Anton Bruckner : Symphony No.9 in D Minor,WAB109
村上春樹『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽、
88)はブルックナー 交響曲第9番 ニ短調。
曲の構成
この曲は、
4つの楽章から成るはずだったが未完に終わっている。
第1楽章 荘重に 神秘的に
ニ短調 2/2拍子 自由なソナタ形式
第2楽章 スケルツォ 軽く 快活に – トリオ 急速に
ニ短調 3/4拍子 複合三部形式
第3楽章 アダージョ 遅く 荘重に
ホ長調 4/4拍子
ブルックナー 交響曲第9番 ニ短調 6枚のレコード
ここでは、
6枚のレコードが紹介されている。
・ブルーノ・ワルター(Bruno Walter)
/コロムビア交響楽団(Columbia Symphony Orchestra)1959年
・ヤッシャ・ホーレンシュタイン(Jascha Horenstein)
/ウィーン・プロムジカ交響楽団(Vienna Pro Musica Orchestra)1953年
・カール・シューリヒト(Carl Schuricht)
/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(Vienna Philharmonic Orchestra)1961年
・レナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein)
/ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団(New York Philharmonic)1969年
・ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan)
/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berlin Philharmonic)1975年
・カルロ・マリア・ジュリーニ(Carlo Maria Giulini)
/シカゴ交響楽団(The Chicago Symphony Orchestra)1976年
ブルーノ・ワルター/コロムビア交響楽団
1枚目はブルーノ・ワルター指揮、
コロムビア交響楽団。
ヤッシャ・ホーレンシュタイン/ウィーン・プロムジカ交響楽団
2枚目はヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮、
ウィーン・プロムジカ交響楽団。
カール・シューリヒト/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
3枚目はカール・シューリヒト指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。
レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
4枚目はレナード・バーンスタイン指揮、
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団。
ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
5枚目はヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。
カルロ・マリア・ジュリーニ/シカゴ交響楽団
6枚目はカルロ・マリア・ジュリーニ指揮、
シカゴ交響楽団。
おまけ
さて、
今回はブルックナー 交響曲第9番 ニ短調。
ブルックナー最後の交響曲で、
第4楽章が完成されないまま1896年に亡くなってしまった。
1903年、
フェルディナント・レーヴェの指揮でウィーンにて初演。
いわゆる初版とか改訂版と呼ばれているもので、
原典版とは結構違うところが多かったみたいだ。
コメントしてみる お気軽にどうぞ!