リヒャルト・シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」作品40

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Richard Strauss : Ein Heldenleben Op.40

村上春樹『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽、
2)はリヒャルト・ゲオルク・シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」作品40。

曲の構成

曲は、
6つの部分から成り立っていて切れ目なく演奏される。

リヒャルト・シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」作品40

01 Der Held (英雄)
02 Des Helden Widersacher (英雄の敵)
03 Des Helden Gefährtin (英雄の伴侶)
04 Des Helden Walstatt (英雄の戦場)
05 Des Helden Friedenswerke (英雄の業績)
06 Des Helden Weltflucht und Vollendung der Wissenschaft (英雄の隠遁と完成)

リヒャルト・シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」作品40 6枚のレコード

ここでは、
6枚のレコードが紹介されている。

リヒャルト・シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」作品40 6枚のレコード

クレメンスクラウス(Clemens Krauss)
 /ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(Wiener Philharmoniker)1952年
 フリッツライナー(Fritz Reiner)
 /シカゴ交響楽団(The Chicago Symphony Orchestra)1954年
レオポルトルートヴィヒ(Leopold Ludwig)
 /ロンドン交響楽団(London Symphony Orchestra)1959年
・小澤征爾
 /ボストン交響楽団(The Boston Symphony Orchestra)1981年
ズービンメータ(Zubin Mehta)
 /ニューヨーク・フィルハーモニック(New York Philharmonic)1983年
・ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan)
 /ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker)1959年

クレメンス・クラウス/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

1枚目は、
クレメンスクラウス/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。

ヴィリー・ボスコフスキーが、
ヴァイオリン・ソロ。

フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団

2枚目は、
フリッツライナー/シカゴ交響楽団。

ヴァイオリンは、
ジョン・ウェイチャー。

レオポルト・ルートヴィヒ/ロンドン交響楽団

3枚目は、
レオポルトルートヴィヒ/ロンドン交響楽団。

ヴァイオリンは、
ヒュー・マグワイア。

小澤征爾/ボストン交響楽団

4枚目は、
小澤征爾/ボストン交響楽団。

ヴァイオリンは、
ジョゼフ・シルヴァースタイン。

ズービン・メータ/ニューヨーク・フィルハーモニック

5枚目は、
ズービンメータ/ニューヨーク・フィルハーモニック。

ヴァイオリンは、
グレン・ディクテロウ。

ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

5枚目は、
ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。

ヴァイオリンは、
ミシェル・シュヴァルベ。

おまけ

この曲の副題は、
大管弦楽のための交響詩という意味の『Tondichtung für großes Orcheste』。

大管弦楽というわけで、
105名から成る4管編成のオーケストラが必要となる。

シュトラウスの『ドン・ファン』(本当は『マクベス』の方が先だけど)に始まった、
交響詩シリーズの最後を飾るのがこの曲。

この後、
シュトラウスはオペラに関心を持つようになっていくのは自然の流れだろうと思わせる曲だ。

だいたい45分前後だけど、
そんなに長くは感じない。

最初のところを聴くと、
何故か昔々の西部劇のオープニングの映像が頭の中で流れ出すのは何でだろう?

どの映画というわけではないけど、
グランドキャニオン的なところを馬に乗ったカーボーイがゆっくり進んでいるような映像だ。

何か似たような曲があったのか?
何がスイッチになっているのか?はわからない。

まあそんなことが起こるのは、
ボクだけななんだろうけど。

ちなみに、
シュトラウスの交響詩と言われているものは全部で7曲だったかな。

リヒャルト・シュトラウス – 交響詩「英雄の生涯」作品40

01 ドン・ファン 作品20
  ”Don Juan”, Tondichtung nach Nicolaus Lenau
02 マクベス 作品23
  Macbeth
03 死と変容 作品 24
  Tod und Verklärung
04 ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら 作品28
  Till Eulenspiegels lustige Streiche
05 ツァラトゥストラはかく語りき 作品30
  Also sprach Zarathustra
06 ドン・キホーテ 大管弦楽のための騎士的な性格の主題による幻想的変奏曲 作品35
  Don Quixote
07 英雄の生涯 大管弦楽のための交響詩 作品40
  Ein Heldenleben

一般的にはやはり『ツァラトゥストラはかく語りき』が有名なんだろう、
しかも導入部のところだけだろうけど。

キューブリックの映画、
1968年公開の『2001: A Space Odyssey』でも使われていたし。

ちなみに、
この曲の初演は1899年でフランクフルト・ムゼウム管弦楽団。

さすがにその音はないけど、
1944年にウィーン・フィルを自身で指揮した音が残っていてYoutubeなんかで聴ける。

それをオリジナルというのかどうか?はわからないけれど、
本人が指揮をしているというのは音が悪いとはいえなかなか感慨深いものがあるのは確かだ。

アレックス・スタインワイス

この本のこの曲のレオポルトルートヴィヒ/ロンドン交響楽団のところで、
アレックス・スタインワイスのことが出てくる。

彼のデザインしたジャケットを蒐集している、
と書かれている。

スタインワイスはコロンビア・レコードのアートディレクターで、
1940年代から60年代まで2,000枚以上のジャケットをデザインした人。

この人のデザイン、
ボクも実は結構好きなので蒐集したくなるのはよくわかる。

アルバムカバーアート作品集『Alex Steinweiss: The Inventor of the Modern Album Cover』、
ずっと欲しいものリストにあるんだけど未だに購入していない。

やはり、
レコードで持っていたいからなあ。

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