17曲目4枚のレコード
村上春樹『古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音たち、
17曲目はブラームス:間奏曲集 作品116,117,118,119。
これらの曲は、
ブラームスが亡くなる5年ほど前に立て続けにつくられた作品。
どれも素晴らしい曲だが、
そう感じるようになったのは年齢を重ねた証拠なのかもしれない。
さて、
作品116は『7つの幻想曲』。
第1曲
カプリッチョ
ニ短調
プレスト・エネルジコ
第2曲
間奏曲
イ短調
アンダンテ-ノン・トロッポ・プレスト-アンダンテ
第3曲
カプリッチョ
ト短調
アレグロ・パッショナート-ウン・ポコ・メノ・アレグロ-アレグロ・パッショナート
第4曲
間奏曲
ホ長調アダージョ
第5曲
間奏曲
ホ短調
アンダンテ・コン・グラツィア・エド・インティミッシモ・センティメント
第6曲
間奏曲
ホ長調
アンダンテ・テネラメンテ
第7曲
カプリッチョ
ニ短調
アレグロ・アジタート
作品117は、
『3つの間奏曲』。
第1曲
間奏曲
変ホ長調
アンダンテ・モデラート
第2曲
間奏曲
変ロ短調
アンダンテ・ノン・トロッポ・エ・コン・モルタ・エスプレッシオーネ
第3曲
間奏曲
嬰ハ短調
アンダンテ・コン・モート
作品118は、
『ピアノのための6つの小品』。
第1曲
間奏曲
イ短調
アレグロ・ノン・アッサイ、マ・モルト・アパッショナート
第2曲
間奏曲
イ長調
アンダンテ・テネラメンテ
第3曲
バラード
ト短調
アレグロ・エネルジコ
第4曲
間奏曲
ヘ短調
アレグレット・ウン・ポコ・アジタート
第5曲
ロマンス
ヘ長調
アンダンテ
第6曲
間奏曲
変ホ短調
アンダンテ、ラルゴ・エ・メスト
作品119は、
『4つの小品』。
第1曲
間奏曲
ロ短調
アダージョ
第2曲
間奏曲
ホ短調
アンダンティーノ・ウン・ポコ・アジタート
第3曲
間奏曲
ハ長調
グラツィオーソ・エ・ジョコーソ
ヴィルヘルム・ケンプ
Wilhelm Kempff-
Brahms:
Fantasias Op.116;
Intermezzi Op.117;
Piano Pieces Opp.118&119
1963年
ピアノ:ヴィルヘルム・ケンプ
作品116~119、
全曲を演奏している。
グレン・グールド
Glenn Gould-
Brahms:
10 Intermezzi for Piano
1968年
ピアノ:グレン・グールド
ここではグールドが選んで並べた、
10曲の間奏曲を収録。
村上春樹 古くて素敵なクラシック・レコードたち Cover Music、
で既に出てきているね。
ヴァルター・クリーン(Walter Klien)
Walter Klien-
Brahms:
Fantasias Op.116;
Intermezzi Op.117;
Piano Pieces Opp.118&119
1969年?
ピアノ:ヴァルター・クリーン
この3枚組のボックスでは、
作品117と118が収録されている。
せっかくなので、
116と119も併せて全曲どうぞ。
ヴァン・クライバーン
Van Cliburn-
Brahms:
From Fantasias Op.116;
Intermezzi Op.117;
Piano Pieces Opp.118 & 119
1971年
ピアノ:ヴァン・クライバーン
作品116~119の19曲の中から、
8曲が選ばれて演奏されている。
そこに、
更に5曲プラスして。
というわけで…
今回の村上春樹、
『古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽。
17曲目は、
ブラームス:間奏曲集 作品116,117,118,119をお届けしました。
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