45曲目は4枚のレコード
村上春樹『古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音たち、
45曲目はバルトーク:ピアノ協奏曲第1番。
バルトーク、
新古典主義音楽の幕開けの作品。
初演は、
1927年。
『国際現代音楽協会(International Society for Contemporary Music=ISCM)』の演奏会で、
バルトークがピアノを弾きフルトヴェングラーがタクトを振った。
但し、
この曲のオーケストラのパートは難しい。
というわけで、
オーケストラに稽古を付けたのはヤッシャ・ホーレンシュタインみたいだ。
ちなみにこの曲のピアノ、
手が大きくないと弾けないらしい。
なので、
女性ピアニストで弾いている人は少ない。
なので、
3番っていうのが定番みたいだ。
曲の構成
この曲は、
3つの楽章から成る。
第1楽章
アレグロ・モデラート-
アレグロ
第2楽章
アンダンテ-
アレグロ-
アタッカ
第3楽章
アレグロ・モルト
ピーター・ゼルキン/小澤征爾
Peter Serkin,
Seiji Ozawa,
Chicago Symphony Orchestra-
Bartók:
Piano Concerto No.1,
Sz.83,
BB91
1965年
ピアノ:ピーター・ゼルキン
指揮:小澤征爾
演奏:シカゴ交響楽団
本では多分誤植なんだろうけど、
オーケストラがボストン交響楽団になっている。
ルドルフ・ゼルキン/ジョージ・セル
Rudolf Serkin,
George Szell,
Columbia Symphony Orchestra-
Bartók:
Piano Concerto No.1,
Sz.83,
BB91
1962年
ピアノ:ルドルフ・ゼルキン
指揮:ジョージ・セル
演奏:コロンビア交響楽団
ゲザ・アンダ/フェレンツ・フリッチャイ
Géza Anda,
Ferenc Fricsay,
Berlin Radio Symphony Orchestra-
Bartók:
Piano Concerto No.1,
Sz.83,
BB91
1959年
ピアノ:ゲザ・アンダ
指揮:フェレンツ・フリッチャイ
演奏:ベルリン放送交響楽団
ダニエル・バレンボイム/ピエール・ブーレーズ
Daniel Barenboim,
Pierre Boulez,
New Philharmonia Orchestra-
Bartók:
Piano Concerto No.1,
Sz.83,
BB91
1967年
ピアノ:ダニエル・バレンボイム
指揮:ピエール・ブーレーズ
演奏:ニューフィルハーモニア管弦楽団
音は見つからず。
というわけで…
今回の村上春樹、
『古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽。
45曲目は、
バルトーク:ピアノ協奏曲第1番をお届けしました。
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