ビートルズがカヴァーした『You’ve Really Got a Hold on Me』
さて、
ビートルズがカヴァーした曲。
今回も1963年の2ndアルバム、
『With the Beatles』で取り上げた曲を。
A1 It Won’t Be Long
A2 All I’ve Got To Do
A3 All My Loving
A4 Don’t Bother Me
A5 Little Child
A6 Till There Was You
(Meredith Willson)
A7 Please Mister Postman
(Georgia Dobbins,William Garrett,Freddie Gorman,
Brian Holland,Robert Bateman)
B1 Roll Over Beethoven
(Chuck Berry)
B2 Hold Me Tight
B3 You Really Got a Hold on Me
(Smokey Robinson)
B4 I Wanna Be Your Man
B5 Devil In Her Heart
(Richard Drapkin)
B6 Not A Second Time
B7 Money (That’s What I Want)
(Janie Bradford, Berry Gordy)
You’ve Really Got a Hold on Me。
The Miracles – You’ve Really Got a Hold on Me
I don’t like you
Smokey Robinson – You’ve Really Got a Hold on Me
But I love you
See that I’m always
Thinking of you
Oh, oh, oh,
You treat me badly
I love you madly
You’ve really got a hold on me
You’ve really got a hold on me, baby…
ボクはキミを好きなわけじゃあない
でも愛しているのさ
そういつだってキミのこと考えているんだ
なのにキミは何て意地悪なんだ
もうメロメロさ
もうボクはキミから離れられないよ
キミはボクを捕らえて離さない…
ミラクルズ、
1962年のシングル。
Billboard Hot 100では、
8位になっている。
元々はシングルのB面だったけれど、
A面の『Happy Landing』よりDJがこっちを好んで流したみたいだ。
この曲、
何となくサム・クック1962年の『Bring It On Home to Me』っぽい。
っていうか、
スモーキー・ロビンソンはそれを意識してこの曲を創ったらしい。
ウン、
聴き比べると納得。
The Beatles – You Really Got a Hold on Me
ビートルズのカヴァーは、
ジョンとジョージがリード・ヴォーカル。
タイトルが『You’ve…』じゃあなくて、
『You…』なんだよね。
映画『Let it Be』でも、
この曲を演っていたね。
この『With the Beatles』ヴァージョン以外のものが、
この曲もいくつかある。
『Anthology 1』からは、
『live for The Beatles, Pop Group from Liverpool Visiting Stockholm,24 October 1963』ヴァージョン。
『Live at the BBC』からは、
『Saturday Club, 24 August 1963』ヴァージョン。
その他のカヴァー
沢山あるけど、
なかなか良いなと思えるものがない。
でも、
これなんかどうでしょう?
スモール・フェイセス、
1967年のアルバム『From The Beginning』から。
このアルバムは、
未発表トラックやシングルを収録したものでデッカがリリース。
バンドが、
イミディエイトに移籍しちゃったからね。
あとは、
ゾンビーズ1965年の1stアルバム『The Zombies』から。
途中から、
この曲が影響を受けたという『Bring It On Home to Me』になっているところが面白い。
というわけで…
今回のビートルズがカヴァーした曲は、
アルバム『With the Beatles』からの4曲目。
You Really Got a Hold on Me
元々は、
ミラクルズの『You’ve Really Got a Hold on Me』がオリジナル。
そのオリジナルとビートルズのカヴァー、
そしてスモール・フェイセスとゾンビーズのカヴァーをお届けしました。
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