Robert Schumann : Symphony No.3 in E-Flat Major,Op.97 “Rhenish”
村上春樹『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽、
52)はシューマン 交響曲第3番「ライン」変ホ長調 作品97。
曲の構成
この曲は、
5つの楽章で書かれている。
第1楽章 生き生きと(Lebhaft) 変ホ長調 3/4拍子 ソナタ形式
第2楽章 スケルツォ きわめて中庸に(Sehr mäßig) ハ長調 3/4拍子 中間部2つのABABA形式
第3楽章 速くなく(Nicht schnell) 変イ長調 4/4拍子
第4楽章 荘厳に(Feierlich) 変ホ長調 4/4拍子
第5楽章 フィナーレ 生き生きと(Lebhaft) 変ホ長調 2/2拍子
シューマン 交響曲第3番「ライン」変ホ長調 作品97 5枚のレコード
ここでは、
5枚のレコードが紹介されている。
・フェルナンド・ライトナー(Ferdinand Leitner)
/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berlin Philharmonic Orchestra)1953年
・ポール・バレー(Paul Paray)
/デトロイト交響楽団(Detroit Symphony Orchestra)1958年
・カルロ・マリア・ジュリーニ(Carlo Maria Giulini)
/フィルハーモニア管弦楽団(Philharmonia Orchestra)1959年
・ラファエル・クーベリック(Rafael Kubelík)
/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berlin Philharmonic Orchestra)1964年
・ヴォルフガング・サヴァリッシュ(Wolfgang Sawallisch)
/ドレスデン国立歌劇場管弦楽団(Dresden State Opera Orchestra)1973年
フェルナンド・ライトナー/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1枚目はフェルナンド・ライトナー指揮、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。
ポール・バレー/デトロイト交響楽団
2枚目はポール・バレー指揮
デトロイト交響楽団、。
カルロ・マリア・ジュリーニ/フィルハーモニア管弦楽団
3枚目はカルロ・マリア・ジュリーニ指揮、
フィルハーモニア管弦楽団、。
ラファエル・クーベリック/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
4枚目はラファエル・クーベリック指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。
ヴォルフガング・サヴァリッシュ/ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
5枚目はヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮、
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団。
おまけ
さて、
シューマン 交響曲第3番「ライン」変ホ長調 作品97。
シューマンが完成させた交響曲としては、
実質的には4番目であり最後のもの。
2番目のものが後年に改訂出版され、
第4番とされたため第3番となる。
1850年に作曲、
1851年にデュッセルドルフでシューマン自身の指揮によって初演。
それから3年後、
1854年シューマン44歳の時にライン川に投身自殺を図っている。
ただ、
ここではそういったマイナスイメージは全く感じられないある意味健全な曲になっている。
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