The Beatles Original & Cover Overture

ビートルズのレコード

1st Album – Please Please Me

ビートルズの1stアルバムは、
1963年3月22日にリリースされている。

この時はモノラル盤で、
ステレオ盤は4月26日と一ヵ月ほど遅れての発売。

1stシングルの『Love Me Do』に続く、
2ndシングルの『Please Please Me』がヒットしたことを受けて制作されることに。

既にシングルになっていた4曲を除いて、
たった1日で10曲をレコーディングしたんだからスゴイ。

費やした時間を考えるとそれなりのアルバムになっちゃいそうだけど、
そこはビートルズだから見事な出来上がりになっている。

収録曲は、
こんな感じ。

A1 I Saw Her Standing There
A2 Misery
A3 Anna (Go To Him)
A4 Chains
A5 Boys
A6 Ask Me Why
A7 Please Please Me

B1 Love Me Do
B2 P.S. I Love You
B3 Baby It’s You
B4 Do You Want To Know A Secret
B5 A Taste Of Honey
B6 There’s A Place
B7 Twist And Shout

この12曲中オリジナルは6曲、
残りはカヴァー曲。

2nd以降は?

その後にリリースされていくアルバムにも、
それなりにカヴァー曲が入っている。

例えば英国盤公式オリジナル・アルバム+シングルで追ってみると、
カヴァー曲が入っているアルバムと曲数はこんな感じだ。

1st Please Please Me…6曲
2nd With the Beatles…6曲
4th Beatles for Sale…6曲
5th Help!…2曲
12th Let It Be…1曲
シングル…4曲


もちろん実際には英国盤公式オリジナル・アルバム+シングル以外で、
カヴァーしている曲はもっとある。

これが多いのか?少ないのか?は何とも言えないけど、
このカヴァーによって多くの人に知られる曲もあるわけで。

そういう意味では、
カヴァーした意味はあると言っても良いだろう。

まあ当時本人たちがそんなことを考えていたかどうか?
は別にしてね。

ビートルズで1番カヴァー曲を唄っているのは誰?

ちなみにビートルズがカヴァーした曲の多くは、
ジョン・レノンのものが多い気がするんだけどどうだったろう?

それで上の英国盤公式オリジナル・アルバム+シングルで数えてみると、
こんな結果になった。

Anna (Go to Him):ジョン
Chains:ジョージ
Boys:リンゴ
Baby It’s You:ジョン
A Taste Of Honey:ポール
Twist And Shout:ジョン
Till There Was You:ポール
Please Mr. Postman:ジョン
Roll Over Beethoven:ジョージ
You Really Got A Hold On Me:ジョン
Devil In Her Heart:ジョージ
Money (That’s What I Want):ジョン
Rock and Roll Music:ジョン
Mister Moonlight:ジョン
Kansas City/Hey, Hey, Hey, Hey:ポール
Words Of Love:ジョン&ポール
Honey Don’t:リンゴ
Everybody’s Trying To Be My Baby:ジョージ
Act Naturally:リンゴ
Dizzy Miss Lizzy:ジョン
Maggie Mae:ジョン
Long Tall Sally:ポール
Slow Down:ジョン
Matchbox:リンゴ
Bad Boy:ジョン

ジョンが12曲でポールもジョージもリンゴも4曲ずつで、
ジョンとポールのが1曲。

ジョンが多いのは思っていた通りだったけど、
ポールはやはり少なかった。

まあそんなこんなで、
こんな話題も入れながらビートルズのカヴァー曲とオリジナルと他のカヴァーもこれから少しずつ紹介していこうと思う。

他のビートルズのカヴァーはこちらから!

ビートルズがカヴァーした曲
The Beatles


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