モーツァルト – ピアノとヴァイオリンのためのソナタ

【騎士団長殺し】の中のモーツァルト

彼はモーツァルトのレコードを選んでかけた。
「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」。

騎士団長殺し

ピアノとヴァイオリンのためのソナタは、
単にヴァイオリン・ソナタと呼ばれることもある。

演奏はピアノがジョージ・セル、
ヴァイオリンはラファエル・ドゥルイアン。

騎士団長殺し

演奏者の名前が、
具体的に出てくる。

免色はソファに座り、
目を閉じて音楽の流れに身を任せる。

でもモーツァルトの室内楽を聴きながらソースをつくるのもなかなか悪くなかった。

騎士団長殺し

私はまとめて買ったトマトが余ったので、
その音楽を少し離れたところで聴きながらソースを作る。

ピアノとヴァイオリンのためのソナタ

ピアノとヴァイオリンのためのソナタ、
この時代はヴァイオリンはあくまでも伴奏で主役はクラヴィーア。

本格的にヴァイオリンがメインとなるのは、
ベートーヴェンなど19世紀以降。

それでもモーツァルトの作品の中にも、
ヴァイオリンのパートが伴奏レベルではないものもある。

例えば、
第40番 変ロ長調 K.454なんかかそうだ。

ジョージ・セル/ファエル・ドゥルイアン

それでジョージ・セルとラファエル・ドゥルイアン、
この2人の吹き込んだピアノとヴァイオリンのためのソナタ。

それって多分、
Four Sonatas For Piano And Violinというタイトルのレコードだろう。

収録曲は、
こんな感じで第40番は入っていない。

Sonata No.7 In F Major, K.376
 A1.1 Allegro
 A1.2 Andante
 A1.3 Rondo: Allegretto Grazioso
Sonata No.6 In G Major, K.301
 A2.1 Allegro Con Spiroto
 A2.2 Allegro
Sonata No.4 In E Minor, K.304
 B1.1 Allegro
 B1.2 Tempo Di Minuetto
Sonata No.8 In C Major, K.296
 B2.1 Allegro Vivace
 B2.2 Andante Sostenuto
 B2.3 Rondo: Allegro

ジョージ・セルというと指揮者のイメージが強いけど、
こうやってピアノでの録音もあるのだ。

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