Till I Met You(Till There Was You)

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With the Beatles でビートルズがカヴァーした曲

さて、
ビートルズがカヴァーした曲。

今回は2ndアルバム、
1963年の『With the Beatles』で取り上げたものを。

全英アルバム・チャート30週連続1位だった『Please Please Me』を蹴落としたのが、
このアルバムなのだ。

収録曲はA面7曲、
B面7曲の全14曲。

この14曲の中に、
ビートルズがカヴァーした曲は6曲ある。

A1 It Won’t Be Long
A2 All I’ve Got To Do
A3 All My Loving
A4 Don’t Bother Me
A5 Little Child
A6 Till There Was You
  (Meredith Willson)

A7 Please Mister Postman
  (Georgia Dobbins,William Garrett,Freddie Gorman,Brian Holland,Robert Bateman)
B1 Roll Over Beethoven
  (Chuck Berry)

B2 Hold Me Tight
B3 You’ve Really Got a Hold on Me
  (Smokey Robinson)

B4 I Wanna Be Your Man
B5 Devil In Her Heart
  (Richard Drapkin)

B6 Not A Second Time
B7 Money (That’s What I Want)
  (Janie Bradford, Berry Gordy)

その中から、
今回はコレ。

Till There Was You

Eileen Wilson – Till I Met You(Till There Was You)

There were bells on a hill
But I never heard them ringing
No, I never heard them at all
‘Til there was you…

Meredith Willson – Till I Met You

丘の上に鐘があったけれど
1度も鳴るのが聞こえたことがなかった
そう全く聞えたことはなかった
あなたに会うまでは…

1曲目は、
1950年にメレディス・ウィルソンが書いた曲。

Till I Met You(Till There Was You)

元々のタイトルは『Till I Met You』で、
アイリーン・ウィルソンが1950年に吹き込んでいる。

その後1957年のブロードウェイ・ミュージカル『Music Man』の劇中歌で使われ、
1962年の同タイトルの映画でに唄われている。

Till There Was You』のタイトルで、
最初にレコーディングされたのは1957年。

まだ17歳だった、
スー・ラニー

ポールがカヴァーしようと思ったのは、
ペギー・リーのヴァージョン。

まあどちらのヴァージョンにしても、
これをカヴァーしようとするところがストーンズとは明らかに違うところだね。

でも、
それがビートルズの曲の幅の広さになったんだろうけどね。

The Beatles – Till There Was You

アルバム『With the Beatles』では、
当然ポールが唄っている。

こういう曲は、
どれもポールだ。

まあ、
ジョンがこういった曲を唄うはずもない。

リンゴのボンゴが、
良い感じだ。

このアルバム以外のヴァージョンが、
いくつかある。

1つは、
Pop Go the Beatles, 30 July 1963』ヴァージョン。

2013年にリリースされたアルバム、
On Air – Live at the BBC Volume 2』から。

もう1つが、
Live at The Prince of Wales Theatre, London, 1963』ヴァージョン。

この1963年11月4日のライヴ音源は、
1995年の『The Beatles Anthology 1』に入っている。

この曲の後が『Twist and Shout』なんだけど、
このヴァラエティ感はなかなか面白い。

3つ目は、
From Us to You, 30 March 1964』ヴァージョン。

1994年リリースの、
Live at the BBC』からだ。

他のカヴァー

エッタ・ジョーンズ
1961年のアルバム『Something Nice』から。

これは、
かなり良い。

Etta Jones – Vocals
Wally Richardson – Guitar
Jimmy Neele – Piano
Michel Mulia – Bass
Rudy Lawless – Drums

というわけで…

今回は、
ビートルズが2ndアルバム『With the Beatles』でカヴァーした曲。

元々は、
1950年にメレディス・ウィルソンが書いた曲。

Till I Met You(Till There Was You)

Till I Met You』のタイトルで最初に吹き込んだ、
アイリーン・ウィルソンのヴァージョン。

Till There Was You』のタイトルで最初に吹き込んだ、
スー・ラニーのヴァージョン。

ポールが聴いてカヴァーした、
ペギー・リーのヴァージョン。

そして、
ビートルズの4つのヴァージョン。

更に、
エッタ・ジョーンズのヴァージョンをお届けしました。

他のビートルズのカヴァーはこちらから!

The Beatles
The Beatles


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