I’ve Got My Love To Keep Me Warm
さて、
ついに12月になってしまったね。
ということで、
ここ最近のクリスマス・ソングの流れを崩さずしかも12月の曲を。
1937年にアーヴィング・バーリンが書いた、
『I’ve Got My Love To Keep Me Warm』。
The snow is snowing
Irving Berlin – I’ve Got My Love To Keep Me Warm
The wind is blowing
But I can weather the storm
Why do I care how much it may storm
I’ve got my love to keep me warm
雪は降っているし
風も吹いているけど
嵐なんて乗り越えられる
どれだけ荒れたってそれが何だっていうんだろう
だって愛があるから暖かいんだ
で始まるこの曲、
歌詞にはちゃんと『December』という単語が出てくる。
I can’t remember
Irving Berlin – I’ve Got My Love To Keep Me Warm
A worst December
Just watch those icicles form
What do I care if icicles form?
I’ve got my love to keep me warm
こんな酷い12月
忘れることなんてできっこない
つららが出来ている
どれだけつららができたところで何だていうんだろう
だって愛があるからね暖かいんだ
ただ『Christmas』という単語は、
残念ながら歌詞には登場しない。
でも、
この曲はアメリカではクリスマス・ソングの1つになっている。
結構、
クリスマス・アルバムにも登場するしね。
Dick Powell and Alice Faye – I’ve Got My Love To Keep Me Warm
それでこの曲をつくったのは、
もちろんアーヴィング・バーリン、
1937年の映画、
『On the Avenue』の中で出てくる。
唄うのは、
ディック・パウエルとアリス・フェイ。
Billie Holiday-I’ve Got My Love To Keep Me Warm
この年、
既にいくつものレコードがリリースされる。
その中から、
やはりビリー・ホリデーのものは外せない。
彼女は1955年にも再びこの曲を吹きこんでいる。
Los Angeles & New York Studio Sessionsのもの。
この1937年から1955年までの20年近くの間、
彼女には凄まじい人生があったはずだ。
どちらが良いか?
は後者かな。
この曲が彼女に合っているのか?
は何とも言えない。
でも、
彼女ならではの良さは間違いなくある。
そして、
彼女の唄うのを聴いてしまうと他が軽く聴こえてしまうのだよ。
まあ、
これは好みだから仕方がない。
これのどこが良いわけ?
という方も居るだろう。
だから、
いろいろなヴァージョンがあって良いのだ。
というわけで…
今回のクリスマス・ソングであり12月の歌は、
1937年にアーヴィング・バーリンが書いた『I’ve Got My Love To Keep Me Warm』。
歌詞の韻の踏み方が、
結構気持ち良い。
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