Bo Diddley – I’m Alright
June 11, 1965
A1:We Want the Stones
(Audience chanting, not a Stones performance)
A2:Everybody Needs Somebody to Love
(Solomon Burke/ Jerry Wexler/Bert Russell)
A3:Pain In My Heart
(Naomi Neville)
B1:Route 66
(Bobby Troup)
B2:I’m Moving On
(Hank Snow)
B3:I’m Alright
(Ellas McDaniel)
さて、
ストーンズUK3rdEP『got LIVE if you want it!』でカヴァーされた曲。
今回は、
ボ・ディトリーが『Mona』に続いてまた登場。
この曲はサウスカロライナ州のマートルビーチのクラブでレコーディングされた、
1963年のライブ・アルバム『Bo Diddley’s Beach Party』で唄われている。
もちろんこちらの曲のクレジットも、
彼の本名の『Ellas McDaniel』になっているんだけど…。
Little Anthony & The Imperials – I’m Alright
1959年リリースのシングルに、
リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズがリリースした『I’m Alright』というタイトルの曲がある。
このシングルには、
サム・クックとリトル・アンソニーのクレジット。
聴けばわかるけど、
ボの曲はどう考えてもこれだ。
まあ、
この時代はよくある話ではあるけど。
ちなみに、
このシングルのB面は『So Near And Yet So Far Little』
The Rolling Stones – I’m Alright
ストーンズのカヴァーの『I’m Alright』のクレジットは、
なんと『Nanker,Phelge』。
ただこの曲を聴けば、
これまたボ・ディトリーの『I’m Alright』。
まあ、
要はそんな時代だったということだ。
ちなみにこのEPを基にした、
アメリカ盤『Got Live If You Want It!』のヴァージョンはヴォーカルが違う。
あとストーンズのこの曲の
別ヴァージョンをもう1つ。
1965年の彼らのアイルランド・ツアーを収録した、
ドキュメンタリー・フィルム映画『Charlie Is My Darling – Ireland 1965』のサントラ。
2012年発売のDVD/Blu-ray限定盤にのみ収められていたオリジナル・サウンドトラック・アルバム、『Live 1965: Music From Charlie Is My Darling』のもの。
ちなみにアメリカでリリースされた『Got Live If You Want It!』では、
クレジットが『Jaggar-Richards』になっている。
良くは知らないんだけど、
訴訟問題とかなかったんだろうか?
ボもストーンズもそれなりの印税が入るだろうに、
ねえ。
他のカヴァー
と言っても、
珍しく特に思い浮かばないな。
もう、
これだけで充分だろう。
というわけで…
今回はそれぞれ作者が違うけど同じじゃん!
という『I’m Alright』 。
ボ・ディトリーにリトル・アンソニー&ジ・インペリアルズ、
そしてストーンズの3つのヴァージョン。
そういう時代だったんだろう、
なんだけどこういう事例ってたくさんあるよね。
きっとまた出てくるだろうから、
ここでは言及しないけど。
他のストーンズのカヴァーはこちら!
おまけ
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