MURAKAMI RADIO No.1 ~ RUN & SONGS ~

Murakami Radio ~RUN & SONGS~

村上RADIO 第1回

村上RADIO『~ モーズ・アリソンを知っていますか? ~』で流れた曲(+関連曲)のことを書いたんだけど、
これが思いのほか面白かったのでこれまでの村上RADIOを追いかけてみようかと思う。

村上春樹セレクトの音楽は、
多岐に渡るので雑聴のボクにはかなり楽しめるのだ。

もちろんアリスンの時と同じように、
ただ追いかけるだけじゃつまらないので関連曲なんかも一緒に聴いていきたい。

~ RUN & SONGS ~

それで『村上RADIO』が始まったのは、
2018年の8月5日(日)。

TOKYO FM、
19:00-19:55。

『こんばんは(2秒以上空白)村上春樹です(4秒近い空白)ラジオに出演するのは…』という感じで、
放送事故かと思うくらい始まりのじゃべりに間があったのが何だか笑えた。

実はこの時初めて村上春樹ヴォイスを聴いたんだけど、
何となく想像していた声に近かったなと思った記憶がある。

最初は単発の番組だったけど、
あれから5年余りが過ぎて未だにこの番組が続いているのは想定外だった。

でもよく考えてみたら、
本人が楽しめる番組だから未だに続いているんだろう。

なんでもそうだけど、
楽しめるかどうか?っていうのは長続きするかどうかの大きなポイントだと思う。

– 僕が走っているときに聴いている音楽 by 村上春樹 –

それで今回はその1回目のふりかえり、
2018.8.5に放送の『僕が走っているときに聴いている音楽』で流れていた曲とその関連曲。

ラジオから流れてきたのはこんな曲たちで、
全部で9曲。

村上RADIO ~ RUN & SONGS ~ – 僕が走っているときに聴いている音楽 by 村上春樹 – で流れた音楽たち

01 Donald Fagen with Jeff Young & The Youngsters
  - Madison Time(Ray Bryant, Eddie Morrison)
02 Brian Wilson
  - Heigh-Ho / Whistle While You Work / Yo Ho (A Pirate’s Life for Me)
03 The Beach Boys
  - Surfin’ USA(Brian Wilson, Chuck Berry)
04 King Pleasure And Band
  - D B Blues(King Pleasure, Lester Young)
05 Eric Burdon & the Animals
  - Sky Pilot(Eric Burdon, Vic BriggsJohn, WeiderBarry, Jenkins. Danny McCulloch)
06 Joey Ramone
  - What a Wonderful World(Robert Thiele, George David Weiss)
07 George Harrison
  - Between the Devil and the Deep Blue Sea(Harold Arlen, Ted Koehler)
08 Ben Sidran
  - Knockin’ on Heaven’s Door(Bob Dylan)
09 Daryl Hall & John Oates
  - Love Train(K. Gamble/L. Huff)
10 Zacharias
  - Light My Fire(The Doors)

ボクはペダルを漕ぐことはあっても、
自分の足で走ることはまずない。

昔からずっとそうなんだけど、
どうしても走ることの楽しさがわからないのだから仕方がない。

なのでここに出てくる曲が走る時に流れていると良いのかどうか?
はわからない。

ただ走らなくたって、
PCの前や通勤で聴いても悪くない選曲だと思う。

自転車に乗る時は、
まず音楽は聴くことはない。

自然の音を聴きながら走る方が良いし、
イヤホンで耳を塞いでペダルを漕ぐのはちょっと怖いからだ。

まあ、
そんなことはどうでも良い。

とにかく、
始めていこう。

Donald Fagen with Jeff Young & The Youngsters – Madison Time

最初は、
1960年の『Madison Time』。

The New York Rock and Soul Revue : Live at the Beacon

The New York Rock and Soul Revue : Live at the Beacon


01 Tom Schiller – Intro
02 Donald Fagen With Jeff Young & The Youngsters
   – Madison Time(Eddie Morrison, Ray Bryant)

03 Michael McDonald, Phoebe Snow – Knock On Wood(Eddy Floyd, Steve Cropper)
04 Donald Fagen – Green Flower Street(Donald Fagen)
05 Phoebe Snow – Shakey Ground(Alphonso Boyd, Eddy Hazel, Jeffrey Bowen)
06 Phoebe Snow – At Last(Harry Warren, Mack Gordon)
07 Michael McDonald – Lonely Teardrops(Berry Gordy, Jr., Gwendolyn Gordy, Tyran Carlo)
08 Boz Scaggs – Drowning In The Sea Of Love(Kenneth Gamble/Leon Huff)
09 Charles Brown – Driftin’ Blues(Charles Brown, Eddie Williams, Johnny Moore)
10 Donald Fagen – Chain Lightning(Donald Fagen, Walter Becker)
11 Eddie Brigati And David Brigati – Groovin’(Eddie Brigati, Felix Cavaliere)
12 Michael McDonald – Minute By Minute(Lester Abrams, Michael McDonald)
13 Full Cast – People Got To Be Free
14 Donald Fagen With Michael McDonald – Pretzel Logic
15 Donald Fagen With Jeff Young & The Youngsters – Madison Reprise

Released : 1991
Label : Giant Records – 7599-24423-2

ここで流れるのはそのオリジナルではなくて、
ニューヨーク・ロック&ソウル・レビューのバージョン。

1991年リリースのライヴ・アルバム、
『Live at the Beacon』の中の1曲。

トム・シラーの出演者紹介のイントロに続いて流れるのが、
この曲。

アルバムの最後でも、
リプライズとして流れる。

パフォーマーは、
ドナルド・フェイゲン・ウィズ・ジェフ・ヤング&ザ・ヤングスターズ。

自分がパーソナリティのオープニングに何をかけるのか?って、
ある意味その番組のセンスを決めることに繋がる気がする。

そうなると、
この選曲はなかなか良い感じだ。

このニューヨーク・ロック&ソウル・レビューは、
リビー・タイタスがプロデュース・宣伝した一連のコンサートから発展した音楽プロジェクト。

バンド・リーダーは、
この時はまだタイタスの旦那さんだったドナルド・フェイゲン。

フィービー・スノウやマイケル・マクドナルドやボズ・スキャッグス、
エディ・ブリガティやデヴィッド・ブリガティやチャールズ・ブラウンが出演している。

このアルバムってしばらく廃盤状態だったらしいけど、
ちょっと考えられない。

滅多に聴くわけじゃあないけど、
結構素敵なアルバムなのだ。

まあ今じゃ、
サブスクで簡単に聴けちゃうけど。

1st release : Bryant Combo Calls by Eddie Morrison – The Madison Time

Bryant Combo – Calls by Eddie Morrison – The Madison Time


A-side : The Madison Time – Part I(Eddie Morrison, Ray Bryant)
B-side : The Madison Time – Part Ⅱ(Eddie Morrison, Ray Bryant)

Released : 1960
Label : Columbia – 4-41628

この曲を書いたのは、
レイ・ブライアントとエディ・モリソン。

最初の吹き込みとリリースは、
レイ・ブライアント・コンボ。

ベース – トミー・ブライアント
ドラムズ – ビル・イングリッシュ
ピアノ – レイ・ブライアント
テナー・サックス – バディ・テイト
トロンボーン – アービー・グリーン
トランペット – ハリー・エディソン

ビルボード・ホット100チャートでは、
最高30位になっている。

A/B面共に同じ曲だけど、
A面ではスモール・コンボの演奏にエディー・モリソンの掛け声が入る。

It’s Madison time, hit it
You’re looking good
A big strong line…

―Willie Dixon – The Seventh Son

マディソンの時間だ 行くぜ
調子良さそうじゃないか
バッチリなラインだ…

B面の方は、
インストゥルメンタル・バージョン。

Madison(Dance)

この曲は、
1957年オハイオ州コロンバスから発祥した『マディソン・ダンス』を取り上げたもの。

1962年にはフランスにもブームがやってきて、
急速にティーンエイジャーの間で流行っていったらしい。

それでなのかそうかはわからないけど、
1964年ジャン=リュック・ゴダール監督の『Bande à part(はなればなれに)』でもこのマディソンが登場する。

クロード・ブラッスール、
サミー・フレイにアンナ・カリーナの3人。

ミシェル・ルグランがこの映画のために作曲した音楽に合わせて、
このダンスを踊り出すシュールなシーンは印象的だ。

このシーンで流れるルグランの曲が結構良い感じなんだけど、
サントラはリリースされてないのか音が見つからないのが残念。

Brian Wilson – Heigh-Ho / Whistle While You Work / Yo Ho (A Pirates Life For Me)

次に掛かるのは、
ディズニーの音楽。

Brian Wilson – In The Key Of Disney

2011年にブライアン・ウイルソンがリリースした、
ディズニー関連の曲を集めたアルバム『In The Key Of Disney』の中の1曲。

Brian Wilson – In The Key Of Disney


01 You’ve Got A Friend In Me(Randy Newman)
02 The Bare Necessities(Terry Gilkyson)
03 Baby Mine(Frank Churchill, Ned Washington)
04 Kiss The Girl(Howard Ashman, Alan Menken)
05 Colors Of The Wind(Stephen Schwartz, Alan Menken)
06 Can You Feel The Love Tonight(Tim Rice, Elton John)
07 We Belong Together(Randy Newman)
08 I Just Can’t Wait To Be King(Tim Rice, Elton John)
09 Stay Awake(Richard M. Sherman, Robert B. Sherman)
10 Heigh-Ho / Whistle While You Work / Yo Ho (A Pirates Life For Me)
(Churchill ・Larry Morey / Churchill・Morey / George Bruns・Xavier Atencio)

11 When You Wish Upon A Star(Leigh Harline, Washington)

Released : 2011
Label : Disney Pearl Series – D001345502

最初はブライアン・ウイルソンとディズニーという組み合わせが不思議な感じがしたけど、
聴いてみるとそんなに悪くない。

そういえばデューク・エリントンも1965年に映画『メリー・ポピンズ』の曲を取り上げたアルバム、
『Duke Ellington Plays Mary Poppins』を出しているし。

ルイ・アームストロングも1968年に『Disney Songs The Satchmo Way』という、
ディズニー映画の主題歌や挿入歌を取り上げた内容のアルバムを出していたりする。

ディズニー音楽って意外にいろんな人がカバーしているけど、
案外アルバム丸ごととなると多くはないのかもしれない。

ここで流れた『Heigh-Ho / Whistle While You Work / Yo Ho (A Pirates Life For Me)』は、
3曲のメドレー。

最初はディズニーランドのカリブの海賊のテーマソング、
お馴染みの『Yo Ho(A Pirate’s Life for Me)』 で始まる。

続いて1937年公開の『白雪姫』で流れた、
これまた誰でも知っているであろう『Heigh-Ho』と『Whistle While You Work』。

ブライアン・ウイルソンだからって期待し過ぎちゃうとダメだけど、
そんなことを考えずにただ聴いているとこれはこれでありかもな~っとなってくる。

1st release : Thurl Ravenscroft – Yo Ho(A Pirate’s Life for Me)

この曲は、
1966年リリースのアルバム『Walt Disney’s Pirates Of The Caribbean』で初めて登場する。

Thurl Ravenscroft – Walt Disney’s Pirates of the Caribbean


A1 Pirates Of The Caribbean Adventure
A2 Yo Ho (A Pirate’s Life For Me)(George Bruns, Xavier Atencio)
B1 A Life On The Ocean Waves
B2 Asleep In The Deep
B3 A Capital Ship(Carmen Dragon, Norman Luboff)
B4 Shenandoah
B5 Tarpaulin Jacket

Released : 1966
Label : Disneyland – ST 3937

サール・レイブンズクロフトが、
ナレーターとボーカル。

この曲では、
1940年代後半から1970年代半ばにかけて活躍した歌唱カルテットのメロメンが参加している。

Yo ho, yo ho, a pirate’s life for me
We pillage plunder, we rifle and loot
Drink up me ‘earties, yo ho
We kidnap and ravage and don’t give a hoot
Drink up me ‘earties, yo ho…

―George Bruns・Xavier Atencio – Yo Ho(A Pirate’s Life for Me)

ヨー・ホー ヨー・ホー 海賊暮らしがオイラの暮らしさ
オレたちゃお宝を奪ってぶっぱなし荒らしまわるのさ
兄弟 呑みまくろうぜ ヨー・ホー
オレたちゃ誘拐に破壊におかまいなしさ
オイ兄弟 吞みまくろうぜ ヨー・ホー…

平和なディズニーランドのアトラクションで流れているのは、
実は結構物騒な歌詞の歌だったりするのだ。

Cover : 田畑美穂 – Yo Ho(A Pirate’s Life for Me)

そんなにこの曲のカバーはないんだけれど、
ちょっと面白いやつを発見した。

ここで唄っているのは、
田畑美穂という人なんだけど全くわからない。

けどなかなか素敵な声だし、
アレンジも悪くない。

1st release : The Dwarfs Chorus – Dig-A-Dig Dig / Heigh-Ho

続いて流れるのは、
『Dig-A-Dig Dig / Heigh-Ho』。

世界初の商業的にリリースされたサウンド・トラック・アルバム、
1938年の『Songs From Walt Disney’s Snow White And The Seven Dwarfs』に入っている。

Various – Songs From Walt Disney’s Snow White And The Seven Dwarfs

A1 Adriana Caselotti – With A Smile And A Song
B1 The Dwarfs ChorusDig-A-Dig Dig
B2 The Dwarfs Chorus
Heigh Ho
C1 Harry Stockwell – I’m Wishing
C2 Adriana Caselotti – One Song
D1 Adriana Caselotti – Whistle While You Work
E1 The Dwarfs Chorus – Dwarfs’ Yodel
F1 Adriana Caselotti – Someday My Prince Will Come

Released : 1938
Label : Victor – J-8

クレジットは
単に『The Dwarfs Chorus』。

実際に唄っているのは、
ロイ・アトウェル/ピント・コルヴィグ/ビリー・ギルバート/オーティス・ハーラン/スコッティ・マットロウ。

1937年公開(日本は1950年)の世界初のカラー長編アニメーション映画『Snow White and the Seven Dwarfs(白雪姫)』の曲。

作曲はフランク・チャーチルで、
ラリー・モーリーの作詞。

Doc/Happy/Sneezy/Bashful/Sleepy/Grumpy/Dopey、
7人の小人たちが映画の中で初めて登場して鉱山を掘りながら唄い出す。

We dig dig dig dig dig dig dig in our mine the whole day through
To dig dig dig dig dig dig dig is what we really like to do…

―Frank Churchill,Larry Morey – Dig-A-Dig Dig

オレたちは掘って掘って掘りまくる
鉱山の中で一日中

掘って掘って掘りまくる
オレたちゃ本当にそれが好きなのさ…

5時になると仕事はおしまい、
今度は『Heigh-Ho』の呼び声からマーチになる。

Hi ho, Hi ho
It’s home from work we go

―Frank Churchill,Larry Morey – Hi ho

ハイホー ハイホー
仕事から帰る時間だ…

この映画の原作はグリム兄弟、
『Kinder- und Hausmärchen(グリム童話)』の中で出てくる『Schneewittchen(白雪姫)』。

104分のこの映画に使われたセル画は、
なんと25万枚だそうだ。

750人のスタッフが1日15時間書き続けて、
4年もの月日を費やしたというんだからスゴイ。

まにしろウォルト・ディズニーが、
当時で170万ドルもの資金をつぎ込んだ作品。

このセル画25万枚って、
かなりすごい数なんだけど何か他のものと比較しないとわかりにくい。

例えば、
大友克洋1988年の『AKIRA』。

これは総製作費10億円、
製作スタッフ1,300人でも15万枚。

そう考えると、
1937年に25万枚はどう考えてもスゴイ。

Cover : Tom Waits – Heigh-Ho

この曲、
トム・ウェイツがカバーしている。

1988年リリースのディズニー映画のトリビュート・アルバム、
『Stay Awake: Various Interpretations of Music from Vintage Disney Films』に提供されたもの。

これがなかなかなアレンジで、
オリジナルとは似ても似つかないものになっている。

でも、
これが結構クセになる。

さすがトム・ウェイツ、
一筋縄ではいかない。

1st release : Adriana Caselotti – Whistle While You Work

もう1曲の『Whistle While You Work 』も、
フランク・チャーチルが作曲でラリー・モーリーが作詞。

同じく映画『Snow White and the Seven Dwarfs(白雪姫)』で流れていた曲で、
やはり『Songs From Walt Disney’s Snow White And The Seven Dwarfs』に入っている。

唄っているのは、
映画で白雪姫の声優アドリアナ・カセロッティ。

白雪姫が森の奥の小人の家に初めてやって来た時に、
家の汚さに動物達と一緒に掃除を始めようと歌い始める曲。

Just whistle while you work
And cheerfully together we can tidy up the place
So hum a merry tune
It won’t take long
When there’s a song to help you set the pace…

―Frank Churchill,Larry Morey – Whistle While You Work

口笛吹いて働くだけで
一緒に楽しくお掃除できるわ
さあ愉快な曲を口ずさんで
ペースを決めてくれる歌さえあればすぐに終わるわ…

Cover : Alvin & The Chipmunks – Whistle While You Work

アルビンとチップマンクスは、
1958年ロス・バグダサリアンが創作したシマリスのキャラクター。

アルビンとサイモンとセオドア、
3人組。

最初のアルバムは1959年にリリースされた『Let’s All Sing with The Chipmunks』で、
このカバーはこれに入っている。

The Beach Boys – Surfin’ USA

3曲目に流れたのは、
村上春樹氏大好きザ・ビーチ・ボーイズ。

The Beach Boys – Surfin’ USA

曲は、
1963年にシングルで出た『Surfin’ USA』。

The Beach Boys – Surfin’ USA


A-side : Surfin’ USA(Brian Wilson ※リリース時
B-side : Shut Down(Brian Wilson, Roger Christian)

Released : 1963
Label : Capitol Records – 4932

その後すぐにリリースされた、
同名のアルバムのオープニングを飾っている。

リード・ヴォーカルは、
マイク・ラブ。

If everybody had an ocean
Across the U.S.A.
Then everybody’d be surfin’
Like California
You’d seem ‘em wearing their baggies
Huarachi sandals too
A bushy bushy blond hairdo
Surfin’ U.S.A.…

―Frank Churchill,Larry Morey – Whistle While You Work

もしアメリカを横切る海があってみんなが海の近くだったら
きっと誰もがサーフィンをやるだろうな
カリフォルニアみたいに
君もバギーパンツに
ワラチサンダルを履いて
ボサボサのブロンドヘアーで
アメリカをサーフィンするのさ…

元々はチャック・ベリー『Sweet Little Sixteen』に、
違う歌詞をブライアン・ウイルソンが付けた替え歌みたいなものだ。

だからクレジットは、
今では『Brian Wilson, Chuck Berry』。

でも最初は『Brian Wilson』だけだで、
その後訴えられ1966年以降ベリーも記載されるようになった。

まあ、
当たり前と言えば当たり前のことだ。

Orignal : Chuck Berry – Sweet Little Sixteen

それで元うたの『Sweet Little Sixteen』は、
チャック・ベリー1958年のリリース。

Chuck Berry – Sweet Little Sixteen


A-side : Sweet Little Sixteen(Chuck Berry)
B-side : Reelin And Rocking(Chuck Berry)

Released : 1958
Label : Chess – 1683

ピアノ – ラファイエット・リーク
ベース – ウィリー・ディクソン
ドラムズ – フレッド・ビロウ

Billboard Hot 100では2位に、
R&B Best Sellers chartでは1位に輝いている。

イギリスでもヒットして、
UK Official Chartsでは16位。

Cover : yurie – Surfin’ USA

yurie2017年リリースのアルバム、
『#Jam_In_Wonderland_2』の中でこの曲をカバーしている。

この曲のカバーって同じような感じか、
ロック・バージョンとか面白みがないものが多い。

だったらもう、
オリジナルで良いじゃんとなってしまう。

それとは違ってこのアプローチは他にはないもので、
サーフィンとか夏とかとは別の世界で面白い。

Cover : John Lennon – Sweet Little Sixteen

当然この曲のカバーはたくさんあるけど、
どれも似たり寄ったりのものが多い。

そこへいくと、
ジョン・レノン1975年の『Rock ‘n’ Roll』のこのカバーは他とはちょっと違う。

テンポを落として、
フィル・スペクターらしい分厚い音のホーンセクションをバックに唄うジョンがやたらカッコイイ。

ビートルズ時代にもカバーしていて、
1994年にリリースされた『Live At The BBC』でも聴くことができるけど断然こっちだな。

King Pleasure And Band – D B Blues

4曲目は、
キング・プレジャー・アンド・バンド『D.B.Blues』。

King Pleasure And Band – D B Blues

この曲は、
1956年にキング・プレジャーがシングルでリリースしたもの。

King Pleasure And Band – D B Blues


A-side : D B Blues(King Pleasure, Lester Young)
B-side : Blues I Like To Hear(Buster Smith, King Pleasure)

Released : 1956
Label : Aladdin – 45-3343

王様の喜び、
キング・プレジャーはボーカリーズ。

この人ってヴァン・モリソン、
特に2枚目のスタジオ・アルバム1968年の『Astral Weeks』に影響を与えたと言われている。

ジャズの器楽ミュージシャンの演奏やアドリブに、
そのまま歌詞をつけて歌う元祖。

1951年アポロ劇場でのアマチュア・コンテストで、
1935年の曲『I’m in the mood for love』のソロに詞をつけて歌って優勝したことが始まりだったらしい。

1st release : Lester Young And His Band – D.B.Blues

そしてこのボーカリーズのアイディアを思い付いたのが、
このレスター・ヤング1946年の『D.B.Blues』を聴いた時らしい。

ベース – レッド・カレンダー
ドラムズ – ヘンリー・タッカー
ピアノ – ドド・マーマローサ
トロンボーン – ヴィック・ディッケンソン
テナー・サックス – レスター・ヤング

Lester Young And His Band – D.B.Blues


A-side : D.B.Blues(Lester Young)
B-side : Lester Blows Again(Lester Young)

Released : 1956
Label : Aladdin – 45-3343

曲のタイトルの『D. B. Blues』の『D.B.』は、
Disciplinary Barracks(陸軍刑務所)のこと。

実際レスター・ヤングは麻薬所持の罪で、
このD.B.に1年間ぶち込まれていたようだ。

でもこの曲からは、
その時の状況や状態を表現した感じはしないんだけどね。

Eric Burdon & the Animals – Sky Pilot

5曲目は、
エリック・バードン&ジ・アニマルズの『Sky Pilot』。

Eric Burdon & the Animals – Sky Pilot

1968年にリリースされたシングルで、
パート1.2に分かれている。

Eric Burdon & the Animals – Sky Pilot


A-side : Sky Pilot (Part One)(Jenkins, McCulloch, Burdon, Weider, Briggs)
B-side : Sky Pilot (Part Two)(Jenkins, McCulloch, Burdon, Weider, Briggs)

Released : 1968
Label : MGM Records – 61 179

同年のアルバム、
『The Twain Shall Meet』に入っている。

曲を書いたのはアメリカで結成したエリック・バードン&ジ・アニマルズのメンバー、
エリック・バードン/ヴィック・ブリッグス/ジョン・ウィダー/バリー・ジェンキンス/ダニー・マカロック。

ベトナム戦争真っ只中につくられたこの曲は、
いわゆる反戦歌。

In the morning they returned
With tears in their eyes
The stench of death drifts up to the skies
A young soldier so ill looks at the sky bright
Remember the words “Thou shalt not kill”…

―Jenkins, McCulloch, Burdon, Weider, Briggs – Sky Pilot

彼らが帰還してきた朝
彼らの瞳には涙があった
死臭が空にまで高く立ちこめ
傷ついた若き兵士が明るい空を見上げて
汝、殺すなかれ という言葉を思い出している…

旧約聖書の『出エジプト記』(20章)の中にあるモーセの『十戒』の第6戒が、
ここに出てくる『汝、殺すなかれ』。

正義や正しいことの為に敵を殺傷することは許される、
そう折り合いを付けなければ闘えない。

でもそれは折り合いを付けているだけであって、
矛盾は変わらない。

ちなみに『Sky Pilot』とは、
従軍牧師のことだ。

神の名の下に若い兵士たちを鼓舞して、
戦場へと送り出す。

You never, never, never reach the sky、
アンタは決して大空には到達なんかしやしないんだ。

Joey Ramone – What a Wonderful World

6曲目は、
ラモーンズのジョーイ・ラモーンの『What a Wonderful World』。

Joey Ramone – Don’t Worry About Me

この曲が入っているアルバム『Don’t Worry About Me』は、
ラモーンが亡くなった翌年の2002年にリリースされている。

Joey Ramone – Don’t Worry About Me

A1 What A Wonderful World(Robert Thiele, George David Weiss)
A2 Stop Thinking About It(Andy Shernoff, Joey Ramone)
A3 Mr. Punchy(Joey Ramone)
A4 Maria Bartiromo(Joey Ramone)
A5 Spirit In My House(Joey Ramone)
A6 Venting (It’s A Different World Today) (Joey Ramone)
B1 Like A Drug I Never Did Before(Joey Ramone)(Al Maddy, Joey Ramone)
B2 Searching For Something(Joey Ramone)
B3 I Got Knocked Down (But I’ll Get Up) (Joey Ramone)
B4 1969(Dave Alexander, James Osterberg, Ron Asheton, Scott Asheton)
B5 Don’t Worry About Me(Joey Ramone)

Released : 2002
Label : Sanctuary – SANCD108

もちろんボブ・シールとジョージ・デヴィッド・ワイスが書いて、
ルイ・アームストロングがオリジナルのカバー。

I hear babies cry
I watch them grow
They’ll learn much more
Than I’II ever know
And I think to myself
What a wonderful world
Yes, I think to myself
What a wonderful world…

―Robert Thiele, George David Weiss – What A Wonderful World

赤ん坊の泣き声が聞こえる
これから大きくなるのを見守るんだ
多くのことを学ぶだろう
僕が学んできたこと以上のことを
そして一人こう思う
何て素晴らしい世界だろう
そう一人こう思う
何て素晴らしい世界だろう…

何を唄っても、
ラモーンはラモーンなのだ。

このカバー、
マイケル・ムーア監督2002年の映画『Bowling for Columbine』のエンディングで使われていたな。

1999年4月20日に発生したコロンバイン高校銃乱射事件を題材にしたやつで、
その最後にこの曲というのはなかなかなユーモアだ。

1st release : Louis Armstrong – What A Wonderful World


サッチモのオリジナルは、
1967年にリリース。

Louis Armstrong – What A Wonderful World


A-side : What A Wonderful World(Robert Thiele, George David Weiss)
B-side : Cabaret(Kander And Ebb)

Released : 1967
Label : ABC Records – 45-10982

こちらのバージョンも映画に使われていて、
バリー・レヴィンソン監督1987年の映画『Good Morning, Vietnam』で流れていたのが印象的だ。

Cover : Eva Cassidy – What A Wonderful World

33歳で亡くなってしまったエヴァ・キャシディのカバーは、
Blues Alleyでのライブ『Live At Blues Alley』に入っている。

以前に1度書いたことがあるけど、
このカバーは1996年1月に収録された音でこの年の11月に彼女は亡くなってしまう。

George Harrison – Between the Devil and the Deep Blue Sea

7曲目は、
ジョージ・ハリスンの『Between the Devil and the Deep Blue Sea』。

George Harrison – Brainwashed

この曲はジョージ・ハリスン2002年のアルバム『Brainwashed』に入っていて、
このアルバム唯一のカバー曲。

ジョージは2001年に亡くなっているから、
死後リリースされた遺作アルバムになる。

没後にプロデューサーのジェフ・リンとジョージの息子ダーニ・ハリスンが編集し直し、
完成させている。

George Harrison – Brainwashed

01 Any Road
02 P2 Vatican Blues (Last Saturday Night)
03 Pisces Fish
04 Looking For My Life
05 Rising Sun
06 Marwa Blues
07 Stuck Inside A Cloud
08 Run So Far
09 Never Get Over You
10 Between The Devil And The Deep Blue Sea(Harold Arlen, Ted Koehler)
11 Rocking Chair In Hawaii
12 Brainwashed

Released : 2002
Label : Dark Horse Records – CDP 7243 5 41969 2 8,
Capitol Records – CDP 7243 5 41969 2 8

カバーなんだけど、
何となくジョージっぽい感じで良いね。

I don’t want you
But I hate to lose you
You got me in between the devil and the deep blue sea…

―Harold Arlen, Ted Koehler – Between The Devil And The Deep Blue Sea

別にボクはキミを欲してないんだけど
ナゼか離れられないんだよな
キミはボクを絶体絶命に追い込むんだ…

このタイトルの『Between The Devil And The Deep Blue Sea』は、
直訳すれば『悪魔と紺碧の海のあいだ』となる。

邦題は『絶対絶命』となっているけど、
慣用句として『進退窮まる』とか『絶体絶命』という意味があるみたい。

絶体絶命のわりに、
曲は至って明るい。

1st release : Cab Calloway and His Orchestra – Between The Devil And The Deep Blue Sea

この曲は、
ハロルド・アーレンとテッド・ケーラー。

最初にこの曲を吹き込んだのは、
1931年キャブ・キャロウェイ。

Cab Calloway and His Orchestra – Between The Devil And The Deep Blue Sea


A-side : The Devil And The Deep Blue Sea(Harold Arlen, Ted Koehler)
B-side : Kickin’ The Gong Around(Kander And Ebb)

Released : 1931
Label : Brunswick – 6209

実際はコットン・クラブのレヴュー『Rhyth・mania』で、
アイダ・ウォードが先に唄ったみたいだけど。

Cover : Blossom Dearie – Between The Devil And The Deep Blue Sea

ブロッサム・ディアリーが、
この曲をカバーしている。

ディアリーがヴァーヴ・レコードに録音した6枚のアルバムのうちの2枚目、
1958年の『Give Him The Ooh-La-La』の収録曲。

この人の声、
やはりいつ聴いても良いな。

Cover : Thelonious Monk – Between The Devil And The Deep Blue Sea

セロニアス・モンクは、
1967年のアルバム『Straight, No Chaser』の中でこの曲をカバーしている。

この人らしい崩し方は、
やはりクセになる。

Ben Sidran – Knockin’ on Heaven’s Door

8曲目は、
ベン・シドランの『ノッキン・オン・ヘヴンズ・ドア』。

Ben Sidran – Dylan Different

このカバーは、
ベン・シドラン2009年のアルバム『Dylan Different』に入っている曲。

Ben Sidran – Dylan Different

01 Everything Is Broken
02 Highway 61 Revisited
03 Tangled Up In Blue
04 Gotta Serve Somebody
05 Rainy Day Woman # 12 & 35
06 Ballad Of A Thin Man
07 Maggie’s Farm
08 Knockin’ On Heaven’s Door
09 Subterranean Homesick Blues
10 On The Road Again
11 All I Really Want To Do
12 Blowin’ In The Wind

Released : 2009
Label : Nardis Music – 81443

タイトルの通りボブ・ディランへのトリビュート・アルバムだけど、
再解釈されたシドランの曲のカバーで構成されている。

詞はディランのオリジナルだけど、
曲はオリジナルとは違っていてなかなか面白い。

イントロのクールなトランペット、
マイルスっぽい感じ。

最初に唄うのはベンではなくて、
ホルヘ・ドレクスレル。

ウルグアイ出身で、
2004年にウルグアイ人として初めてアカデミー歌曲賞を受賞している人だね。

ウォルター・サレス監督の『Diarios de motocicleta(モーターサイクル・ダイアリーズ)』、
その中で流れる『Al Otro Lado del Río(河を渡って木立の中へ)』。

スペイン語の楽曲として、
初めてアカデミー歌曲賞を受賞した曲でもある。

それにしてもよく知っている歌詞が全然違う感じで唄われているのは、
何だか最初は不思議な感じがしたけど段々と良くなってくる。

Mama, take this badge off of me
I can’t use it anymore
It’s getting dark, too dark to see
I feel I’m knockin’ on heaven’s door…

―Bob Dylan – Knockin’ On Heaven’s Door

ママこのバッジを外してくれ
もう使い道はないからさ
暗くなってきた 暗くて見えやしない
俺は天国の扉をノックしているところさ…

扉は、
閉まっている。

ノックをしたら、
その扉は開くのだろうか?

1st release : Bob Dylan – Knockin’ On Heaven’s Door

ディランのオリジナルは、
1973年のアルバム『Pat Garrett and Billy the Kid』の収録曲。

このアルバムは、
サム・ペキンパー監督1973年の同名の映画のサントラでもある。

シングルでもリリースされて、
Billboard 200で16位になっている。

Bob Dylan – Knockin’ On Heaven’s Door


A-side : Knockin’ On Heaven’s Door(Bob Dylan)
B-side : Turkey Chase(Bob Dylan)

Released : 1973
Label : Columbia – 4-45913

この曲は、
他にもいろいろとカバーがある。

Cover : Guns N’ Roses – Knockin’ On Heaven’s Door

いろいろとあるんだけれど、
やはりこれは外せない。

ガンズ・アンド・ローゼズ1991年のアルバム、
2枚同時にリリースされた『Use Your Illusion』の『Ⅱ』の収録曲。

Use Your Illusion World Tour 1992、
東京ドーム

スラッシュにスポット・ライトが当たり、
独りダブル・ネックを奏で始める。

そしてアリス・クーパーの『Only Women Bleed』から、
この曲のイントロが始まった瞬間鳥肌が立ったよ。

Daryl Hall & John Oates – Love Train

さて8曲目は、
ホール&オーツの『Love Train』。

Various – Earth Girls Are Easy

この曲は、
ジュリアン・テンプル監督1988年の映画『Earth Girls Are Easy』のサントラに入っている。

Various – Earth Girls Are Easy

A1 Daryl Hall & John Oates – Love Train(K. Gamble/L. Huff)
A2 Royalty– Baby Gonna Shake(S. Bray/L. Mallah)
A3 Information Society– Hit Me(P. Robb)
A4 Jill Jones– The Ground You Walk On(B. Steinberg/T. Kelly)
A5 The N– Earth Girls Are Easy(J. Brown/C. Coffey/T. McNally/S. Smith)
B1 The B-52’s– Shake That Cosmic Thing(The B-52’s)
B2 Depeche Mode– Route 66 (The Nile Rodgers Mix) (B. Troup)
B3 The Jesus And Mary Chain– Who Do You Love(E. McDaniels)
B4 Stewart Copeland– Throb(S. Copeland)
B5 Julie Brown– Brand New Girl(J. Brown/C. Coffey/D. Poore)
B6 Julie Brown– ‘Cause I’m A Blonde(J. Brown/C. Coffey/D. Poore)

Released : 1989
Label : Sire – 9 25835-1,
Sire – 1-25835,
Reprise Records – 9 25835-1,
Reprise Records – 1-25835

この音、
SpotifyサントラはアップされているけどB1/B2/B6しか聴けなくなっている。

まあ、
権利の問題かなんかなんだろうけどね。

1st release : O’Jays – Love Train

この曲のオリジナルは、
オージェイズ1972年のシングル。

O’Jays – Love Train


A-side : Love Train(Kenneth Gamble, Leon Huff)
B-side : Who Am I(Bunny Sigler, Leon Huff)

Released : 1972
Label : Philadelphia International Records – ZS7 3524

書いたのは、
ケニー・ギャンブルとレオン・ハフ。

People all over the world
(everybody)
Join hands 
(join)
Start a love train, love train…

―K. Gamble/L. Huff – Love Train

世界中のみんな
(みんな)
手と手を合わせよう
(一緒に)
ラブ・トレインを走らせよう…

Billboard Hot 100と、
Billboard R&Bで1位になっている。

まあそりゃあなるわな、
という曲だ。

Zacharias – Light My Fire

最後の曲は、
ツァハリアスの『Light My Fire』。

Helmut Zacharias – Zacharias Plays The Hits

ヘルムート・ツァハリアス、
1969年のアルバム『Zacharias Plays The Hits』の中の1曲。

Helmut Zacharias – Zacharias Plays The Hits

A1 Brown Eyed Woman
A2 Naturally Stoned
A3 Reach Out For Me
A4 Respect
A5 Hurdy Gurdy Man
A6 (There’s) Always Something There To Remind
B1 Light My Fire
B2 I Say A Little Prayer
B3 Baby Love
B4 The House That Jack Built
B5 Satisfaction

Released : 1969
Label :Capitol Records – ST-150

まあ、
正直これは仮に冗談であってもいただけない。

雑聴とはいってもどうしてもダメな種類のものがあって、
これなんかはオリジナル云々ではなくて苦手なのだ。

1st release : The Doors – Light My Fire

もちろんオリジナルは、
ドアーズ1967年のアルバム『The Doors』の収録曲。

こちらは7分余りだけど、
シングルでは間奏がバッサリと切られて3分弱になっている。

The Doors – Light My Fire


A-side : Light My Fire(The Doors
B-side : The Crystal Ship(The Doors)

Released : 1967
Label : Elektra – EK-45615

ギタリストのロビー・クリーガーが、
メインで作詞・作曲を行っている。

The time to hesitate is through
No time to wallow in the mire
Try now we can only lose
And our love become a funeral pyre…

―The Doors- Light My Fire

ためらっている時間は終わりだ
ぐずぐずしている暇なんかないんだ
ダメで元々とにかくやろう
さもないと2人の愛は火葬場の薪になっちまう…

この曲はハッキリ言って、
カバー禁止だと思う。

カバーしたところで、
良いものにはならないからだ。

まあ勝手な意見だけど、
ボクはそう思う。

あまりにもオリジナルが強烈過ぎて、
どんなカバーも何だか残念に思ってしまうのだから仕方がない。

MURAKAMI RADIO No.1 ~ RUN & SONGS ~ MATOME Play List

というわけで、
今回は村上RADIO ~ RUN & SONGS ~ – 僕が走っているときに聴いている音楽 by 村上春樹 – で流れた音楽たち。

実際に流れた曲10曲に加えて、
オリジナルとか他のカバー曲とかも一緒に聴いていたら結構な分量になってしまった。

全部で33曲、
2時間弱のまとめプレイ・リスト。

MURAKAMI RADIO No.1 ~ RUN & SONGS ~ OMAKE Play List

今回出てきた曲たちにある意味関連ある曲ということで、
カバーやオリジナルのシングルB面とかタイトルが出てきた曲とかなどなど。

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