〇〇Music

フランクとドビュッシーのヴァイオリン・ソナタ

村上春樹短編集『一人称単数』の『謝肉祭(Carnaval)』に出てくるのは、フランクとドビュッシーのヴァイオリン・ソナタ。フランスの女性ヴァイオリニストが弾いていることになっているが誰だかはわからない。まあ、ジネット・ヌヴーではないだろう。

プロコフィエフ – ロミオとジュリエット

村上春樹短編集『一人称単数』の『謝肉祭(Carnaval)』に出てくるのはプロコフィエフ『ロミオとジュリエット』。ここで流れるプロコフィエフの『ロミオとジュリエット』はいったいどれか?元々はバレエ音楽で、後に管弦楽とピアノ組曲がつくられた。

マーラーの交響曲

村上春樹短編集『一人称単数』の『謝肉祭(Carnaval)』に出てくるのは、『マーラーの交響曲』。その夜の主要演目はマーラーの交響曲だった(何番かは忘れた)。マーラーの交響曲が主演演目だとして、果たして何番かを忘れるものなんだろうかね?

フォーク・クルセイダーズ – 帰ってきたヨッパライ

村上春樹短編集『一人称単数』の『ヤクルト・スワローズ詩集』に出てくるのは『帰ってきたヨッパライ』。初版レコードでは『帰って来たヨッパライ』。アマチュア時代のザ・フォーク・クルセダーズ自主制作盤アルバム『ハレンチ』に収録されたのが最初なのだ。

ストラヴィンスキー

村上春樹短編集『一人称単数』の『ウィズ・ザ・ビートルズ』に出てくるのはストラヴィンスキー。モーツアルトがあるとき突然ストラヴィンスキーに豹変するわけやない。その通り。『ト』を取ったスラヴィンスキーになら豹変することは実はあったりするんだけど。

The Beatles – Hello, Goodbye

村上春樹短編集『一人称単数』の『ウィズ・ザ・ビートルズ』に出てくるのは、ビートルズの『ハロー・グッドバイ』。1967年11月にマネージャーのエプスタインの亡くなった後の最初のシングル。B面が『I Am the Walrus』なのは恐ろしい。

モーツァルトの交響曲

村上春樹短編集『一人称単数』の『ウィズ・ザ・ビートルズ』に出てくるのは、『モーツァルトの交響曲』。数あるモーツアルトの交響曲の中で最初に出てきたのは『交響曲第40番ト短調K.550』。小林秀雄『モオツァルト』の冒頭に出てくる文章を思い出す。

John Coltrane – My Favorite Things

村上春樹短編集『一人称単数』の『ウィズ・ザ・ビートルズ』に出てくるのは『マイ・フェイバリット・シングズ』。オリジナルは映画『サウンド・オブ・ミュージック』でジュリー・アンドリュースが唄ったもの。ここでは『あの魔術的な』ジョン・コルトレーン。

A Summer Place/Edelweiss/Moon River

村上春樹短編集『一人称単数』の『ウィズ・ザ・ビートルズ』に出てくるのは、夏の日の恋/エーデルワイス/ムーン・リヴァーの3曲。既にこれまでに出てきている曲だね。よく考えたら(考えなくても)どれも映画音楽なわけで、当然何度も聴いたことがある曲。

The Sound Of Music

村上春樹短編集『一人称単数』の『ウィズ・ザ・ビートルズ』に出てくるのは、映画『サウンド・オブ・ミュージック』のサウンドトラック盤。元々は作曲家リチャード・ロジャースと作詞家オスカー・ハマースタイン2世のコンビの1959年のミュージカルが基。
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