マイルズ・デイヴィス/セロニアス・モンク

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マイルズ・デイヴィスやセロニアス・モンクの音楽

小遣いを貯めてジャズのレコードを買い求め、ジャズ喫茶でマイルズ・デイヴィスやセロニアス・モンクの音楽をリクエストし、クラシック音楽のコンサートに足を運んだ。

―村上春樹,一人称単数,ウィズ・ザ・ビートルズ,P79

ボクがお小遣いを貯めて買い求めた最初は小学生の頃で、
クラシックのレコードだった。

ジャズ喫茶には行ったことはないけれど、
クラシックからロックに移りやがてジャズも聴くようになっていった。

マイルズ・デイヴィスはそもそもあまり聴かないけれど、
セロニアス・モンクは今でもたまに聴くよ。

マイルズ・デイヴィス

ここでは、
特にどんな曲をリクエストしたとかは出てこない。

村上氏がかつて国分寺で営んでいたジャズ喫茶『ピーター・キャット』では、
マイルズのレコードは1970年にリリースした『Bitches Brew』以降のものは1枚もなかったそうだ。

なるほど、
それは1つの店のカラーなのだろう。

そんな彼が1番カッコいいジャズのLPは、
なんといってもマイルズ・デイヴィスの『Walkin’』だって言っていたはずだ。

この1957年リリースのアルバム、
ジャケットも含めて確かにカッコイイしこれは今でも時々聴きたくなって流している。

元々は1954年の『Miles Davis All Star Sextet』と、
『Miles Davis Quintet』をまとめたやつ。

というわけで、
アルバム・タイトル曲『walkin’』。

セロニアス・モンク

セロニアス・モンクは、
なぜか始めて聴いた時からずっと好きなんだよな。

聴くと、
好きはまた別なのだ。

こちらも具体的な曲名は出てこないので、
好きに選んでみる。

といっても選びようがないので、
取り敢えず今この瞬間に頭の中で鳴った音を。

滝廉太郎の『荒城の月』を引いた曲『Japanese Folk Song』、
1967年のアルバム『Straight, No Chaser』に入っている。

来日した時にジャズ喫茶オーナーがプレゼントしたオルゴールに入っていた曲で、
モンクが気に入っていたらしい。

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