Johannes Brahms : Clarinet Quintet in B Minor,Op.115
村上春樹『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽、
85)はブラームス クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115。
曲の構成
この曲は、
4つの楽章から成る。
第1楽章 アレグロ ロ短調 6/8拍子 ソナタ形式
第2楽章 アダージョ ロ長調-ロ短調-ロ長調 3/4拍子 三部形式
第3楽章 アンダンティーノ ニ長調 4/4拍子 三部形式
第4楽章 コン・モート ロ短調 2/4拍子 変奏曲
ブラームス クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115 6枚のレコード
ここでは、
6枚のレコードが紹介されている。
・レオポルド・ウラッハ(Leopold Wlach)
/ウィーン・コンチェルトハウスSQ(Wiener Konzerthaus Quartett)1951年
・デヴィッド・オッペンハイム(David Oppenheim)
/ブタペストSQ(Budapest String Quartet)1960年
・リチャード・シュトルツマン(Richard Stoltzman)
/クリーブランドQ(The Cleveland Quartet)1976年
・カール・ライスター(Karl Leister)
/アマデウスQ(Amadeus String Quartet)1967年
・カール・ライスター(Karl Leister)
/フェルメールSQ(Vermeer Quartet)1982年
・アルフレート・プリンツ(Alfred Prinz)
/ウィーン・フィル室内アンサンブル(The Wiener Kammerensemble)1974年
レオポルド・ウラッハ/ウィーン・コンチェルトハウスSQ
1枚目はレオポルド・ウラッハのクラリネット、
ウィーン・コンチェルトハウスSQ。
デヴィッド・オッペンハイム/ブタペストSQ
2枚目はデヴィッド・オッペンハイムのクラリネット、
ブタペストSQ。
リチャード・シュトルツマン/クリーブランドQ
3枚目はリチャード・シュトルツマンのクラリネット、
クリーブランドQ。
カール・ライスター/アマデウスQ
4枚目はカール・ライスターのクラリネット、
アマデウスQ。
カール・ライスター/フェルメールSQ
5枚目はカール・ライスターのクラリネット、
フェルメールSQ。
アルフレート・プリンツ/ウィーン・フィル室内アンサンブル
6枚目はアルフレート・プリンツのクラリネット、
ウィーン・フィル室内アンサンブル。
おまけ
さて、
今回はブラームス クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115。
マイニンゲン宮廷管弦楽団のクラリネット奏者、
リヒャルト・ミュールフェルト。
ブラームスは彼を念頭に置いて、
この曲を作曲したらしい。
他にも『クラリネット三重奏曲』や『クラリネット・ソナタ』も、
同じように作曲されている。
初演は1891年、
マイニンゲン宮廷で非公開で初めて演奏された。
クラリネットは、
もちろんミュールフェルトだった。
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