Men Without Women

『ジミ・ヘンドリックス』の伝記

村上春樹短編集『女のいない男たち』の『イエスタデイ』に登場するのは~ジミ・ヘンドリックスの伝記とか、詰め将棋の本とか、『宇宙はどこから生まれたのか』とか。~のジミ・ヘンドリックスだ。彼の演奏を始めて観たのは映画『Monterey Pop』。

古いアメリカン・ロック『ビーチ・ボーイズ/ラスカルズ/クリーデンス/テンプテーションズ』

軽い音楽として出てくるのが古いアメリカン・ロック、その代表でいくつかのグループ名が羅列される。ビーチ・ボーイズやラスカルズやクリーデンス、テンプテーションズ。この中では、ビーチ・ボーイズをたまに聴くくらいで、他は殆ど聴くことがないんだよな。

帰り道ではよく『ベートーヴェンの弦楽四重奏曲』を聴いた

車の運転をしながら、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を流すのは案外悪くないものだ。そして『聴きながら考え事をするのに、あるいはまったく何も考えないことに、適している』というのは、まさにその通りだなと思う。特に運転している時なら猶更良い、と思う。

僕はビートルズの『サージェント・ペパーズ』とビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』のことを緩く念頭に置いていた

村上春樹短編集『女のいない男たち』のまえがきに出てくるのは、ビートルズの『サージェント・ペパーズ』とビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』だ。村上春樹はこの短編集を音楽でいえばコンセプト・アルバムだという。これはなかなか興味深い話ではある。

『イエスタデイ』と『独立器官』という小説

村上春樹短編集『女のいない男たち』のまえがきには、2作目に出てくる『イエスタデイ』が早くも登場する。とは言ってもここで流れているわけではないんだけど、取り敢えず出てきちゃったんだから仕方がない。ということでビートルズ『Yesterday』。

『ドライブ・マイ・カー』がこの本の出発点

2014年出版の村上春樹の短編集『女のいない男たち』の最初を飾る『ドライブ・マイ・カー』。曲自体が物語の中で流れるわけではないけれどそのあたりは気にしない。2021年にこの物語は映画化されて公開されるが、ビートルスのこの曲は流れないだろう。
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