Christmas (Comes But Once A Year)
1960年のシングル、
チャールズ・ブラウンの『Please Come Home For Christmas』。
B面は、
エイモス・ミルバーンの『Christmas (Comes But Once A Year)』だった。
今回のクリスマス・ソングは、
その『Christmas (Comes But Once A Year)』。
エイモス・ミルバーンといえば、
ボクの中では『Drinking Song』のイメージが強い。
どうしても、
吉田類の『酒場放浪記』で流れてくる曲が最初に浮かんできちゃう。
『Bad, Bad Whiskey』とか、
『One Scotch, One Bourbon, One Beer』とかね。
でも、
彼もちゃんとクリスマス・ソングを出しているんだね。
曲はエイモス自身と、
アルバート・アンディ ギブソン(クレジットはアルバート・シューベルト)。
Christmastime comes but once a year
Amos Milburn – Christmas (Comes But Once A Year)
I’m so happy and the kids are happy too
You’ll take the next six months to pay these bills
Every time I think about it, it gives me chills
I don’t care, Christmas comes but once a year
クリスマスは年に1度しかやってこない
オレもハッピーだし子供達もハッピーだ
その先の半年間も勘定を支払わなきゃならないだろうけど
いつもそのことを考えて悪寒がするだろうけど
そんなことは気にしない
だってクリスマスは年に1回限りなんだからね
って感じで始まるこの曲、
要は年に1度のクリスマスなんだから支払いのことなど気にせず楽しんじゃおうってところか。
まあ、
後先考えずに楽しむのもありだけど身の丈に合ったものでないとね。
ここでは半年の支払いだから、
どうってことはない。
Charles Brown – Christmas (Comes But Once A Year)
ところでこの曲のカップリングだった『Please Come Home For Christmas』を唄う、
チャールズ・ブラウンのヴァージョンがある。
ただ、
バックの演奏はどうやら同じみたいだ。
どちらが好みか?
といえばやはりエイモス・ミルバーンの方になるかな。
というわけで…
今回のクリスマス・ソングは、
エイモス・ミルバーンの『Christmas (Comes But Once A Year)』。
オリジナルと、
オリジナルと同じバックで唄うチャールズ・ブラウンのヴァージョンをお届けしました。
そういえばトーマス・タッサー1557年の詩集
『A Hundreth Good Pointes of Husbandrie』にこの曲のタイトルのフレーズが出てくる。
At Christmas play and make good cheere,
Thomas Tusser – A Hundreth Good Pointes of Husbandrie
For Christmas comes but once a yeere.
クリスマスには大いに遊んで元気を出そう
クリスマスは年に1回しかこないんだから
まあ、
そういうことだ。
おまけ
♫ Bad, Bad Whiskey ♫
Amos Milburn
♫ Bad, Bad Whiskey ♫
Amos Milburn
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