Anton Bruckner : Symphony No.7 in E major, WAB107
村上春樹『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽、
44)はブルックナー 交響曲第7番 ホ長調。
曲の構成
この曲は、
7つの曲で構成されている。
第1楽章 アレグロ・モデラート ホ長調 2/2拍子 ソナタ形式
第2楽章 アダージョ 嬰ハ短調 4/4拍子 ロンド形式
第3楽章 スケルツォ イ短調 3/4拍子 三部形式
第4楽章 フィナーレ ホ長調 2/2拍子 自由なソナタ形式
ブルックナー 交響曲第7番 ホ長調 4枚のレコード
ここでは、
〈上〉・〈下〉で計8枚のレコードが紹介されている。
・エドゥアルト・ファン・ベイヌム(Eduard van Beinum)
/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(Royal Concertgebouw Orchestra)1954年
・オットー・クレンペラー(Otto Klemperer)
/フィルハーモニア管弦楽団(Philharmonia Orchestra)1960年
・カール・シューリヒト(Carl Schuricht)
/ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団(Hague Philharmonic Orchestra)1964年
・クルト・ザンデリンク(Kurt Sanderling)
/デンマーク放送交響楽団(Danish Radio Symphony Orchestra)1979年
・ブルーノ・ワルター(Bruno Walter)
/コロムビア交響楽団(Columbia Symphony Orchestra)1961年
・ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan)
/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berlin Philharmonic Orchestra)1970年
・ユージン・オーマンディ(Eugene Ormandy)
/フィラデルフィア管弦楽団(The Philadelphia Orchestra)1969年
・朝比奈隆
/大阪フィルハーモニー管弦楽団 1975年
エドゥアルト・ファン・ベイヌム/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
1枚目はエドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団。
オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団
2枚目はオットー・クレンペラー指揮、
フィルハーモニア管弦楽団。
カール・シューリヒト/ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団
3枚目はカール・シューリヒト指揮、
ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団。
クルト・ザンデリンク/デンマーク放送交響楽団
4枚目はクルト・ザンデリンク指揮、
デンマーク放送交響楽団。
残念ながら、
音は見つからず。
ブルーノ・ワルター/コロムビア交響楽団
1枚目はブルーノ・ワルター指揮、
コロムビア交響楽団。
ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2枚目はヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。
ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団
3枚目はユージン・オーマンディ指揮、
フィラデルフィア管弦楽団。
朝比奈隆/大阪フィルハーモニー管弦楽団
4枚目は朝比奈隆指揮、
大阪フィルハーモニー管弦楽団。
残念ながら、
音は見つからず。
おまけ
さて、
ブルックナー 交響曲第7番 ホ長調。
1884年アルトゥル・ニキシュ指揮、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団で初演。
この7番になって、
やっと交響曲の初演が成功している。
バイエルン国王、
ルートヴィヒ2世に献呈されている。
最初に第1.3楽章が完成、
第2楽章のスケッチを書いている頃に敬愛していたワーグナーが亡くなっている。
なので、
第2楽章のコーダに4本のワグナーチューバを使用したワーグナーへの葬送音楽を付け加えている。
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