チャイコフスキー 幻想曲「リミニのフランチェスカ」作品32

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Pyotr Ilyich Tchaikovsky : Francesca da Rimini:Symphonic Fantasy after Dante,Op.32

村上春樹『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽、
74)はチャイコフスキー 幻想曲「リミニのフランチェスカ」作品32。

曲の構成

この曲は、
導入部に続いて3つの部分が展開される形式。

チャイコフスキー 幻想曲「リミニのフランチェスカ」作品32

導入部 アンダンテ・ルグーブレ
第1部 アレグロ・ヴィーヴォ
第2部 アンダンテ・カンタービレ・ノン・トロッポ
第3部 アレグロ・ヴィーヴォ

チャイコフスキー 幻想曲「リミニのフランチェスカ」作品32 6枚のレコード

ここでは、
6枚のレコードが紹介されている。

チャイコフスキー 幻想曲「リミニのフランチェスカ」作品32 6枚のレコード

・シャルル・ミュンシュ(Charles Munch)
 /ボストン交響楽団(The Boston Symphony Orchestra)1956年
・シャルル・ミュンシュ(Charles Munch)
 /ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(Royal Philharmonic Orchestra)1963年
・カルロ・マリア・ジュリーニ(Carlo Maria Giulini)
 /フィルハーモニア管弦楽団(The Philharmonia Orchestra)1963年
・レオポルド・ストコフスキー(Leopold Stokowski)
 /ニューヨーク・スタジアム交響楽団(Stadium Symphony Orchestra of New York)1958年
・レナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein)
 /ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団()1966年
・ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Mstislav Rostropovich)
 /ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(London Philharmonic Orchestra)1972年

シャルル・ミュンシュ/ボストン交響楽団

1枚目はシャルル・ミュンシュ指揮、
ボストン交響楽団。

シャルル・ミュンシュ/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

2枚目はシャルル・ミュンシュ指揮、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団。

カルロ・マリア・ジュリーニ/フィルハーモニア管弦楽団

3枚目はカルロ・マリア・ジュリーニ指揮、
フィルハーモニア管弦楽団。

レオポルド・ストコフスキー/ニューヨーク・スタジアム交響楽団

4枚目はレオポルド・ストコフスキー指揮、
ニューヨーク・スタジアム交響楽団。

レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団

5枚目はレナード・バーンスタイン指揮、
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団。

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

6枚目はムスティスラフ・ロストロポーヴィチ指揮、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団。

おまけ

さて、
今回はチャイコフスキー 幻想曲「リミニのフランチェスカ」作品32。

ダンテの書いた『神曲』の中の地獄篇、
第5歌で描かれる世界を基に1876年に作曲されたのがこの曲。

ポレンタ家の姫フランチェスカ、
マラテスタ家との和解のために同家長男ジョヴァンニに嫁ぐことになる。

フランチェスカを迎えに来たのは、
ジョヴァンニの弟パオロ。

2人は恋に落ち、
結婚してからも密会を続ける。

或る夜のこと、
二人の密会をジョヴァンニが見つけてしまう。

嫉妬に狂ったジョヴァンニは、
2人を殺してしまう。

2人は罪を犯した者として、
地獄の嵐に吹き流される。

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