Oveture
毎日がクリスマスだったら良いのに…
多くの人が1度くらいはそう思ったことがあるんじゃないかな?
とはいえ、
クリスマスが近付いてきてどう感じるのか?はきっと年齢とか環境とかで随分と違うんだろう。
サンタさんが本当に居ると信じていた頃は、
靴下の中のプレゼントを心待ちにしてワクワクしながらベッドに潜り込んだもんだ。
もちろんやがてはサンタさんなんて居ないことは徐々に気付くわけだけど、
それでも家族や友達と過ごすクリスマスの夜は楽しいものだった。
そのうちに好きな女の子が出来たりし出すと、
クリスマスがある種の一大イベントみたいになる時期もあった。
そしていつの間にか気が付いた時にはクリスマスは段々と輝きを失い、
大して意味のないものになっていく。
それでもいろいろなクリスマス・ソングを聴くと、
なんだかクリスマスもそれほど悪くないぞとまた思ったりもするのだ。
そんなクリスマス・ソングを聴くのは嫌いじゃあいという人の為に、
このカテゴリーをつくってみた。
なにしろ音楽は雑食なので、
いろいろなクリスマス・ソングが出てくることになるだろう。
その中に、
知らない曲があってそれがお気に入りになったりしてくれたら良いなと思う。
というわけで、
早速始めていこうかな。
Wizzard – I Wish It Could Be Christmas Everyday
それでスタートは、
毎日がクリスマスだったら良いのにって曲だ。
別にクリスマス・ソングの中で、
1番好きな曲というわけじゃあないけど何となく。
1973年、
ELO脱退後のロイ・ウッドのバンド『ウィザード』。
もちろん曲を書いたのもプロデュースも、
ロイ・ウッド本人だ。
まるでフィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドみたいな分厚い音が、
クリスマス・ソングにはピッタリの『I Wish It Could Be Christmas Everyday』だ。
歌詞の途中に、
こんなフレーズが出てくる。
When we’re skating in the park
Wizzard – I Wish It Could Be Christmas Everyday
If the storm cloud paints it dark
Then your rosy cheeks
gonna light my merry way
公園でスケートする時にもしも吹雪で真っ暗になっても
君の赤いほっぺたが道を明るく照らしてくれる。
これって、
赤鼻のトナカイの感じだよね。
それでこの曲ってリリースされてから1973年-1981年-1984年-2007年~2020年と、
未だにUKチャートに入ってくる大人気曲なんだよね。
でも、
残念ながら1位にはなったことがない。
最高位は、
やはり最初のリリースの時の4位。
この時に1位を続けていたのは、
今でもイギリスで大人気のスレイドのクリスマス・ソング『Merry Xmas Everybody』だったのだ。
というわけで…
今回のクリスマス・ソングは、
ウィザードの『I Wish It Could Be Christmas Everyday』でした。
いろんなスタイルのクリスマス・ソングがあるけど、
こういった楽しい感じの曲はやはり良いよね。
ちなみに、
このシングルのB面はインストの『Rob Roy’s Nightmare (A Bit More H. A.)』。
こちらは、
『おまけ』の方でどうぞ。
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