Ludwig van Beethoven: Piano Concerto No.4 in G Major,Op.58
村上春樹『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽、
98)はベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58。
曲の構成
この曲は、
3つの楽章から構成される。
第1楽章 アレグロ・モデラート ト長調 4/4拍子 協奏的ソナタ形式
第2楽章 アンダンテ・コン・モート ホ短調 2/2拍子 自由な形式
第3楽章 ロンド・ヴィヴァーチェ ト長調 2/4拍子 ロンド形式
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58 5枚のレコード
ここでは、
5枚のレコードが紹介されている。
・ロベール・カサドゥシュ(Robert Casadesus)
/エドゥアルト・ファン・ベイヌム(Eduard van Beinum)
/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(Royal Concertgebouw Orchestra)1960年
・クリフォード・カーゾン(Clifford Curzon)
/ハンス・クナッパーツブッシュ(Hans Knappertsbusch)
/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(Vienna Philharmonic Orchestra)1957年
・アルトゥール・ルービンシュタイン(Arthur Rubinstein)
/エーリッヒ・ラインスドルフ(Erich Leinsdorf)
/ボストン交響楽団(The Boston Symphony Orchestra)年
・ルドルフ・ゼルキン(Rudolf Serkin)
/ユージン・オーマンディ(Eugene Ormandy)
/フィラデルフィア管弦楽団(The Philadelphia Orchestra)1965年
・グレン・グールド(Glenn Gould)
/レナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein)
/ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団( New York Philharmonic)1961年
ロベール・カサドゥシュ/エドゥアルト・ファン・ベイヌム/コンセルトヘボウ管弦楽団
1枚目は、
ロベール・カサドゥシュのピアノ。
エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮、
コンセルトヘボウ管弦楽団。
クリフォード・カーゾン/ハンス・クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
2枚目は、
クリフォード・カーゾンのピアノ。
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。
アルトゥール・ルービンシュタイン/エーリッヒ・ラインスドルフ/ボストン交響楽団
3枚目は、
アルトゥール・ルービンシュタインのピアノ。
エーリッヒ・ラインスドルフ指揮、
ボストン交響楽団。
ルドルフ・ゼルキン/ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団
4枚目は、
ルドルフ・ゼルキンのピアノ。
ユージン・オーマンディ指揮、
フィラデルフィア管弦楽団。
グレン・グールド/レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
5枚目は、
グレン・グールドのピアノ。
レナード・バーンスタイン指揮、
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団。
おまけ
さて、
今回はベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58。
1805年に作曲に着手、
翌1806年に完成している。
突然ピアノの和音で開始されるピアノ協奏曲は、
それまでにないスタイル。
1807年にロプコヴィッツ侯爵邸で非公開に演奏されたのが最初で、
公的には『運命』・『田園』と共に翌年アン・デア・ウィーン劇場で初演。
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