ヘンリー・マンシーニの指揮する『ムーン・リヴァー』

ティファニーで朝食を

ムーン・リヴァー

僕はヘンリー・マンシーニの指揮する『ムーン・リヴァー』を聴きながら、そのソフトな三拍子にあわせて、エムの背中を手のひらでひたすら撫でたものだ。

―村上春樹-女のいない男たち-P284

この曲も映画で流れていた曲、
1961年の『Breakfast at Tiffany’s(ティファニーで朝食を)』だね。

この曲は嫌いじゃない、
ヘプバーンがギターを弾きながら唄っている方がもちろん良いけれど。

沢山の人が唄ったり演奏したりしているけれど、
ヘプバーンのものに敵うものはないと思う。

下らないエピソード

ボクはこの映画を見てからというもの、
女の子へのプレゼントはティファニーとなった。

もちろん、
映画みたいにお菓子のおまけの指輪に名前を彫ってもらったものじゃあない。

ちょうど、
なぜかティファニーがブームみたいになる少し前のことだ。

だからこの曲を聴くといろいろアレコレ思いだして、
何だか切なくなったりするのだ。

Henry Mancini – Moon River

Audrey Hepburn – Moon River

そうはいっても、
やはりこれも聴いておこう。

短編集『女のいない男たち』で流れる他の音たちはこちら!

Men Without Women
村上春樹 『女のいない男たち』 で流れる音楽たち

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