たまに聴くと素晴らしいブラームスのピアノ作品
ブラームスのピアノ作品はたまに聴くと素晴らしいが、しょっちゅう耳にしているとくたびれる。しばしば退屈もする。
村上春樹-一人称単数-謝肉祭(Carnaval)P162
確かに、
くたびれるというのはよくわかる。
ただ、
退屈はしないかな。
ところでブラームスのピアノ作品はいろいろあるけれど、
ソナタとなると3曲だけだ。
しかもこの3曲は、
まだブラームスが19歳から20歳の時につくられている。
シューマンの手助けで作曲家デビューを果たしたブラームスは、
シューマンがライン河へ投身自殺をはかった際は2年間シューマン家に滞在して支えたようだ。
シューマンの妻であるクララの精神的支えにもなったブラームスと、
クララの交流はクララが亡くなるまで続く。
ブラームス – ピアノソナタ第3番 Op.5 ヘ短調
そんなわけで、
ブラームスのピアノソナタ第3番 。
第1楽章 アレグロ・マエストーソ
ヘ短調 四分の三拍子 ソナタ形式
第2楽章 アンダンテ・エスプレッシーヴォ
三部形式による 変イ長調 四分の二拍子
第3楽章 アレグロ・エネルジーコ
スケルツォ ヘ短調
第4楽章 アンダンテ・モルト
変ロ短調 四分の二拍子
第5楽章 アレグロ・モデラート・マ・ルバート
ヘ短調 八分の六拍子
ピアノは、
アナトール・ウゴルスキで。
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