Jacob Miller
さて、
今回のクリスマス・ソング。
そうだな、
レゲエにしよう。
レゲエ・クリスマス・ソングと言えば、
やはりこのアルバムが浮かんでくる。
あまりレゲエは聴かないけれど、
このアルバムはたまに聴きたくなるのだ。
それが1978年リリース、
ジェイコブ・ミラー/Ray Iの『Natty Christmas』。
ジェイコブ・ミラーは、
1970年代にあのボブ・マーリーと肩を並べるほど人気があったらしい。
レゲエを聴かない人でも、
ボブ・マーリーの名前は知っている人が多いはずだ。
でも、
ジェイコブ・ミラーは知らないという方も多いに違いない。
1968年、
彼が13歳の時。
『The Schoolboys』という名義で、
『Guilty Of Love(Love is Messege)/Tell Me』でデビュー。
その後、
オーガスタス・パブロの元で成功していく。
そしてインナー・サークルのリード・シンガーとして更に飛躍、
ソロとしても活躍していた。
でも、
1980年に残念ながらまだ27歳の若さでホープ・ロードで交通事故に遭ってこの世を去ってしまう。
イギリスのレコード・レーベル、
アイランド・レコードと契約を結んだ後の話だ。
あまりにも早過ぎた死がなければ、
もっと世界的な大きな成功を手にしていたに違いない。
そう考えると、
かなり残念なわけで。
それでも、
彼の残した遺産は確実に聴き続けられることだろう。
Natty Christmas
アルバムの内容は、
こんな感じ。
A1:Wish You A Merry Christmas(Jacob Miller)
A2:Ahameric Temple(Ray I)
A3:Silver Bells(Jacob Miller)
A4:Natty No Santa Claus(Ray I)
B1:All I Want For Ismas(Jacob Miller Ray I )
B2:On The Twelve Day Of Ismas
B3:Deck The Hall
内容は、
もちろん素晴らしい。
そして、
何といっても1度見たら忘れないであろうジャケットが良い。
ジェイコブ・ミラーが、
サンタ・クロースに扮して微笑んでいる。
その手に持つのは、
もちろん『Cannnabis sativa L.(カンナビス・サティバ・エル)』。
カンナビス・サティバ・エルは、
学名だね。
カンナビスが属名でサティバが種名
エルはリンネの頭文字。
それにしてもこのジャケット、
インパクトが強すぎる。
というわけで…
今回のクリスマス・ソングは、
レゲエ。
レゲエ・クリスマス・ソングと言えば、
やはりこのアルバム『Natty Christmas』。
27歳の若さでこの世を去ってしまったジェイコブ・ミラーと、
オールド・スクールDJのRay Iの共作をお届けしました。
おまけ
♫ Guilty Of Love(Love is Messege)
The Schoolboys
♫ Tell Me ♫
The Schoolboys
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