『e』のあるなしは、
スコットランドとアイルランドがウイスキーの元祖を主張し区別するために綴りを変えたもの。
『Whisky』がスコッチウイスキーで、
『Whiskey』がアイリッシュウイスキー。
バーボン・ウイスキーはほぼ『Whiskey』だけど、
それはアメリカのウイスキー蒸留所の創設者の多くがアイルランド出身だったからみたい。
Lynyrd Skynyrd – Whiskey Rock a Roller
I’m headed down a highway got a suitcase by my side
E. King/R.Van Zant/Billy Powell
Blue skies hangin’ over my head I got 500 miles to ride
I’m goin’ down to Memphis town to play a latenight show
I hope the people are ready there ‘cause the boys are all ready to go…
オレはスーツ・ケースを引き摺ってハイウェイに向かっている
青い空の下500マイルも走ってきたんだ
レイトナイト・ショーで演る為にメンフィスまでやってきたんだ
準備は万端だからみんなが楽しみにしているといいな…
レーナ―ド・スキナード、
初の全米トップ10アルバムとなった1975年の『Nuthin’ Fancy』の中の1曲。
歌詞の中に『She likes to drink Old Grandad』って出てくるけど、
この『Old Grandad』はケンタッキー・バーボンの1つだ。
1796年にケンタッキー州で、
バーボンの先駆けであったベイジル・ヘイデンが蒸留したのが始まり。
1882年に3代目レイモンド・B・ヘイデンが祖父の創業に敬意を払い、
自社バーボンに『Old Grand-Dad(偉大なるおじいちゃん)』と名付けたことが酒名の由来。
Procol Harum – Whisky Train
Ain’t gonna ride that whisky train
Robin Trower – Whisky Train
Ain’t gonna burn up no more flame
Throw away my bottle down the drain
Ain’t gonna ride that whisky train…
ウィスキー・トレインに乗るつもりはないぜ
もうこれ以上燃え上がることもないさ
ボトルは排水溝に捨てちまうんだ
もうウィスキー・トレインなんかには乗らないのさ…
プロコル・ハルム、
1970年の『Home』の中の1曲。
作詞はキース・リード、
曲はロビン・トロワ―。
代表的なジミヘン・フォロワーの1人だけあって、
この曲はいかにも『ぽい』感じだ。
これまでそこまで主張していなかったギターが、
かなり前に出ているアルバムだけどこの曲もそうだね。
オルガンのマシュー・フィッシャーとベースのデヴィッド・ナイツ(ベース)脱退、
2人を補う形でクリス・コッピングが加入した作品。
プロコル・ハルムって、
どうしても『A Whiter Shade of Pale』のイメージを持つ人が多いんだろうけどこんなののもあるのだ。
AC/DC – Whiskey on the Rocks
I’ve been drinkin’ all night long
Angus Young/Malcolm Young – Whiskey on the Rocks
So long baby, I’m gone…
一晩中酒を呑んでいたんだ
じゃあなオレは行くぜ…
AC/DC、
1995年の『Ballbreaker』の中の1曲。
ここでは、
歌詞にお酒の名前がいろいろ出てくる。
例えば、
ウォッカがベースのカクテル『Bloody mary』。
標準的なレシピはウォッカ 45 mlにカット・レモン1/6個、
そしてトマト・ジュース適量。
プロテスタントを300人以上処刑した、
16世紀のイングランド女王メアリー1世の異名に由来するという説があるやつだ。
あとは
多分ビールのほうではなくてラムの方だろう『Old Jamaica』。
ラムを世界的に有名なお酒にしたのは、
実はジャマイカ諸島。
そのジャマイカ産のラムの1つ、
1825年に首都キングストンにジョン・レイが設立したJ・レイ&ネフュー社のものだ。
そしてラムをベースに、
オレンジキュラソーとライムジュースで作るのカクテル『Mai Tai』。
ポリネシア語で『最高!』、
という意味があるトロピカル・カクテルの女王。
更にシンガポールのラッフルズ・ホテルのチーフ・バーテンダー、
嚴崇文が最初に作ったのが始まりのジン・ベースのカクテル『Singapore Sling』。
ラッフルズ・ホテルのレシピは結構複雑だけど、
ロンドンのサヴォイ・ホテル・チーフ・バーテンダーのハリー・クラドックが簡素化し広まった。
あと『Beam me up Jim』ってあるけど、
これはジム・ビームのことなんだろう。
Dr.Feelgood – Milk and Alcohol
White boy in town
Nick Lowe/Gypie Mayo – Milk and Alcohol
Big black, blue sound
Night club, I paid in
I got a stamp on my skin…
街の白いガキ
デカい黒にブルー・サウンド
ナイト・クラブにオレは入る
肌にスタンプを押してもらってな…
ドクター・フィールグッド、
1978年の『Private Practice』の中の1曲。
曲はニック・ロウと、
ジッピー・メイヨー。
ジョン・リー・フッカーのライヴのあと、
カルーア・ミルクを呑み過ぎたニック・ロウの体験を詞にしている。
ジョン・リー・フッカー1964年のシングル『It Serves You Right To Suffer』の歌詞の中に、
『Your doctor put you on Milk, cream and alcohol』とあってこれに触発されたという話もある。
ちなみにカルーア・ミルクは、
コーヒー・リキュールのカルーアを牛乳で割ったカクテルだね。
Oasis – Cigarettes & Alcohol
Is it my imagination
Noel Gallagher – Cigarettes & Alcohol
Or have I finally found something worth living for?
I was looking for some action
But all I found was cigarettes and alcohol…
こりゃあただの気のせいなのか?
それとも生きる意味ってやつがわかったのか?
楽しみをいろいろ探し回ったけど
見つかったのはタバコと酒だけだ…
オアシス、
1994年の1stアルバム『Oasis』からの1曲でシングルにもなっている。
タバコとかお酒が労働階級の人々にとっての救いなんだ、
という唄だ。
T・レックスの『Get It On』ぽかったり、
ハンブル・パイの『C’mon Everybody』っぽいギターが何とも良い感じだ。
AC/DC – Have a Drink on Me
Oh, whiskey, gin and brandy
Angus Young/Malcolm Young/Brian Johnson – Have a Drink on Me
With a glass I’m pretty handy
I’m trying to walk a straight line
On sour mash and cheap wine…
ウィスキーにジンにブランデーのグラスがあれば
かなり役に立つんだけどな
サワーマッシュと安いワインで
オレはまっすぐ歩こうとしているんだ…
AC/DC、
1980年の『Back in Black』の中の1曲。
ボン・スコットが亡くなってしまい、
ブライアン・ジョンソンが加入しての最初のアルバム。
ブライアン・ジョンソンといえば、
一時難聴でアクセル・ローズがツアーで代役を務めていたね。
それはそれで楽しかったけれど、
2020年のアルバム『Power Up』で復活している。
Tom Waits – Jockey Full of Burbon
Edna Million in a drop dead suit
Tom Waits – Jockey Full of Burbon
Dutch Pink on a downtown train
Two dollar pistol but the gun won’t shoot
I’m in the corner on the pouring rain…
ダウンタウン行きの電車に乗った、
ダッチ・ピンクのハッとするような服に身を包んだエドナ・ミリオン
弾の出ない2ドルの銃
オレは土砂降りの街角にいるんだ…
トム・ウェイツ、
キースも参加している1985年の『Rain Dogs』の中の1曲。
ダメもとで連絡したキースが快諾、
トラック数台分もの楽器やアンプなんかを持参してスタジオに現れたらしい。
ジム・ジャームッシュ監督のトム・ウェイツ初主演映画、
1986年の『Down by Law』のオープニング曲でもある。
そういえばこのアルバム、
リアルタイムで買ったトム・ウェイツの最初のアルバムだったな。
Wynonie Harris – Quiet Whiskey
Whiskey whiskey on the shelf
Henry Glover/Wynonie Harris/Fred Weismantel/Robert Charles Schell – Quiet Whiskey
You were so quiet there by yourself
Things were fine till they took you down
And opened you up and passed you round…
棚の上のウィスキー
アンタは一人とても静かだったのにな
彼らがアンタを開けて回して呑みほすまでは
物事は上手くいっていたんだけどな…
ジャンプ・ブルース・シンガーのワイノリー・ハリス、
1953年のシングル。
ワイノリー・ハリスは、
他にもいろいろお酒絡みの曲があるけどこれが1番好きかな。
昔ボブ・ディランがホストの衛星ラジオ番組、
2006~2009年に放送されていた『Theme Time Radio Hour』っていうのがあった。
そのスペシャル版が2020年にウィスキーをテーマに放送されたんだけど、
その最初に流れたのがこの曲だった。
Nina Simone/Bessie Smith – Me and My Gin(Gin House Blues)
Stay away from me
Harry Burke (James P. Johnson) – Me and My Gin(Gin House Blues)
‘Cause I’m in my sin
Stay away from me everybody
‘Cause I’m in my sin…
アタシから離れてちょうだい
アタシは罰当たりだから
みんなアタシから離れて
アタシは罪を犯しているんだから…
この2曲は同じ曲なんだけど、
最初は違う曲だと思った。
そして、
この曲の本当のタイトルは『Me and My Gin』。
ただ『Gin House Blues』という曲もちゃんとあって、
どちらもベッシ―・スミスが最初に吹き込んでいる。
元々の本当の『Gin House Blues』は、
1925年にフレッチャー・ヘンダーソンが作曲でヘンリー・トロイが作詞。
1926年にベッシ―・スミスが、
フレッチャー・ヘンダーソンとの共演で吹き込んでいるもの。
そして、
現在『Gin House Blues』というタイトルで良く吹き込まれ聴かれているのが『Me and My Gin』。
こちらは、
ジェイムズ・P・ジョンソンの偽名と考えられているハリー・バークの曲。
1928年、
ベッシ―・スミスがやはり吹き込んでいる。
ニーナ・シモンの方は、
1961年の『Forbidden Fruit』で登場する。
ヴァージョン違いで、
1968年のライヴ・アルバム『’Nuff Said!』でも出てくるけどスタジオ盤の方が良いかな。
Robert Johnson – Drunken Hearted Man
I’m a drunken hearted man
Robert Johnson – Drunken Hearted Man
My life seem so misery
I’m the drunken hearted man
My life seem so misery
And if I could change my way of livin’
It t’would mean so much to me…
オレは飲んだくれの男さ
オレの人生って悲惨っていうやつみたいだ
生き方を変えることさえできれば
本当は良かったんだけどな…
ロバート・ジョンソン、
1936年に吹き込まれた曲。
確か彼の写真って、
確か3枚しかないんじゃなかったかな?
しかもそれが公開されたのは、
1989/1990/2020年なんだから驚く。
そして残された曲は、
テイク違いはあるけどこれもたったの29曲だけ。
それでも、
今もなお伝説の中で生き続けている。
Oscar Peterson & Harry Edison – Days of Wine and Roses
1975年、
オスカー・ピーターソンとハリー・エディソンの『Oscar Peterson & Harry Edison』の中の1曲。
1964年、
オスカー・ピーターソン・トリオの『We Get Requests』のヴァージョンよりこちらが好みだな。
この『Days of Wine and Roses』は、
もちろんヘンリー・マンシーニの曲。
同タイトルの1962年の映画で登場する曲で、
そちらではジョニー・マーサーの歌詞が付けられてコーラスで唄われている。
グラミー賞では、
最優秀レコード賞/最優秀楽曲賞/最優秀編曲賞を受賞した。
アコギ・ヴァージョンは、
結構好きなんだけどコーラスも映画音楽として聴けば悪くない。
Tom Waits – A Sight for Sore Eyes
A sight for sore eyes, it’s a long time no see
Tom Waits – A Sight for Sore Eyes
Workin’ hard hardly workin’, hey man, you know me
Water under the bridge, did you see my new car?
Well, it’s bought and it’s payed for, parked outside of the bar…
会えてうれしいぜ
久しぶりじゃないか
オレは働きもせずブラブラしているのさ
わかるだろ?
もう過ぎたことさ
オレの新車を見ただろ?
もう完全にオレのものさ
バーの外に停めてあるぜ…
トム・ウェイツ、
1977年の『Foreign Affairs』の中の1曲。
このアルバム、
全て一発録りでレコーディングされたらしい。
この曲のイントロは、
スコットランド民謡の『Auld Lang Syne』だね。
メロディは『The First Noelle』かな?
でも何にせよ彼が唄えば彼の歌になるのだ。
John Lee Hooker – One Burbon,One Scotch,One Beer
One bourbon, one scotch and one beer
Rudy Toombs – One Burbon,One Scotch,One Beer
One bourbon, one scotch and one beer
Hey mister bartender, come here
I want another drink and I want it now…
バーボンとスコッチとビール
ようバーテンダー来てくれよ
もう一杯飲みたいんだすぐに持ってきてくれよ…
ジョン・リー・フッカー、
1966年の『Real Folk Blues』の中の1曲。
もちろんオリジナルは、
エイモス・ミルバーンの『One Scotch, One Bourbon, One Beer』。
同じ曲なんだけれど、
お酒の順番が違うんだよね。
曲は、
ルディ・トゥームス。
1953年のシングルで、
この曲の前もDrinking Songで『Let Me Go Home Whiskey』。
この後も、
またまたDrinking Songで『Good Good Whiskey』なのだ。
Buddy Guy – Whiskey,Beer&Wine
Written on the door
Buddy Guy/T. Hambridge – Whiskey,Beer&Wine
That bucket of blood
Staying open ‘til 4
Ain’t hard to find
A great big neon sign
There’ I tell you three things
Whiskey, beer, and wine…
扉に書かれている
あの安酒場
午前4時までの営業なんだと
ちんけなデカいネオンサイン
言いたいことは3つしかないのさ
ウィスキーとビールとワイン…
バディ・ガイ、
2015年の『Born to Play Guitar』の中の1曲。
曲はバディ・ガイと、
トム・ハンブリッジ。
80歳を前に、
この感じはたいしたものだ。
Amos Milburn – Bad,Bad Whiskey
Bad, bad whiskey
Maxwell Davis – Bad,Bad Whiskey
Bad, bad whiskey
Bad, bad whiskey
Made me loose my happy home
Made me loose my happy home
悪いのはウィスキー
悪いのはウィスキーなのさ
悪い悪いウイスキー
それでオレは幸せな家庭を失っちまった
ウイスキーのせいでハッピーホームを無くしちまったのさ…
エイモス・ミルバーン、
Billboard R&B Chartで1位になった1950年のシングル。
曲は、
マクスウェル・デイビス。
元々は、
マクスウェル・デイビスの『Bristol Drive』っていうインスト・ナンバー。
これにエイモスが歌詞を付けて、
唄ったものだ。
今回は、
1963年の『The Return Of “The” Blues Boss』のヴァージョンで。
The Andrews Sisters – Rum and Coca-Cola
If you ever go down Trinidad
Lionel Belasco/Lord Invade – Rum and Coca-Cola
They make you feel so very glad
Calypso sing and make up rhyme
Guarantee you one real good fine time…
もしもあなたがトリニダードに行ったのなら
素敵な気分になること間違いなしよ
カリプソを唄ってリズムをとって
本当に気持ち良いひと時を過ごせることを保証するわ…
アンドリュー・シスターズ、
1945年のヒット曲で10週1位だった曲。
元々はベネズエラのカリプソ作曲家ライオネル・バラスコが、
民謡をベースにしてつくった曲で『L’Année Passée』というタイトルで発表していたもの。
歌詞はトリニダードのカリプソ・ミュージシャン、
ロード・インヴェイダー(ルパート・グラントの芸名)。
アメリカではモーリー・アムステルダムが著作権登録をしたけど、
結局訴えられて敗訴している。
Willie Dixon – If the Sea was Whiskey
If the sea was whiskey and I was a diving duck
Leonard Caston/Willie Dixon – If the Sea was Whiskey
If the sea was whiskey and I was a diving duck
I would dive to the bottom and I don’t know when I’d come up…
もしもさ海がウィスキーだったらオレは飛び込むぜ
底まで潜っていつ上がってくるかわかりゃあしないさ…
ウィリー・ディクソン率いるザ・ビッグ・スリー・トリオ、
1947年の『Signifying Monkey』のB面。
ディクソンと共にクレジットされているのは、
このトリオのピアニスト兼ギタリストのレオナルド・キャストン。
この2人は、
ボクシングジムで出会っているんだよね。
なにしろ、
ディクソンはプロ・ボクサーだったからね。
キャストンの勧めで、
ディクソンは音楽の道に真剣に向かうことになる。
それにしてもこの曲、
最初はどうってことないんだけど何回か聴くと段々とクセになる。
Tom Waits – The Piano Has Been Drinking (Not Me) (An Evening with Pete King)
The piano has been drinking, my necktie is asleep
Tom Waits – The Piano Has Been Drinking (Not Me) (An Evening with Pete King)
And the combo went back to New York, the jukebox has to take a leak
And the carpet needs a haircut, and the spotlight looks like a prison break
Cause the telephone’s out of cigarettes, and the balcony is on the make…
ピアノが呑んでいるぜ
オレのネクタイは眠っちまってる
コンボはNYに帰っちまったし
ジュークボックスは小便しないとな
絨毯は散髪した方が良いな
スポットライトはまるで脱獄囚みたいだし
電話は煙草を切らしてる
バルコニーは相手を物色中さ…
トム・ウェイツ、
1976年の『Small Change』の中の1曲。
なかなか、
面白い歌詞だ。
正式なタイトルは、
結構長い。
タイトルに出てくる『Peat King』は1976年にトム・ウェイツが演奏した、
ロニースコットのジャズクラブの共同創設者兼クラブ・ディレクターの名前。
Alanis Morissette – Reasons I Drink
These are the reasons I drink
Alanis Morissette/Michael Farrell – Reasons I Drink
The reasons I tell everybody I’m fine
Even though I am not
These are the reasons I overdo it
I have been working since I can remember
Since I was single digits…
アタシが呑んじゃう理由はこうなの
アタシがみんなに元気よって言う理由
たとえそうじゃあなくてもね
それが私のやり過ぎる理由
物心ついてからアタシはずっと働いてきたわ
まだ1桁の年の頃からね…
2012年の『Havoc and Bright Lights』以来、
久しぶりにリリースした『Such Pretty Forks in the Road』の中の1曲。
リード・シングルとして、
2019年にリリースされた曲。
依存症の核心に迫る歌詞、
摂食障害と闘っている彼女はそれを二次的依存症と言っている。
Elliott Smith – Between the Bars
Drink up, baby, stay up all night
Elliott Smith – Between the Bars
The things you could do, you won’t but you might
The potential you’ll be that you’ll never see
The promises you’ll only make…
最後の一滴まで飲んじゃいなよ
飲み明かそう
できたかもしれないこと
しようと思えばできること
ありえそうにもない自分になれる可能性
果たしそうもない約束なんかと一緒にさ…
エリオット・スミス、
1997年の『Either/Or 』の中の1曲。
本人曰く『ジーナ( Xena: Warrior Princess)』を、
音を消して見ていたときに出来た曲。
この番組は、
1995年から2001年に放送されたアメリカのテレビドラマ。
古代ギリシャを舞台とした、
歴史ファンタジーだ。
David Byrne – The Man who Loved Beer
To whom can I speak today
Donald Charles Book/Kurt Wagner – The Man who Loved Beer
The brothers they are equal
But the old friends of today
They have become unlovable
To whom can I speak today?
The gentleness has perished
And the violent man has come down on everyone…
今日は誰と話せるんだろう?
平等の兄弟たち
でも今日の古い友
誰にも愛されなくなってしまった
今日は誰と話せるんだろう?
優しさは消えてしまった
そして暴力的な奴がみんなのもとにやって来る…
デヴィッド・バーン、
2004年の『Grown Backwards』の中の1曲。
デヴィッド・バーンって、
トーキング・ヘッズ時代しか聴いてなかったけれどこんなのもあるんだと思った美しい曲。
内容はその美しさとは、
また違うものみたいだけど。
そういえば昔々、
渋谷のエレベーターで彼に出くわしたことがあったな。
Eric Burdon and War – Spill the Wine
I was once out strolling
Eric Burdon and War – Spill the Wine
One very hot summer’s day
When I thought I’d lay myself down to rest
In a big field of tall grass
I lay there in the sun
And felt it caressing my face
As I fell asleep and dreamed…
ある夏の暑い日にオレはブラブラしていたんだ
背の高い草むらでちょっと休もうかと思ったのさ
おてんとうさまの下で寝っ転がったんだ
眠りに落ちて夢を見る時
オレの顔をそいつは撫でたんだ…
エリック・バートン&ウォー、
1970年の『Eric Burdon Declares “War”』の中の1曲。
US Billboard Hot 100では3位、
US Cash Box Top 100では1位になっている。
ライティングのクレジットはチャールズ・ミラー/ハワード・E.スコット/B.B.ディッカーソン、
ロニー・ジョーダン、ハロルド・レイブラウン、トーマス “パパディー”アレン、リー・オスカー。
アイズレー・ブラザーズが、
1972年の『Givin’ It Back』でカヴァーしているけどオリジナルの方が良い。
それにしても『Spill the wine, take that pearl』ってねえ、
あたりまえだけどワインを零して真珠をとってなわけはない。
Amy Winehouse – Rehab
They tried to make me go to rehab but I said ‘no, no, no’
Amy Winehouse – Rehab
Yes I’ve been black but when I come back you’ll know know know
I ain’t got the time and if my daddy thinks I’m fine
He’s tried to make me go to rehab but I won’t go go go
みんなは私をリハビリに連れていこうとしたけど私は「いやいやいやよ」って言ったの
そりゃあアタシはひどい暗闇にいたけれどもう大丈夫よそのうちわかるわ
時間がないのにパパはアタシがもう大丈夫だと思っていても
リハビリに連れていこうとするんだけどアタシは行かないわ…
エイミー・ワインハウス、
2006年の『Back to Black』の中の1曲。
この曲で彼女はグラミー賞の『Record Of The Year』と『Song Of The Year』を受賞、
計5つの賞を受賞している。
結局彼女はその後一応アルコール中毒ということで、
2011年に27歳でこの世を去ってしまった。
The Doors – Whiskey,Mystics and Men
Well I’ll tell you a story of whiskey and mystics and men
The Doors – Whiskey,Mystics and Men
Da-da-dah…
さてウィスキーと神秘主義者と男の話をしよう…
ドアーズ、
2000年にリリースされた『Essential Rarities』の中の1曲。
1970年にレコーディングされたもので、
後にメンバーがオーバー・ダビングしたもの。
海賊の唄みたいなイメージのこの歌、
クセになる。
Janis Joplin – What Good Can Drinkin’ Do
What good can drinkin’ do, what good can drinkin’ do?
Janis Joplin – What Good Can Drinkin’Do
Lord, I drink all night but the next day I still feel blue…
飲んで何ができるというの
主よアタシは一晩中飲んだくれて翌日もまだブルーな気分…
ジャニス・ジョプリン、
1975年の『Janis』のDisc two『Early Performances』の中の1曲。
吹き込まれたのは、
1963・4年あたりのようだ。
曲は、
彼女のオリジナル。
20歳くらいの頃だろう、
そこまでスゴイという感じはまだない。
Tom Waits – Warm Beer and Cold Women
Warm beer and cold women, I just don’t fit in
Tom Waits – Warm Beer and Cold Women
Every joint I stumbled into tonight
That’s just how it’s been…
ぬるいビールと冷たい女なんてオレに合わないんだ
今宵どの店に行ってもうまくいかない
そんなもんさ…
トム・ウェイツ、
1975年の『Nighthawks at the Diner』の中の1曲。
スタジオに観客を入れて、
レコーディングされたアルバムだ。
アルバムのタイトルの『Nighthawks』は、
エドワード・ホッパーのあの有名な絵からなのかね。
というわけで…
今回のどこにもないプレイリストは、
テーマが『お酒』。
もちろん出てくる順番が順位なわけじゃあないし、
順位を付けろと言われても困るのだ。
まだまだいろいろあるし、
そのうち増えているかもしれない。
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