Ludwig van Beethoven:Piano Concerto No.3 in C minor, Op.37
村上春樹『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽、
31)はベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37。
曲の構成
この曲は、
全部で3つの楽章から成る。
第1楽章 アレグロ コン ブリオ ハ短調 2/2拍子
第2楽章 ラルゴ ホ長調 3/8拍子
第3楽章 モルト アレグロ ハ短調~ハ長調 2/4拍子
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37 8枚のレコード
ここでは〈上〉・〈下〉に分かれてそれぞれ4枚、
計8枚のレコードが紹介されている。
・ヴィルヘルム・バックハウス(Wilhelm Backhaus)
/カール・ベーム(Karl Böhm)
/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(Vienna Philharmonic Orchestra)1950年
・ヴィルヘルム・バックハウス(Wilhelm Backhaus)
/ハンス・シュミット=イッセルシュテット(Hans Schmidt-Isserstedt)
/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(Vienna Philharmonic Orchestra)1958年
・パウル・パドゥラ=スコダ(Paul Badura-Skoda)
/ヘルマン・シェルヘン(Hermann Scherchen)
/ウィーン国立歌劇場管弦楽団(Wiener Staatsoper Orchester)1955年
・クララ・ハスキル(Clara Haskil)
/イーゴリ・マルケヴィッチ(Igor Markevitch)
/ラムルー管弦楽団(Concerts Lamoureux)1959年
・グレン・グールド(Glenn Gold)
/レナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein)
/コロムビア交響楽団(Columbia Symphony Orchestra)1959年
・スヴィヤトスラフ・リヒテル(Sviatoslav Richter)
/クルト・ザンデルリンク(Kurt Sanderling)
/ウィーン交響楽団(Vienna Symphony Orchestra)1962年
・ダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim)
/オットー・クレンペラー(Otto Klemperer)
/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(The Philharmonia Orchestra)1970年
・アルトゥール・ルービンシュタイン(Arthur Rubinstein)
/ダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim)
/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(London Philharmonic Orchestra)1975年
ヴィルヘルム・バックハウス/カール・ベーム
1枚目は、
ヴィルヘルム・バックハウスのピアノ。
カール・ベーム指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。
ヴィルヘルム・バックハウス/ハンス・シュミット=イッセルシュテット
2枚目も、
ヴィルヘルム・バックハウスのピアノ。
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。
パウル・パドゥラ=スコダ/ヘルマン・シェルヘン
3枚目は、
パウル・パドゥラ=スコダのピアノ。
ヘルマン・シェルヘン指揮、
ウィーン国立歌劇場管弦楽団。
クララ・ハスキル/イーゴリ・マルケヴィッチ
4枚目は、
クララ・ハスキルのピアノ。
イーゴリ・マルケヴィッチ指揮、
ラムルー管弦楽団。
グレン・グールド/レナード・バーンスタイン
5枚目は、
グレン・グールドのピアノ。
レナード・バーンスタイン指揮、
コロムビア交響楽団。
スヴィヤトスラフ・リヒテル/クルト・ザンデルリンク
6枚目は、
スヴィヤトスラフ・リヒテルのピアノ。
クルト・ザンデルリンク指揮、
ウィーン交響楽団。
ダニエル・バレンボイム/オットー・クレンペラー
7枚目は、
ダニエル・バレンボイムのピアノ。
オットー・クレンペラー指揮、
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団。
アルトゥール・ルービンシュタイン/ダニエル・バレンボイム
8枚目は、
アルトゥール・ルービンシュタインのピアノ。
ダニエル・バレンボイム指揮、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団。
おまけ
さて、
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37。
どうしてもこの曲は、
村上春樹作品『風の歌を聴け』を思い出させる。
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