ハイドン 弦楽四重奏曲第76番「五度」ニ短調 作品76の2

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Franz Joseph Haydn:String Quartet In D Minor Op.76 No.2 “Fifths”

村上春樹『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽、
26)はハイドン 弦楽四重奏曲第76番「五度」ニ短調 作品76の2。

曲の構成

この曲は、
4楽章から成っている。

ハイドン 弦楽四重奏曲第76番「五度」ニ短調 作品76の2

第1楽章 アレグロ
    ニ短調 4分の4拍子 ソナタ形式
第2楽章 アンダンテ・オ・ピウ・トスト・アレグレット
    ニ長調 8分の6拍子 三部形式(あるいは変奏曲形式)
第3楽章 メヌエット:アレグロ・マ・ノン・トロッポ – トリオ
    ニ短調 – ニ長調 4分の3拍子 三部形式
第4楽章 フィナーレ:ヴィヴァーチェ・アッサイ
    ニ短調 – ニ長調 4分の2拍子 ソナタ形式

ハイドン 弦楽四重奏曲第76番「五度」ニ短調 作品76の2 6枚のレコード

ここでは、
6枚のレコードが紹介されている。

ハイドン:弦楽四重奏曲第76番「五度」ニ短調 作品76の2 6枚のレコード

・ハンガリー弦楽四重奏団(The Hungarian Quartet)1958年
・ヤナーチェク四重奏団(The Janáček Quartet)1964年
・イタリア四重奏団(Quartetto Italiano)1965年
・クリーブランド弦楽四重奏団(The Cleveland Quartet)1976年
・東京弦楽四重奏団(The Tokyo String Quartet)1979年
・アマデウス弦楽四重奏団(The Amadeus Quartet)1983年

ハンガリー弦楽四重奏団

1枚目は、
ハンガリー弦楽四重奏団。

ヤナーチェク四重奏団

2枚目は、
ヤナーチェク四重奏団。

イタリア四重奏団

3枚目は、
イタリア四重奏団。

クリーブランド弦楽四重奏団

4枚目は、
クリーブランド弦楽四重奏団。

残念ながら、
音は見つからず。

東京弦楽四重奏団

5枚目は、
東京弦楽四重奏団。

アマデウス弦楽四重奏団

6枚目は、
アマデウス弦楽四重奏団。

おまけ

さて、
ハイドン 弦楽四重奏曲第76番「五度」ニ短調 作品76の2。

ハイドンの弦楽四重奏曲は、
1805年のハイドン作品目録(HV)以来83曲と考えられてきた。

ただ例のごとくハイドンの作ではないと考えられているものもあるし、
編曲したものもある。

なので、
実際には68曲ということみたいだけどまあいい。

そうなるとこの曲も76番だけど、
61番でもある。

第1楽章冒頭の主題から、
『五度』四重奏曲(Quintenquartett)の愛称で親しまれている。

1797年に作曲されて1799年に出版された、
全6曲の楽四重奏曲集『エルデーディ四重奏曲 作品76』の2曲目だから『エルデーディ四重奏曲第2番』とも呼ばれる。

面倒だけど、
曲そのものは素晴らしい。

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