April Comes
さて、
なんだかんだでもう4月なんだぜ。
それって、
2021年の1/4が既にもう終わってしまったことを意味する。
もちろんまだ『たった1/4じゃん』という捉え方もあるけど、
ボクの場合は『もう1/4だよ』って感じ。
楽しい時間だけがとっとと過ぎていくわけではなくて、
今まで経験したことのないような不自由な時間も案外簡単にさっさと過ぎていくんだな。
時計の針は淡々と粛々と自らのフィールドで時を刻んでいく
例えば3月から4月にかけて、
本来ならば様々な区切りやけじめがあったはずだ。
でも残念ながら淡々と粛々と時計の針は自らのフィールドで時を刻んでいって、
結局はみんなそれに付き合わされることになる。
何らかの形で自らけじめをつけないと、
何となくいろいろなことが区切りもないままに知らず知らずのうちに違うステージに移っていることに気付く。
それでも社交辞令のように期待されたものごとは、
当たり前のように『So What?』とやり過ごされる。
ある意味それは寂しいことだけれど、
ある意味それって時間を奪われないという考え方もできるわけで。
思うに価値観が変容を迎えているようだけど、
それを受け入れられるかどうか?は自分次第だ。
大きなうねりに上手く乗ることができるのか?
呑み込まれてしまうのか?
そんなのは、
まさにそれぞれの問題だ。
さて、
それはそれとしてボクは誰にも手を出せない小さな世界をしっかりとコントロールしていくだけだ。
April,Come She Will
そうそう、
それでもう4月だぜって話だった。
季節は移り変わり、
彼女の気持ちも同じように変わっていく。
そんな半年間の移り変わりが見事な韻を踏みながら、
2分に満たない時間の中で語られる曲がある。
April, …will.
Paul Simon:April Come She Will
May, …stay
June, …tune
July, …fly
August, …must
September, …remember
サイモン&ガーファンクル、
1966年のアルバム『Sounds of Silence』に入っている『April Come She Will』だね。
元々は1965年のポール・サイモンのソロ・アルバム『The Paul Simon Songbook』で、
ポールが自分で唄っていた曲。
映画『The Graduate(卒業)』の中でも流れていたし、
サントラにも収録されていた。
4月になると同時に、
この曲はボクの頭の中をグルグルと駆け巡ることになる。
その時の歌声は、
やはりアート・ガーファンクルなんだけどね。
♫ Simon & Garfunkel – April Come She Will
この曲を聴くと未だに何だか胸が締め付けられるような感じになるけれど、
まだまだそんなことにもなるんだなとなぜか安心したりもする。
なぜそうなるのか?
はわからない。
映画のシーンを思い浮かべてというわけでもないし、
失ってしまった過去のさまざまな想いが再燃するわけでもない。
それでも、
心が少しばかり揺さぶられるというこの感じは決して悪くはない。
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