Autumn Almanac/Autumn In New York

秋の葉っぱ

秋分の日

さて、
本日は秋分の日。

今日から暦上は『秋』で、
一応冬至の12/22まで続くわけだ。

少しずつ昼間の時間が短くなって、
やがて冬至の日にそのピークに達するんだね。

それは、
夜がどんどん長くなるということ。

夜は嫌いじゃあないから長くなるのは悪くないけど、
明るい時間が短くなっていくのは何となく寂しさが付き纏う。

The Kinks – Autumn Almanac

そんな1つの区切りの秋分の日、
必ず聴く曲がある。

その1曲が、
キンクスの『Autumn Almanac』。

リリースは1967年のアルバム『Something Else By The Kinks』と、
翌年の『The Kinks Are the Village Green Preservation Society』の間にシングル・リリースされている。

1967年と言えば、
ビートルズは『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』をリリースした年。

ストーンズは『Their Satanic Majesties Request』、
でもそういった流れにまんまでは乗らないところがキンクスなのだ。

この曲は、
レイ・デイヴィスがチャーリーに触発されてつくったという曲。

チャーリーと言っても、
もちろんチャーリー・ワッツじゃあない。

レイ・デイヴィスの故郷、
ロンドン北部のマスウェル・ヒル地区に住む脊柱後彎の庭師のチャーリーだ。

何かのインタヴューでも、
そのことについて語っている。

The words were inspired by Charlie,
my dad’s old drinking mate,
who cleaned up my garden for me,
sweeping up the leaves.

I wrote it in early autumn,
yeah,
as the leaves were turning color.

Ray Davies

まあ歌詞についてはあちこちでもアレコレ書かれているので省略するけど、
食べ物が出てくるのが興味深い。

1つは『Buttered Currant Bun』で、
普通に考えればバターを塗った葡萄パンのこと。

でも、
これにはいろいろな意味があるみたい。

例えば太陽とかイギリスのタブロイド紙『SUN)とか、
次々と客(男)と●●する娼婦(女)とか…となかなか深いのだ。

まあ、
レイ・デイヴィスだからね。

あとは、
『Roast beef on Sunday’s』。

いわゆる『Sunday Roast』のことで、
イギリス伝統の食事で日曜日の昼過ぎに供されるもの。

どうでも良い話ではあるが、
少しばかり興味深い。

Autumn In New York

そしてもう1曲は、
1934年ヴァーノン・デュークによって作詞作曲された『Autumn In New York』。

どれだけの人がこの曲を演っているんだろう?
というくらいさまざまなヴァージョンがある。

でもボクが聴くのは、
やはりビリー・ホリデイ。

ちょっと、
他の人のものとは違う。

そして、
エラ・フィッツジェラルドとルイ・アームストロング。

これはいつ聴いても、
気持ちよく聴ける。

というわけで…

今回は、
秋分の日ということで『秋の曲』。

キンクスの『Autumn Almanac』と、
ビリー・ホリデイとエラ・フィッツジェラルド/ルイ・アームストロングの『Autumn In New York』。

秋の夜長、
どんどん長くなるけど次は何を聴こう?

もうこれだけで、
充分なんだけどな。

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