- Antonín Dvořák : Cello Concerto in B Minor,Op.104,B.191
- ドヴォルザーク チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 10枚のレコード
- モーリス・ジャンドロン/ベルナルド・ハイティング/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
- ピエール・フルニエ/ジョージ・セル/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
- グレゴール・ピアティゴルスキー/シャルル・ミュンシュ/ボストン交響楽団
- レナード・ローズ/ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団
- エンリコ・マイナルディ/フリッツ・レーマン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
- ジャン・ドクロース/デヴィッド・ジンマン/ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団
- ヨゼフ・フッフロ/ヴァ―ツラフ・ノイマン/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
- 堤剛/スデニェク・コシュラー/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
- ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ/小澤征爾/ボストン交響楽団
- パブロ・カザルス/ジョージ・セル/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
- おまけ
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Antonín Dvořák : Cello Concerto in B Minor,Op.104,B.191
村上春樹『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽、
103)はドヴォルザーク チェロ協奏曲 ロ短調 作品104。
曲の構成
この曲は、
3楽章構成。
第1楽章 アレグロ ロ短調 4/4拍子 協奏曲風ソナタ形式
第2楽章 アダージョ・マ・ノン・トロッポ ト長調3/4拍子 3部形式
第3楽章 アレグロ・モデラート ロ短調 2/4拍子 自由なロンド形式
ドヴォルザーク チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 10枚のレコード
ここでは、
〈上〉・〈下〉合わせて10枚のレコードが紹介されている。
・モーリス・ジャンドロン(Maurice Gendron)
/ベルナルト・ハイティンク(Bernard Haitink)
/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(London Philharmonic Orchestra)1968年
・ピエール・フルニエ(Pierre Fournier)
/ジョージ・セル(George Szell)
/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berlin Philharmonic Orchestra)1961年
・グレゴール・ピアティゴルスキー(Gregor Piatigorsky)
/シャルル・ミュンシュ(Charles Munch)
/ボストン交響楽団(The Boston Symphony Orchestra)1961年
・レナード・ローズ(Leonard Rose)
/ユージン・オーマンディ(Eugene Ormandy)
/フィラデルフィア管弦楽団( The Philadelphia Orchestra)1965年
・エンリコ・マイナルディ(Enrico Mainardi)
/フリッツ・レーマン(Fritz Lehmann)
/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berlin Philharmonic Orchestra)1955年
・ジャン・ドクロース(Jean Decroos)
/デヴィッド・ジンマン(David Zinman)
/ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団(Hague Philharmonic Orchestra)1977年
・ヨゼフ・フッフロ(Josef Chuchro)
/ヴァ―ツラフ・ノイマン(Václav Neumann)
/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(Czech Philharmonic)1976年
・堤剛
/スデニェク・コシュラー(Zdeněk Košler)
/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(Czech Philharmonic)1981年
・ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Mstislav Rostropovich)
/小澤征爾
/ボストン交響楽団(The Boston Symphony Orchestra)1985年
・パブロ・カザルス(Pablo Casals)
/ジョージ・セル(George Szell)
/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(Czech Philharmonic)1937年
モーリス・ジャンドロン/ベルナルド・ハイティング/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
1枚目は、
モーリス・ジャンドロンのチェロ。
ベルナルド・ハイティング指揮、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団。
残念ながら、
音は見つからず。
ピエール・フルニエ/ジョージ・セル/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2枚目は、
ピエール・フルニエのチェロ。
ジョージ・セル指揮、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。
グレゴール・ピアティゴルスキー/シャルル・ミュンシュ/ボストン交響楽団
3枚目は、
グレゴール・ピアティゴルスキーのチェロ。
シャルル・ミュンシュ指揮、
ボストン交響楽団。
レナード・ローズ/ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団
4枚目は、
レナード・ローズのチェロ。
ユージン・オーマンディ指揮、
フィラデルフィア管弦楽団。
エンリコ・マイナルディ/フリッツ・レーマン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
5枚目は、
エンリコ・マイナルディのチェロ。
フリッツ・レーマン指揮、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。
ジャン・ドクロース/デヴィッド・ジンマン/ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団
6枚目は、
ジャン・ドクロースのチェロ。
デヴィッド・ジンマン指揮、
ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団。
残念ながら、
音は見つからず。
ヨゼフ・フッフロ/ヴァ―ツラフ・ノイマン/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
7枚目は、
ヨゼフ・フッフロのチェロ。
ヴァ―ツラフ・ノイマン指揮、
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団。
堤剛/スデニェク・コシュラー/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
8枚目は、
堤剛のチェロ。
スデニェク・コシュラー指揮、
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団。
第3楽章のみ。
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ/小澤征爾/ボストン交響楽団
9枚目は、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチのチェロ。
小澤征爾指揮、
ボストン交響楽団。
パブロ・カザルス/ジョージ・セル/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
10枚目は、
パブロ・カザルスのチェロ。
ジョージ・セル指揮、
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団。
おまけ
さて、
今回はドヴォルザーク チェロ協奏曲 ロ短調 作品104。
アメリカ時代の終盤、
チェコへの帰国直前の1894年から1895年に書かれた作品。
初演は1986年、
ロンドン・フィルハーモニック協会の演奏会。
独奏はレオ・スターン、
作曲者自身の指揮による。
元々チェコのチェリスト、
ハヌシュ・ヴィハンの依頼でつくられたもの。
ただ、
曲についての注文を言ったことで初演はヴィハンになったようだ。
チェコでの初演と曲を献呈されたのは、
ヴィハン。
この曲の他に習作時代(1865年)のチェロ協奏曲(イ長調、B.10)があるが、
オーケストレーションも完成していない未完成作品。
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