Walking The Dog

注射

Rufus Thomas – Walking The Dog

April 17, 1964 1st Album(UK) The Rolling Stones

 A1:Route 66
    (Bobby Troup)
 A2:I Just Want to Make Love to You
    (Willie Dixon)
 A3:Honest I Do
    (Jimmy Reed)
 A4:Mona (I Need You Baby)
    (Ellas McDaniel)
 A5:Now I’ve Got a Witness
    (Nanker Phelge)
 A6:Little by Little
    (Nanker Phelge, Phil Spector)
 B1:I’m a King Bee
    (James Moore)
 B2:Carol
   (Chuck Berry)
 B3:Tell Me (You’re Coming Back)
   (Mick Jagger, Keith Richards)
 B4:Can I Get a Witness
   (Brian Holland, Lamont Dozier, Eddie Hollandss)
 B5:You Can Make It If You Try
   (Ted Jarrett)
 B6:Walking the Dog
   (Rufus Thomas)

※May 29, 1964 1st Album(US)England’s Newest Hit Makers。
 UK盤から『Mona (I Need You Baby)』をカット、
 替わりに『Not a Fade Away』を1曲目に収録。

ストーンズが1stアルバムでカヴァーした曲、
最後は『Walking The Dog』。

オリジナルは書いたのも唄っているのも、
ルーファス・トーマス。

1963年、
曲と同名のタイトルのアルバムで登場している。

シングル・リリースされて、
Billboard Hot 100では10位とヒットした曲でもある。

イントロには、
メンデルスゾーンが使われている。

シェイクスピアの戯曲『真夏の夜の夢』を基にした劇付随音楽で、
その中の『結婚行進曲』を使っている。

歌詞の方は、
英語圏の子どもたちに大人気の手遊び歌『Mary Mack (Miss Mary Mack) 』からだね。

Miss Mary Mack, Mack, Mack,
All dressed in black, black, black,
With silver buttons, buttons, buttons,
All down her back, back, back.

She asked her mother, mother, mother,
For fifteen cents, cents, cents,
To see the elephants, elephants, elephants
Jump over the fence, fence, fence.

They jumped so high, high, high,
They touched the sky, sky, sky.
And never came down, down, down,
‘Til the fourth of July, ‘ly, ‘ly.

Mary Mack (Miss Mary Mack)

とは言っても、
この歌詞はただ犬を散歩させるような意味じゃあもちろんない。

そもそもタイトル自体、
違う意味がある。

まあここでは書かないけれど、
例えば『She broke the needle and she can sew』とかでわかるでしょ?

だから『If you don’t know how to do it.I’ll show you how to walk the dog』、
なわけで。

ちなみにシングルのB面は、
『You Said』。

The Rolling Stones – Walking The Dog

ストーンズのこの曲のカヴァーの聴きどころといえば
ブライアン・ジョーンズのバッキング・ヴォーカルだな。

そうそう『On Air』にも、
ラジオ番組『Saturday Night Club』でオン・エアされた音源。

他のカヴァー

これはやはり、
エアロスミスが最初に思い浮かぶかな。

1973年の彼らの最初のアルバム、
『Aerosmith』の最後に登場する。

最初のジャケットだと、
タイトルが『Walkin’ the Dig』ってミスプリだったんだよね。

あとは、
スウィンギング・ロンドンの時代に『裸足の女王』として人気だったサンディ・ショーのカヴァー。

1969年のアルバム、
『Reviewing The Situation』で登場する。

というわけで…

今回はストーンズが1stアルバムでカヴァーした曲の最後、
ルーファス・トーマスがオリジナルの『Walking The Dog』。

もちろんオリジナル・ヴァージョンと、
ストーンズのカヴァーが2つ。

それにエアロスミスと、
サンディ・ショーのカヴァーも一緒に。

それにしても、
こういった内容の歌でもヒットしちゃうんだから面白い。

他のストーンズのカヴァーはこちら!

ローリング・ストーンズがカヴァーした曲
The Rolling Stones

おまけ

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