ストラヴィンスキー：「兵士の物語」

57曲目は4枚のレコード

村上春樹『古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音たち、
57曲目はストラヴィンスキー：「兵士の物語」。

1918年に発表された、
朗読と演劇とバレエを総合した舞台作品。

ロシアの民話をもとにしたもので、
シャルル・フェルディナン・ラミュが台本を制作。

エルネスト・アンセルメ指揮で、
ローザンヌ劇場にて初演。

出版は1924年で、
スイスのパトロンであるヴェルナー・ラインハルトに献呈された。

ラミュの台本とは別に、
ジャン・コクトーが編集した版もある。

こちらは1961年に、
イーゴリ・マルケヴィチ指揮で録音されている。

語り手はコクトー自身で、
舞台を見ずに音楽だけ聴いている人にも話の筋が解るように改められている。

曲の構成

この曲には、
全曲版と組曲版とピアノ曲版と室内楽組曲版がある。

レナード・バーンスタイン/ボストン交響楽団メンバー

Leonard Bernstein,
Menber of The Boston Symphony Orchestra,member-
Stravinsky:
L’Histoire du soldat

1947年

指揮：レナード・バーンスタイン
演奏：ボストン交響楽団メンバー

ジョン・カリュー/ロンドン交響楽団の室内グループ

John Carewe,
London symphony Orchestra Camber Group-
Stravinsky:
L’Histoire du soldat

1959年

指揮：ジョン・カリュー
演奏：ロンドン交響楽団の室内グループ

レオポルド・ストコフスキー/器楽アンサンブル

Leopold Stokowski,
Bassoon-Loren Glickman,
Clarinet-Charles Russo,
Double Bass-Julius Levine,
Percussion-Raymond Des Roches,
Trombone-John Swallow,
Trumpet-Theodore Weis,
Violin-Gerald Tarack,
Voice Actor [The Devil]-Martial Singher,
Voice Actor [The Soldier]-Jean Pierre Aumont,
Narrator-Madeleine Milhaud-
Stravinsky:
L’Histoire du soldat

1967年

指揮：レオポルド・ストコフスキー
演奏：器楽アンサンブル
　　　バスーン：ローレン・グリックマン
　　　クラリネット：チャールズ・ルッソ
　　　コントラバス：ジュリアス・レヴァイン
　　　パーカッション：レイモンド・デ・ロッシュ
　　　トロンボーン：ジョン・スワロー
　　　トランペット：セオドア・ワイス
　　　ヴァイオリン：ジェラルド・タラック
　　　声優（悪魔）：マーシャル・シンガー
　　　声優（兵士）：ジャン＝ピエール・オーモン
　　　ナレーター：マドレーヌ・ミヨー

ボストン交響楽団室内アンサンブル

Boston Symphony Chamber Players-
Stravinsky:
L’Histoire du soldat

1975年

ボストン交響楽団室内アンサンブル

というわけで…

今回の村上春樹、
『古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽。

57曲目は、
ストラヴィンスキー：「兵士の物語」をお届けしました。

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