ドヴォルザーク チェロ協奏曲 ロ短調 作品104

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Antonín Dvořák : Cello Concerto in B Minor,Op.104,B.191

村上春樹『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽、
103)はドヴォルザーク チェロ協奏曲 ロ短調 作品104。

曲の構成

この曲は、
3楽章構成。

ドヴォルザーク チェロ協奏曲 ロ短調 作品104

第1楽章 アレグロ ロ短調 4/4拍子 協奏曲風ソナタ形式
第2楽章 アダージョ・マ・ノン・トロッポ ト長調3/4拍子 3部形式
第3楽章 アレグロ・モデラート ロ短調 2/4拍子 自由なロンド形式

ドヴォルザーク チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 10枚のレコード

ここでは、
〈上〉・〈下〉合わせて10枚のレコードが紹介されている。

ドヴォルザーク チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 10枚のレコード

・モーリス・ジャンドロン(Maurice Gendron)
 /ベルナルト・ハイティンク(Bernard Haitink)
 /ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(London Philharmonic Orchestra)1968年
・ピエール・フルニエ(Pierre Fournier)
 /ジョージ・セル(George Szell)
 /ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berlin Philharmonic Orchestra)1961年
・グレゴール・ピアティゴルスキー(Gregor Piatigorsky)
 /シャルル・ミュンシュ(Charles Munch)
 /ボストン交響楽団(The Boston Symphony Orchestra)1961年
・レナード・ローズ(Leonard Rose)
 /ユージン・オーマンディ(Eugene Ormandy)
 /フィラデルフィア管弦楽団( The Philadelphia Orchestra)1965年
・エンリコ・マイナルディ(Enrico Mainardi)
 /フリッツ・レーマン(Fritz Lehmann)
 /ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berlin Philharmonic Orchestra)1955年
・ジャン・ドクロース(Jean Decroos)
 /デヴィッド・ジンマン(David Zinman)
 /ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団(Hague Philharmonic Orchestra)1977年
・ヨゼフ・フッフロ(Josef Chuchro)
 /ヴァ―ツラフ・ノイマン(Václav Neumann)
 /チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(Czech Philharmonic)1976年
・堤剛
 /スデニェク・コシュラー(Zdeněk Košler)
 /チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(Czech Philharmonic)1981年
・ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Mstislav Rostropovich)
 /小澤征爾
 /ボストン交響楽団(The Boston Symphony Orchestra)1985年
・パブロ・カザルス(Pablo Casals)
 /ジョージ・セル(George Szell)
 /チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(Czech Philharmonic)1937年

モーリス・ジャンドロン/ベルナルド・ハイティング/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

1枚目は、
モーリス・ジャンドロンのチェロ。

ベルナルド・ハイティング指揮、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団。

残念ながら、
音は見つからず。

ピエール・フルニエ/ジョージ・セル/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

2枚目は、
ピエール・フルニエのチェロ。

ジョージ・セル指揮、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。

グレゴール・ピアティゴルスキー/シャルル・ミュンシュ/ボストン交響楽団

3枚目は、
グレゴール・ピアティゴルスキーのチェロ。

シャルル・ミュンシュ指揮、
ボストン交響楽団。

レナード・ローズ/ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団

4枚目は、
レナード・ローズのチェロ。

ユージン・オーマンディ指揮、
フィラデルフィア管弦楽団。

エンリコ・マイナルディ/フリッツ・レーマン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

5枚目は、
エンリコ・マイナルディのチェロ。

フリッツ・レーマン指揮、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。

ジャン・ドクロース/デヴィッド・ジンマン/ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団

6枚目は、
ジャン・ドクロースのチェロ。

デヴィッド・ジンマン指揮、
ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団。

残念ながら、
音は見つからず。

ヨゼフ・フッフロ/ヴァ―ツラフ・ノイマン/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

7枚目は、
ヨゼフ・フッフロのチェロ。

ヴァ―ツラフ・ノイマン指揮、
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団。

堤剛/スデニェク・コシュラー/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

8枚目は、
堤剛のチェロ。

スデニェク・コシュラー指揮、
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団。

第3楽章のみ。

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ/小澤征爾/ボストン交響楽団

9枚目は、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチのチェロ。

小澤征爾指揮、
ボストン交響楽団。

パブロ・カザルス/ジョージ・セル/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

10枚目は、
パブロ・カザルスのチェロ。

ジョージ・セル指揮、
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団。

おまけ

さて、
今回はドヴォルザーク チェロ協奏曲 ロ短調 作品104。

アメリカ時代の終盤、
チェコへの帰国直前の1894年から1895年に書かれた作品。

初演は1986年、
ロンドン・フィルハーモニック協会の演奏会。

独奏はレオ・スターン、
作曲者自身の指揮による。

元々チェコのチェリスト、
ハヌシュ・ヴィハンの依頼でつくられたもの。

ただ、
曲についての注文を言ったことで初演はヴィハンになったようだ。

チェコでの初演と曲を献呈されたのは、
ヴィハン。

この曲の他に習作時代(1865年)のチェロ協奏曲(イ長調、B.10)があるが、
オーケストレーションも完成していない未完成作品。

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