October Song

10月

Octoberの『oct』は『8』

10月は『October』なわけだけれど、
『Oct』は『8』を意味する接頭辞だよね。

古代ギリシア語『οχτώ』はやはり『8』、
ラテン語『octo』も『8』。

例えば八角形は『octagon』だし、
八面体は『octahedron』。

8本足の蛸は『octpus』だし、
八重奏は『octet』。

八度音程は『octave』だし、
八倍は『octuple』。

じゃあ、
ナゼ『October』なのに8月じゃなくて『10月』なのか?

知っている人も多いだろうけど、
元々古代ローマの暦では3月が最初の月だったんだよね。

そうなると10月が8番目の月になるから、
10月が『October』なのだ。

ちなみに、
後に付く『ber』は『〇番目の』を意味する形容詞みたい。

Amy Winehouse – October Song

まあそんな話はさておいて、
10月=Octoberがタイトルに出てくる音楽を。

といっても、
9月=Septemberみたいには思いつかない。

もちろん、
何曲かはすぐに出てくる。

例えば、
エイミー・ワインハウス。

彼女がまだ19~20歳の時にレコーディングされた、
2003年の1stアルバム『Frank』に収録された『October Song』。

この曲は、
彼女が飼っていたカナリア『Ava』の思い出を唄ったものだとどこかで読んだことがある。

この『Ava』という名前は、
女優のエヴァ・ガードナーから名付けられたらしい。

エヴァ・ガードナーは、
フランク・シナトラと結婚していた時期がある。

このアルバムの『Frank』というタイトルは、
彼女の父親が良く聴いていたそのフランク・シナトラのフランクみたいだ。

そしてこの『October Song』というタイトルは、
フランク・シナトラが唄ったクルト・ワイルの作品『September Song』からきているのかもしれない。

それと、
唄の中に出てくるこのあたり。

Ava was the morning, now she’s gone
She’s reborn like Sarah Vaughan
In the sanctuary she has found
Birds surround her sweet sound
And Ava flies in paradise

Amy Winehouse – Octber Song

ここのメロディは、
歌詞にも出てくるサラ・ヴォーンも唄った『Lullaby Of Birdland』だね。

ジョージ・シアリングが作曲して、
ジョージ・デイヴィッド・ウェイスが詞を付けた曲。

サラ・ヴォーン のヴァージョンは、
1955年のアルバム『Sarah Vaughan』の1曲目。

クリフォード・ブラウンが全面参加していて、
この曲でも素晴らしいトランペットを吹いている。

もちろんサラ・ヴォーンの歌声は、
本当に素晴らしい。

というわけで…

今回は、
エイミー・ワインハウスの『October Song』。

この1曲から、
いろいろな拡がりがあるのは面白い。

どの曲もこういうわけにはいかないだろうけど、
これからもいろいろと拡げていけると楽しいはずだ。

では最後に、
エイミー・ワインハウス『October Song』のライヴ・ヴァージョンを。

アレンジ的には、
こちらの方が好みだったりするかな。


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