僕は一人で車を運転するときは、よくロックかブルーズを聴いた。
僕は一人で車を運転するときは、よくロックかブルーズを聴いた。『デレク・アンド・ドミノズ』とか、オーティス・レディングとか、ドアーズとか。
―村上春樹-女のいない男たち-P281
なぜデレク・アンド・ドミノズだけ『』が付いているのか?
はちょっとわからない。
でもまあ、
どれも良い趣味だ。
ボクも相も変わらず、
ずっとこんな感じの音楽を流しているかもしれない。
害のないエレベーターで流れているような音楽が、
悪趣味だとは言わないけれど(言っているか)。
人それぞれ、
好みがあるから仕方がなのだ。
デレク・アンド・ドミノズ
『ドミノス』ではなくて、
『ドミノズ』なんだな。
もちろんこのバンドはクラプトンが居たバンドで、
唯一のスタジオアルバム『Layla and Other Assorted Love Songs』1枚(2枚組だけど)で終わったバンドだ。
ここは『Layla』じゃないの?と思う人も居るだろうけど、
そろそろあの曲はボクの生涯再生回数を超えたのかもしれない。
オーティス・レディング
オーティス・レディング(Otis Ray Redding Jr.)、
1941年9月9日 – 1967年12月10日。
ボクが彼を知ったのは遥か昔、
リアルタイムではないけど1967年の『Monterey Pop Festival』の映像を見た時だった。
飛行機事故でさっさと居なくなってしまったけれど、
残されたものは音も影響もとても大きい。
そういえば以前にこの人の『White Christmas』が出てきたけど、
やはり独特の素晴らしい曲にしちゃうんだよな。
ドアーズ
村上春樹作品には、
ドアーズはよく出てくる気がする。
それって、
村上朝日堂はいほ~の中の『ジム・モリスンのための「ソウル・キッチン」』があるからそう思うだけだろうか?
ボクも通勤の電車で、
今でもドアーズはたまに聴く。
短編集『女のいない男たち』で流れる他の音たちはこちら!
女のいない男たち
村上春樹『女のいない男たち』で流れる音楽たち
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