口笛で吹くバッハの『主よ、人の望みの喜びよ』

村上春樹の短編集『中国行きのスロウ・ボート』の『シドニーのグリーン・ストリート』では、バッハが1723年にマリア訪問の祝日用に作曲したと言われる教会カンタータ。『主よ、人の望みの喜びよ-Jesus bleibet meine Freude』

口笛で吹く『パリアッチの序曲』

村上春樹の短編集『中国行きのスロウ・ボート』の『シドニーのグリーン・ストリート』では、ヴェリズモ・オペラの代表作、ルッジェーロ・レオンカヴァッロのオペラ『Pagliacci(道化師)』の序曲が出てくる。これを口笛で吹くのは結構難しそうだな。

羊男が来たからレコード棚にしまった『グレン・グールドの「インヴェンション」』

村上春樹の短編集『中国行きのスロウ・ボート』の『シドニーのグリーン・ストリート』では三度目のグレン・グルード。羊男が来たので、『僕』はプレーヤーのスイッチを切ってグレン・グールドの「インヴェンション」をレコード棚にしまう。組み合わせが良い。

毎日まいにちすごく暇な『僕』が聴く『グレン・グールドのレコード』

村上春樹の短編集『中国行きのスロウ・ボート』の『シドニーのグリーン・ストリート』では再びグレン・グールド。暇な『僕』は爪を切ったり、レコードを聴いたり、自動拳銃の手入れをしたり、ピザ・スタンドで「ちゃーりー」と世間話をしたりして時間を潰す。

ちゃーりーが好きな『AC/DC』

村上春樹の短編集『中国行きのスロウ・ボート』の『シドニーのグリーン・ストリート』に登場するのはAC/DCだ。この物語は『シドニーのグリーン・ストリート』だけど、メルボルンには『ACDC Lane(AC/DC通り)』っていうのがあるんだよ。

グールドを聴くのにあきるとかける『ビング・クロスビーのホワイト・クリスマス』

村上春樹の短編集『中国行きのスロウ・ボート』の『シドニーのグリーン・ストリート』に登場するのは、ビング・クロスビーの『ホワイト・クリスマス』。この曲を聴くともう今ではベトナム戦争の時の『フリークエント・ウインド作戦』を思い出してしまうのだ。

三十八枚も持っている『グレン・グールドのレコード』

村上春樹の短編集『中国行きのスロウ・ボート』の『シドニーのグリーン・ストリート』に登場するのはグレン・グールド。彼が残したデビューの1956年盤と晩年1981年盤のバッハの『ゴルトベルク変奏曲』。これを聴き比べられるなんてありがたいことだ。

『僕』が気に入っている『ジミー・ヌーンの古いレコード』

村上春樹の短編集『中国行きのスロウ・ボート』の『土の中の彼女の小さな犬』に登場するのは、ジミー・ヌーン。ニューオリンズ・ジャズの代表的なクラリネット奏者の1人。古いレコードが何か?はわからないしあまり聴いたこともないので取り敢えずこの曲を。

ラジオから聴こえてきたスリー・ドッグ・ナイトの『ママ・トールド・ミー』

村上春樹の短編集『中国行きのスロウ・ボート』の『午後の最後の芝生』に登場するのは、ランディ・ニューマンが元々はエリック・バートンの為に書いた曲『Mama Told Me Not to Come』。ここではスリー・ドッグ・ナイトのバージョンだ。

カー・ラジオから流れていた『クリーデンス』とか『グランド・ファンク』とか

村上春樹の短編集『中国行きのスロウ・ボート』の『午後の最後の芝生』に登場するのは、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルとグランド・ファンク・レイルロード。それぞれのバンドの何という曲がここでは流れていたんだろう?正解はないが例えば…。
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