47曲目は5枚のレコード
村上春樹『古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音たち、
47曲目はリスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調。
1830年にスケッチが始まり、
大部分は1846年頃から1849年に作曲されている。
ベルリオーズの指揮とリスト自身のピアノで、
1852年にワイマールで初演が行われた。
リストといえば、
自身がピアニストだったこともありピアノ作品は多い。
ただ、
ピアノ協奏曲はこの1番と2.3番のみだ。
曲の構成
この曲は、
4つの楽章から成っているが連続して演奏される。
第1楽章
アレグロ・マエストーソ
変ホ長調
4分の4拍子
自由なソナタ形式
第2楽章
クワジ・アダージョ
ロ長調
8分の12拍子
(または4分の4拍子)
自由な形式による緩徐楽章
第3楽章
アレグレット・ヴィヴァーチェ-
アレグロ・アニマート
変ホ長調
4分の3拍子
自由な形式のスケルツォ
第4楽章
アレグロ・マルチアーレ・アニマート~
プレスト
変ホ長調
4分の4拍子
自由な形式のフィナーレ
エディット・ファルナディ/エイドリアン・ボールト
Edith Farnadi,
Adrian Boult,
Wiener Staatsoper Orchester-
Liszt:
Piano Concerto No.1
in E-flat major
S.124/R.455 H4
1959年
ピアノ:エディット・ファルナディ
指揮:エイドリアン・ボールト
演奏:ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ボールト指揮のものは音が見つからなかったが、
ヘルマン・シェルヘン指揮のものがあったので。
ゲザ・アンダ/オットー・アッカーマン
Géza Anda,
Otto Ackermann,
Philharmonia Orchestra-
Liszt:
Piano Concerto No.1
in E-flat major
S.124/R.455 H4
1956年
ピアノ:ゲザ・アンダ
指揮:オットー・アッカーマン
演奏:フィルハーモニア管弦楽団
レナード・ぺナリオ/ルネ・レイボヴィッツ
Leonard Pennario,
René Leibowitz,
London Symphony Orchestra-
Liszt:
Piano Concerto No.1
in E-flat major
S.124/R.455 H4
1963年
ピアノ:レナード・ぺナリオ
指揮:ルネ・レイボヴィッツ
演奏:ロンドン交響楽団
フィリップ・アントルモン/ユージン・オーマンディ
Philippe Entremont,
Eugene Ormandy,
Philadelphia Orchestra-
Liszt:
Piano Concerto No.1
in E-flat major
S.124/R.455 H4
1959年
ピアノ:フィリップ・アントルモン
指揮:ユージン・オーマンディ
演奏:フィラデルフィア管弦楽団
スヴャトスラフ・リヒテル/キリル・コンドラシン
Sviatoslav Richter,
Kirill Kondrashin,
London Symphony Orchestra-
Liszt:
Piano Concerto No.1
in E-flat major
S.124/R.455 H4
ピアノ:スヴャトスラフ・リヒテル
指揮:キリル・コンドラシン
演奏:ロンドン交響楽団
というわけで…
今回の村上春樹、
『古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽。
47曲目は、
リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調をお届けしました。
コメントしてみる お気軽にどうぞ!