ラロ:「スペイン交響曲」ニ短調 作品21

lalo-symphonie-espagnole

43曲目は4枚のレコード

村上春樹『古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音たち、
43曲目はラロ:「スペイン交響曲」ニ短調 作品21

交響曲と題されていて5楽章から成るんだけど、
実質的にはヴァイオリン独奏と管弦楽のために作曲された交響的協奏曲だ。

フランスの作曲家、
ヴィクトール・アントワーヌ・エドゥアール・ラロが1874年に作曲した作品。

スペインのヴァイオリニスト、
パブロ・マルティン・メリトン・デ・サラサーテ・イ・ナバスクエスのためにつくられた。

曲の構成

第1楽章 
 アレグロ・ノン・トロッポ 
 ニ短調 
 2分の2拍子 
 ソナタ形式
第2楽章 
 スケルツァンド
 アレグロ・モルト 
 ト長調 
 8分の3拍子 
 三部形式
第3楽章 
 間奏曲 
 アレグロ・ノン・トロッポ 
 イ短調 
 4分の2拍子 
 三部形式
第4楽章 
 アンダンテ 
 ニ短調 
 4分の3拍子 
 三部形式
第5楽章 
 ロンド
 アレグロ 
 ニ長調 
 8分の6拍子

ジノ・フランチェスカッティ

Zino Francescatti,
Dimitris Mitropoulos,
New York Philharmonic-
Lalo:
Symphonie espagnole
in D minor,
Op.21

1957年

ヴァイオリン:ジノ・フランチェスカッティ
指揮:ディミトリス・ミトロプーロス
演奏:ニューヨーク・フィルハーモニック

アイザック・スターン

Isaac Stern,
Eugene Ormandy,
Philadelphia Orchestra-
Lalo:
Symphonie espagnole
in D minor,
Op.21

1956年

ヴァイオリン:アイザック・スターン
指揮・ユージン・オーマンディ
演奏:フィラデルフィア管弦楽団

同じ組み合わせで、
1967年版のこと言触れられているので一緒に。

ナタン・ミルシテイン

Nathan Milstein,
Vladimir Golschmann,
Saint Louis Symphony Orchestra-
Lalo:
Symphonie espagnole
in D minor,
Op.21

1954年

ヴァイオリン:ナタン・ミルシテイン
指揮:ウラディミールゴルシュマン
演奏:セントルイス交響楽団

カップリングのプロコフィエフ、
ヴァイオリン協奏曲のことが出てくるので一緒に。

アンネ=ゾフィー・ムター

Anne-Sophie Mutter,
Seiji Ozawa,
Orchestre national de France-
Lalo:
Symphonie espagnole
in D minor,
Op.21

1984年

ヴァイオリン:アンネ=ゾフィー・ムター
指揮:小澤征爾
演奏:フランス国立放送管弦楽団

というわけで…

今回の村上春樹、
『古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽。

43曲目は、
ラロ:「スペイン交響曲」ニ短調 作品21をお届けしました。

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