ドヴォルザーク 交響曲第8番「イギリス」ト長調 作品88

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Antonín Dvořák : Symphony No.8 in G major,Op.88,B.163

村上春樹『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽、
68)はドヴォルザーク 交響曲第8番「イギリス」ト長調 作品88 。

曲の構成

この曲は、
3つの楽章で構成されている。

ドヴォルザーク 交響曲第8番「イギリス」ト長調 作品88

第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ
    ト長調 4/4拍子 自由なソナタ形式
第2楽章 アダージョ
    ハ短調 2/4拍子 自由な三部形式
第3楽章 アレグレット・グラツィオーソ-モルト・ヴィヴァーチェ
    ト短調 3/8拍子-2/4拍子 三部形式
第4楽章 アレグロ・マ・ノン・トロッポ
    ト長調 4分の2拍子 自由な変奏曲形式

ドヴォルザーク 交響曲第8番「イギリス」ト長調 作品88 5枚のレコード

ここでは、
5枚のレコードが紹介されている。

ドヴォルザーク 交響曲第8番「イギリス」ト長調 作品88 5枚のレコード

・ジョージ・セル(George Szell)
 /クリーブランド管弦楽団(The Cleveland Orchestra)1958年
・ブルーノ・ワルター(Bruno Walter)
 /コロムビア交響楽団(Columbia Symphony Orchestra)1962年
・イシュトヴァン・ケルテス(Istvan Kertesz)
 /ロンドン交響楽団(London Symphony Orchestra)1963年
・スデニェク・コシュラ―(Zdeněk Košler)
 /スロバキア・フィルハーモニー管弦楽団(Slovak Philharmonic Orchestra)1973年
・ヴァ―ツラフ・ノイマン(Václav Neumann)
 /チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(Czech Philharmonic)1982年

ジョージ・セル/クリーブランド管弦楽団

1枚目はジョージ・セル指揮、
クリーブランド管弦楽団。

ブルーノ・ワルター/コロムビア管弦楽団

2枚目はブルーノ・ワルター指揮、
コロムビア交響楽団。

イシュトヴァン・ケルテス/ロンドン交響楽団

3枚目はイシュトヴァン・ケルテス指揮、
ロンドン交響楽団。

スデニェク・コシュラ―/スロバキア・フィルハーモニー管弦楽団

4枚目はスデニェク・コシュラ―指揮、
スロバキア・フィルハーモニー管弦楽団。

ヴァ―ツラフ・ノイマン/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

5枚目はヴァ―ツラフ・ノイマン指揮、
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団。

おまけ

さて、
今回はドヴォルザーク 交響曲第8番「イギリス」ト長調 作品88。

愛称は『イギリス』だけど、
イギリスっぽいとかではない。

ただドイツの音楽出版社ジムロック社との契約をドヴォルザークが一方的に破棄して、
イギリスのノヴェロ社からこの曲を出版したことでそう呼ばれている。

でも最近では、
そう呼ばれなくなっているのかな?

いずれにしても、
誤解を招く単純な理由だから呼ばれなくて正解か。

作曲は、
1889年。

初演は1890年、
作曲者指揮でプラハ国立歌劇場管弦楽団によってプラハ国立歌劇場で行われている。

ちなみにジムロック社との契約をドヴォルザークが一方的に破棄したのは、
低い作曲料を上げようとしないし小品ばかり要求するからだったみたいだ。

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