Wolfgang Amadeus Mozart : Divertimento in E-Flat Major,K.563
村上春樹『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽、
70)はモーツァルト ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563。
曲の構成
この曲は、
6つの楽章で構成されている。
第1楽章 アレグロ
変ホ長調、ソナタ形式、4/4拍子
第2楽章 アダージョ
変イ長調 ソナタ形式 3/4拍子
第3楽章 メヌエット(アレグロット)-トリオ
変ホ長調 複合三部形式 3/4拍子
第4楽章 アンダンテ
変ロ長調 主題と4つの変奏曲 2/4拍子
第5楽章 メヌエット(アレグロット)-トリオⅠ-トリオⅡ
変ホ長調 ロンド形式 3/4拍子
第6楽章 アレグロ
変ホ長調 ロンドソナタ形式 6/8拍子
モーツァルト ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563 5枚のレコード
ここでは、
5枚のレコードが紹介されている。
・ヤッシャ・ハイフェッツ(Jascha Heifetz)
/ウィリアム・プリムローズ(William Primrose)
/エマニュエル・フォイアマン(Emanuel Feuermann)1954年
・ジャン・プー二エ(Jean Pougnet)
/フレデリック・リドル(Frederick Riddle)
/アンソニー・ピーニ(Anthony Pini)1953年
・イタリア弦楽三重奏団(Trio Italiano d’Archi)1966年
・アマデウスSQのメンバー(Amadeus String Quartet)1984年
・アイザック・スターン(Isaac Stern)
/ピンガス・ズーカーマン(Pinchas Zukerman)
/レナード・ローズ(Leonard Rose)1973年
ヤッシャ・ハイフェッツ/ウィリアム・プリムローズ/エマニュエル・フォイアマン
1枚目は、
ヤッシャ・ハイフェッツのヴァイオリン。
ウィリアム・プリムローズのヴィオラ、
エマニュエル・フォイアマンのチェロ。
ジャン・プー二エ/フレデリック・リドル/アンソニー・ピーニ
2枚目は、
ジャン・プー二エのヴァイオリン。
フレデリック・リドルのヴィオラ、
アンソニー・ピーニのチェロ。
イタリア弦楽三重奏団
3枚目は、
イタリア弦楽三重奏団。
アマデウスSQのメンバー
4枚目は、
アマデウスSQのメンバー。
アイザック・スターン/ピンガス・ズーカーマン/レナード・ローズ
5枚目は、
アイザック・スターンのヴァイオリン。
ピンガス・ズーカーマンのヴィオラ、
レナード・ローズのチェロ。
おまけ
さて、
今回はモーツァルト ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563。
1788年に書かれた、
モーツァルト最後のディヴェルティメント。
モーツァルトは、
ディヴェルティメントと題した曲を20曲以上作曲している。
その中で、
弦楽三重奏の形態をとるものはこの変ホ長調K.563のみだ。
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