49曲目は4枚のレコード
村上春樹『古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音たち、
49曲目はショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 作品47。
ショスタコーヴィチは全部で15もの交響曲を作曲しているが、
これはその5番目にあたるもの。
交響曲第1番 ヘ短調 作品10(1925)
交響曲第2番 ロ長調 作品14「十月革命に捧ぐ」(1927)
交響曲第3番 変ホ長調 作品20「メーデー」(1929)
交響曲第4番 ハ短調 作品43(1936)
交響曲第5番 ニ短調 作品47(1937)
交響曲第6番 ロ短調 作品54(1939)
交響曲第7番 ハ長調 作品60「レニングラード」(1941)
交響曲第8番 ハ短調 作品65(1943)
交響曲第9番 変ホ長調 作品70(1945)
交響曲第10番 ホ短調 作品93(1953)
交響曲第11番 ト短調 作品103「1905年」(1957)
交響曲第12番 ニ短調 作品112「1917年」(1961)
交響曲第13番 変ロ短調 作品113(1962)
交響曲第14番 ト短調 作品135(1969)
交響曲第15番 イ長調 作品141(1971)
1937年にエフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団によって初演。
前年、
スターリンの意向で激しい批判に晒された名誉挽回の作品は大成功となる。
曲の構成
この曲は、
4つの楽章から成る。
第1楽章
モデラート-
アレグロ・ノン・トロッポ
ニ短調
4分の4拍子
ソナタ形式
第2楽章
スケルツォ
アレグレット
イ短調
4分の3拍子
複合三部形式
第3楽章
緩徐楽章
ラルゴ
嬰ヘ短調
4分の4拍子
第4楽章
アレグロ・ノン・トロッポ
ニ短調
4分の4拍子
ディミトリ・ミトロプーロス/フィルハーモニック管弦楽団NY
Dimitris Mitropoulos,
Philharmonic Symphony Orchestra Of New York-
Shostakovich:
Symphony No.5
in D minor,
Op.47
1952年
指揮:ディミトリ・ミトロプーロス
演奏:フィルハーモニック管弦楽団NY
レオポルド・ストコフスキー/スタジアム・シンフォニー・オブNY
Leopold Stokowski,
Stadium Symphony Orchestra Of New York-
Shostakovich:
Symphony No.5
in D minor,
Op.47
1958年
指揮:レオポルド・ストコフスキー
演奏:スタジアム・シンフォニー・オブNY
レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニック
Leonard Bernstein,
New York Philharmonic-
Shostakovich:
Symphony No.5
in D minor,
Op.47
1959年
指揮:レナード・バーンスタイン
演奏:ニューヨーク・フィルハーモニック
ハワード・ミッチェル/ナショナル交響楽団
Howard Mitchell,
National Symphony Orchestra-
Shostakovich:
Symphony No.5
in D minor,
Op.47
1953年
指揮:ハワード・ミッチェル
演奏:ナショナル交響楽団
というわけで…
今回の村上春樹、
『古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽。
49曲目は、
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 作品47をお届けしました。
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