Little Baby

Howlin’ Wolf – Little Baby

1995年リリースのアルバムで、
ストーンズがカヴァーした曲は4曲。

1曲は、
前回取り上げたボブ・ディランの『Like A Rolling Stone』。

それ以外では、
以前に出てきたバディ・ホリーの『Not Fade Away』。

そして、
同じくまえに登場している それが、
ロバート・ジョンソンの『Love In Vain』。

そして、
残りのもう1曲。

今回初めての登場となるのは、
ウィリー・ディクソンの作品だ。

1961年、
ハウリン・ウルフが最初にレコーディングした『Little Baby』。

The Rolling Stones – Little Baby

ハウリン・ウルフのあの声で唄うのを聴いた後だと、
随分洗練されていて若干弱く感じてしまうのは仕方がないか。

このストーンズのカヴァー・ヴァージョンは、
ライヴじゃあなくてスタジオでレコーディングされたものだ。

レコーディングされた場所は、
ヴ―ドゥー・ラウンジ・ツアーで来日した日本の東京。

以前溜池山王にあった、
株式会社EMIミュージック・ジャパン本社ビル内にある第３スタジオ。

現在は、
本社移転に伴ってそのスタジオも閉鎖されビル自体も解体されてニッセイ溜池山王ビルになっている。

このレコーディングが行われたのは、
1995年3月3日から5日までの3日間。

後に『TOKYO SESSION』と名付けられたレコーディングは、
ここで行われたのだ。

内容は、
こんな感じだったらしい。

このセッションから、

・The Spider And The Fly
・Wild Horses
・Slipping Away
・Love In Vain
・Little Baby

の5曲がアルバムに収録されている。

このセッションの後、
翌日からストーンズは東京7公演と福岡2公演を行ったんだからたいしたものだ。

というわけで…

今回のストーンズがカヴァーした曲は、
1995年リリースのアルバム『Stripped』からの1曲。

オリジナルはハウリン・ウルフ、
1961年の『Little Baby』。

この曲は、
ウィリー・ディクソンの作品。

オリジナルと、
ストーンズのカヴァーで。

他のストーンズのカヴァーはこちら！

The Rolling Stones

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