ペリー・コモ・シングズ・ジミ・ヘンドリックスももちろんない
「ペリー・コモ・シングズ・ジミ・ヘンドリックスでよければ、在庫はあるけど。」
―村上春樹,一人称単数,チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ,p62
なにしろ『ペリー・コモ・シングズ・ジミ・ヘンドリックス』だ、
もちろんそんなアルバムは存在しない。
笑いもしないでそんな冗談を言うレコード屋の店主が居たら、
それはそれで悪くない。
でもペリー・コモが本当にジミ・ヘンドリックスを唄っていたとしたも、
聴きたいとは思わないだろう。
もちろんペリー・コモは、
素晴らしいエンターテイナーだ。
でもチャーリー・パーカーがボサノヴァを演るのと、
ペリー・コモがジミ・ヘンを唄うのとでは当たり前だが全然違うのだ。
Perry Como – Magic moments
まあそうはいっても、
ペリー・コモを聴いたことがない方もいるかもしれないので1曲。
バート・バカラックとハル・デヴィッドが共作、
1958年に全米4位を記録した『Magic moments』。
Jimi Hendrix – Spanish Castle Magic
ついでにジミ・ヘンの曲も1曲、
全くもって意味はないけれどMagic繋がりで『Spanish Castle Magic』。
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