Aldous Huxley
オルダス・ハクスリーが亡くなったのは、
1963年11月22日金曜日。
58年前の、
今日のことだ。
元々はイギリスの作家で、
アメリカに移住した。
彼の『The doors of perception(知覚の扉)』は、
ザ・ドアーズのバンド名のもとになった本だね。
If the doors of perception were cleansed every thing would appear to man as it is: infinite.For man has closed himself up, till he sees all things thro’ narrow chinks of his cavern.
William Blake, The Marriage of Heaven and Hell
知覚の扉が清められたなら
物事はありのままに無限に見えるだろう
人は自らを閉ざし洞窟の狭い隙間から
ものを見ているに過ぎない
ただその本のタイトルは、
ウィリアム・ブレイクの『The Marriage of Heaven and Hell(天国と地獄の結婚)』からきているんだけどね。
Sheryl Crow – Run Baby Run
それで、
She was born in November 1963
Sheryl Crow – Run Baby Run
The day Aldous Huxley died
And her mama believed
That every man could be free
So her mama got high, high, high
And her daddy marched on Birmingham
Singing mighty protest songs
彼女は1963年の11月に生まれた
オルダス・ハクスリーが死んだ日
母親は全ての人は自由でいられると信じ
いつもハイになっていた
父親はバーミングハムで
で始まるのは、
シェリル・クロウの『Run Baby Run』。
1993年の1stアルバム『Tuesday Night Music Club』で登場する曲で、
デビュー・シングルでもある。
この同じ日、
ダラスではジョン・F・ケネディが暗殺されている。
ある意味、
アメリカの希望が損なわれた日といえなくもない。
どちらかといえば、
ケネディの暗殺事件でハクスリーの死は埋もれてしまった。
でも、
そのハクスリーが死んだ日に彼女は生まれたという始まりだ。
シェリル・クロウは、
1962年2月11日生まれ。
母はピアノ講師で、
父は弁護士でトランペット奏者。
だから彼女のことを唄ったわけではないのかもしれないが、
何処か一部は彼女自身のことを歌詞に含めているのかもしれない。
The only thing she’d need to carry on
Sheryl Crow – Run Baby Run
He taught her how to
Run baby run baby run baby run
Baby run
人生を生き抜くために唯一必要なこと
彼は彼女にそれ教えた
走り続けること
とにかく走り続けるんだ
というわけで…
11月の音楽として、
シェリル・クロウのデビュー・シングル『Run Baby Run』でした。
走り続けるのは、
とても大変だよな。
走り続けなくても、
時々休んでも良いんじゃないかな。
走らなくても少しずつでも前に進んでいけば良い、
とボクは思う。
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