モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466

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63曲目は3枚のレコード

村上春樹『古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音たち、
63曲目はモーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466

モーツァルト、
1785年の作品。

短調の初の協奏曲であり、
ピアノ協奏曲の中では2曲しかない短調作品の1つ。

もう1曲の短調のピアノ協奏曲は、
第24番ハ短調。

曲の構成

この曲は、
3つの楽章から成る。

第1楽章
 アレグロ
 ニ短調
 4分の4拍子
 協奏的ソナタ形式
第2楽章
 ロマンス
 変ロ長調
 2分の2拍子
 三部形式
第3楽章
 アレグロ・アッサイ
 ニ短調
 2分の2拍子
 ロンド・ソナタ形式

フィリップ・アントルモン/ジャン・アントルモン

Philippe Entremont,
Jean Entremont,
Frankfurt Radio Symphony Orchestra-
Mozart:
Piano Concerto No.20
in D minor,
K.466

1957年

ピアノ:フィリップ・アントルモン
指揮:ジャン・アントルモン
演奏:フランクフルト放送交響楽団

クララ・ハスキル/ヘンリー・スヴォボダ

Clara Haskil,
Henry Swoboda,
Winterthur Symphony Orchestra –
Mozart:
Piano Concerto No.20
in D minor,
K.466

1950年

ピアノ:クララ・ハスキル
指揮:ヘンリー・スヴォボダ
演奏:ヴィンタートゥール交響楽団

バウムガルトナー/フリッチャイ/マルケヴィッチと、
ハスキルの組み合わせも出てくるので一緒に。

Clara Haskil,
Rudolf Baumgartner,
Vienna Symphony Orchestra-
Mozart:
Piano Concerto No.20
in D minor,
K.466

1956年

ピアノ:クララ・ハスキル
指揮:ルドルフ・バウムガルトナー
演奏:ウィーン交響楽団

Clara Haskil,
Ferenc Fricsay,
RIAS Symphony Orchestra Berlin-
Mozart:
Piano Concerto No.20
in D minor,
K.466

1960年

ピアノ:クララ・ハスキル
指揮:フェレンツ・フリッチャイ
演奏:ベルリンRIAS交響楽団

Clara Haskil,
Ihor Markevych,
Orchestre Des Concerts Lamoureux-
Mozart:
Piano Concerto No.20
in D minor,
K.466

1961年

ピアノ:クララ・ハスキル
指揮:イゴール・マルケヴィッチ
演奏:ラムルー管弦楽団

ルドルフ・ゼルキン/ジョージ・セル

Rudolf Serkin,
George Szell,
Columbia Symphony Orchestra-
Mozart:
Piano Concerto No.20
in D minor,
K.466

1962年

ピアノ:ルドルフ・ゼルキン
指揮:ジョージ・セル
演奏:コロンビア交響楽団

クラウディオ・アバドとの組み合わせが出てきているので、
こちらも一緒に。

Rudolf Serkin,
Claudio Abbado,
London Symphony Orchestra-
Mozart:
Piano Concerto No.20
in D minor,
K.466

ピアノ:ルドルフ・ゼルキン
指揮:クラウディオ・アバド
演奏:ロンドン交響楽団

というわけで…

今回の村上春樹、
『古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽。

63曲目は、
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466をお届けしました。

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