A Taste Of Honey

The Beatles: A Taste Of Honey

ビートルズのデヴュー・アルバム、
1963/3/22にモノラル盤が4/26にステレオ盤がそれぞれ発売された『Please Please Me』収録曲。

このアルバム、
今更だけどジャケットに『Please Please Me with Love Me Do and 12 Other Songs』とある。

『Please Please Me』なのか？
『Please Please Me with Love Me Do and 12 Other Songs』なのか？

まあ、
どちらでも良い。

EP Twist and Shout

この『A Taste Of Honey』、
シングルにはなっていないけど1963/7/12ビートルズ初のEP『Twist and Shout』に入っている。

このEPはNumber-one EPsで10Wに渡って1位となり、
EPにもかかわらずNME Singles Chartでも4位となっている。

Track	Title	Written by
A1	Twist And Shout	Medley, Russell
A2	A Taste Of Honey	Scott, Marlow
B1	Do You Want To Know A Secret	McCartney, Lennon
B2	There’s A Place	McCartney, Lennon

Variation

この曲は、
アルバム『Please Please Me』以外のものがある。

Orignal

この曲はビートルズのオリジナルじゃあなくて、
カヴァー曲。

なので、
以前に1度出てきている。

そこにもあるように、
この曲は演劇『A Taste Of Honey 』1960年ブロードウェイ上演のために書かれたインスト曲。

書いたのは、
ボビー・スコットとリック・マーロウ。

Bobby Scott: A Taste Of Honey

最初のレコーディングは曲を書いたスコット、
1960年のアルバム『A Taste Of Honey』で3つのヴァリエーションが収められている。

Billy Dee Williams: A Taste Of Honey

ヴォーカル・ヴァージョンの1番最初の吹き込みは、
ビリー・ディー・ウィリアムズ1961年のアルバム『Let’s Misbehave』に収録されている。

Lenny Welch: A Taste Of Honey

それでビートルズがカヴァーしたのは、
多分レニー・ウェルチ1962年にリリースされたシングルのヴァージョンだろう。

アル・フリッシュとラリー・キューシックが書いたB面『The Old Cathedral』と共に、
A面でリリースされている。

Track	Title	Written by
A	A Hard Day’s Night	Lennon, McCartney
B	The Old Cathedral	Firsch, Kusik

Lizz Wright: A Taste of Honey

この曲のカヴァーで挙げなければいけないのが、
リズ・ライトのもの。

2005年、
2ndアルバム『Dreaming Wide Awake』に収録されている。

ギターのビル・フリゼールとパーカッションのジェフ・ヘインズをバックに、
淡々と歌う感じは却って心を揺さぶる。

おまけ Lizz Wright Covers

このアルバムにはビートルズ以外のカヴァーも入っているので、
一緒に聴いておきたい。

Stop

オリジナルは、
ジョー・ヘンリー。

曲も、
ヘンリーが書いた曲。

ヘンリー、
2001年のアルバム『Scar』の収録曲。

I’m Confessin

書いたのは、
クリス・スミスとスターリング・グラント。

タイトルは、
最初は『Lookin’ for Another Sweetie』。

1930年、
トーマス・ファッツ・ウォーラー＆ヒズ・バディーズのシングル。

唄っているのは、
オーランド・ロバーソン。

B面は、
やはりスミスとグラントの『When I’m Alone』。

Track	Title	Written by
A	Lookin’ for Another Sweetie	Chick Smith, Sterling Grant
B	When I’m Alone	Chick Smith, Sterling Grant

その後アル・ネイバーグが新たに作詞して、
ドック・ドーハティとエリス・レイノルズが曲を付けて『Confessin’ That I Love You』に。

A面『So Beats My Heart For You』と共に、
B面でリリースされている。

Track	Title	Written by
A	So Beats My Heart For You	Ballard, Henderson, Waring
B	Confessin’ That I Love You	Neiburg, Daugherty, Reynolds

Old Man

オリジナルは、
ニール・ヤング。

1972年のシングルで、
B面『The Needle and the Damage Done』と共にリリース。

Billboard Hot 100では、
最高位31位。

Track	Title	Written by
A	Old Man	Neil Young
B	The Needle and the Damage Done	Neil Young

Wake Up, Little Sparrow

オリジナルは、
エラ・ジェンキンス。

書いたのは、
本人。

1963年、
アルバム『Rhythms of Childhood』の収録曲。

Get Together

オリジナルは、
チェット・パワーズがディーノ・ヴァレンティという名前で吹き込んだ『Let’s Get Together』。

書いたのは、
チェット・パワーズ。

吹き込まれたのは1963年だけど、
リリースは1996年『Someone to Love: The Birth of the San Francisco Sound』。

A Taste Of Honey 関連 Playlist

最後に、
A Taste Of Honey 関連 Playlist

26曲、
1時間17分。

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The Beatles Cover Songs

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