got LIVE if you want it!
US3rdアルバム『The Rolling Stones, Now!』リリース後、
ストーンズはオリジナルが多くなっていく。
February 26, 1965 UK (Released in the U.S. on March 13.)
A:The Last Time
(Jagger–Richard)
B:Play with Fire
(Nanker Phelge)
June 6, 1965 US (Released in the UK on August 20.)
A:(I Can’t Get No) Satisfaction
(Jagger–Richard)
B:UK – The Spider and the Fly
(Jagger–Richard)
US – The Under Assistant West Coast Promotion Man
(Nanker Phelge)
2枚のシングルを出した後、
1965年6月11日にストーンズは3rdEP『got LIVE if you want it!』をリリースする。
June 11, 1965
A1:We Want the Stones
(Audience chanting, not a Stones performance)
A2:Everybody Needs Somebody to Love
(Solomon Burke/ Jerry Wexler/Bert Russell)
A3:Pain In My Heart
(Naomi Neville)
B1:Route 66
(Bobby Troup)
B2:I’m Moving On
(Hank Snow)
B3:I’m Alright
(Ellas McDaniel)
既にいくつかの曲はスタジオ・ヴァージョンで出てきているし、
ここに収められているものもその時に出てきている。
新しいのは2曲、
最後の2曲だ。
Hank Snow – I’m Moving On
というわけで、
今回はストーンズUK3rdEP『got LIVE if you want it!』でカヴァーされた1曲『I’m Moving On』。
オリジナルは、
1950年ハンク・スノウの『I’m Moving On』。
Billboard country singles chartで、
21週にわたって1位だったという驚異の大ヒット曲。
この曲はB面で、
A面はもうまさにカントリーって曲の『With This Ring I Thee Wed』。
The Rolling Stones – I’m Moving On
大ヒット曲とは言え、
なぜこの曲を選んだんだろう?
オリジナルだけ聴けば、
ちょっとそう思ってしまう。
ただストーンズのカヴァーは、
オリジナルとは全然違ってカッコいい曲に仕上がっている。
この曲も、
いつもの『On Air』でも登場する。
他のカヴァー
彼らが聴いてカヴァーしようかなと思ったのは、
レイ・チャールズのヴァージョンで聴いたからなのかな。
まあこちらなら、
何となくわからないでもない。
とうわけで…
今回は、
ストーンズがUK3rdEP『got LIVE if you want it!』でカヴァーされた1曲『I’m Moving On』。
ハンク・スノウのオリジナル、
そしてストーンズとレイ・チャールズのカヴァーで。
ところで、
このアルバムのタイトルはスリム・ハーポの『I Got Love If You Want It』のもじり。
そして面白いのは、
ジャケットでは『LIVE』以外は小文字なんだよね。
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